湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

アマチュアスポーツの立場から

2007-05-06 11:00:39 | Weblog
高校球児の特待生制度の問題は
事態を理解しない高野連とプロ野球界にあります
要するに、アマチュアスポーツは選手の親の負担が大き過ぎるのです

好きでやっているのだから、勝手にしろ、というのであれば
確かに、その通りですから、しかたありません
ですが、これで金儲けをしている人々が沢山いるわけで
その人達が球児と保護者に何もしないのが、問題なのです

利権の上にあぐらをかいて
アマチュアスポーツ選手を食い物にするのが
各種スポーツ団体や協会の体質です
アマチュアスポーツの裏側は、醜い利権がうごめいています

そこでは選手の立場が弱く
選手の保護者の立場はもっと弱いのです
選手の保護者は、何に対しても、意見を言う機会すら与えられていません
ただ、関係者の言いなりになることが、選手生活を続ける条件となるのです

アマチュアスポーツを、もっと楽しめるものにする必要があります
そのためには、協会の立場とチームと立場だけでなく
選手と選手の保護者の立場を強くする必要があります

有効策の一つは、公式試合以外の試合を増やすことです
協会の公式試合に出場するためには
どうしても協会の定めた、プレー以外のルールに従う必要が出てきます
純粋にスポーツを楽しむには非公式試合の方が適しています

正式の協会や連盟以外の、非公式団体が増えるのも良いことです
選手や選手の保護者が、好きなチームや団体を自由に選べることが
根本的な改革につながるのです

競技場の管理者には、競技場の一般開放を進めていただきたい
特に公共団体が管理する競技場は、納税者への義務として
特定団体だけに貸し付けるのは許されないはずです
コメント
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