湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

スパイダーマンを観て

2007-05-04 09:28:28 | Weblog
昨日、スパイダーマンを観てきました
2才の末っ子が、映画館の暗さに脅えて泣くので
どうしようかと、心配しましたが
映画が始まると、面白かったのでしょう
泣き止んでしまいました

変身形英雄というのは、世界中に存在します
有名なのはスーパーマン、ウルトラマン、バットマン・・・
日本では、月光仮面などが代表的なヒーローです

世に知られることのない普通の人が、超人的な英雄であるという設定は
民主主義社会の作り出した英雄像です
英雄的行為をしながら、身分を明かすことなく去っていく
そして普段は、人々に気付かれることなく、平凡な市民として生きている

恋の悩みや友情、職場の人間関係の悩みまで、平凡な普通の人
それが特に、アメリカ型の変身ヒーローの特徴になりつつあります

スーパーマンは宇宙人、バットマンは大富豪・・・
それに対し、スパイダーマンは平凡なフリーのカメラマン
ただし、蜘蛛に刺されて、体質が変化してしまっている・・・

スパイダーマンはバットマンとスーパーマンをミックスしたような性格です
ワイヤー(蜘蛛の糸)を使って空間を移動するのはバットマンと同じ
特殊な体質とジャーナリストであることはスーパーマンと同じ

スパイダーマンは収入も少なく、恋人もいるので
スーパーマンことクラーク・ケントに似ています
そして彼の友人には、バットマンみたいな大富豪の息子がおり
友情と対立のドラマを作り出していました

普通の市民、ジャーナリスト、大富豪、鍛えられた肉体
宇宙、特殊能力、空間の自由な移動・・・そんなところが
アメリカン変身ヒーローのコンセプトのようです
コメント
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