無意識日記
宇多田光 word:i_
 




4月8日(月) 19:00~ 21:00 TBS系列「CDTV LIVE LIVE」出演『First Love』pt.1 pt.2 pt.3 4月22日(月)18:59 終了予定
      21:00~ Youtube 4K『First Love』プレミア公開

4月9日(火) ベストCD『SCIENCE FICTION』店頭陳列日
      12:00~ 『SCIENCE FICTION TOUR 2024』ベスト盤購入者対象チケット受付開始 (お知らせ)
      21:00~ Youtube ムービー『綾鷹 meets 宇多田ヒカル ‘traveling’』公開
      23:59 配信版『SCIENCE FICTION』プレオーダー〆切

4月10日(水) ベストアルバム『SCIENCE FICTION』発売日
      4:00 Youtube インタビュー12分42秒公開 
      10:00 25周年くまちゃんARサイトオープン 
      11:00~ 20:00 原宿ポップアップストア
      18:00~ 20:00 FM802トレビアン・ボヘミアン・スペシャル 2024 放送 18時台 19時台
      19:00~ 21:00 NorthWave トレビアン・ボヘミアン・スペシャル 2024 放送
      21:00~ 23:00 CrossFM トレビアン・ボヘミアン・スペシャル 2024 放送
      21:00~ 23:00 Zip-FM トレビアン・ボヘミアン・スペシャル 2024 放送
      21:00~ Stationhead 『SCIENCE FICTION』オンライン・リスニング・パーティ 要アプリ:Apple StoreGoogle Store
      26:30~ 29:00 MBS「Mラジ Music Treasures」コメント出演 (1) (2) (3)

4月11日(木) 11:00~ 20:00 原宿ポップアップストア

4月12日(金) 11:00~ 20:00 原宿ポップアップストア

4月13日(土) 00:00~ Spotify トレビアン・ボヘミアン・スペシャル 2024 完全版配信開始
      11:00~ 20:00 原宿ポップアップストア 体験動画
      13:00~ TOKYOFM(JFN系列各局)「JA全農COUNTDOWN JAPAN」出演
      19:56~ 日テレ系「with MUSIC」出演『二時間だけのバカンス feat.椎名林檎』『One Last Kiss』 4月20日(土)18:59 配信終了
      21:00~ Youtubeプレミア公開 『SCIENCE FICTION』オンライン・リスニング・パーティ

4月14日(日) 17:30~ 21: 00 MTV Japan 「宇多田ヒカル MUSIC VIDEO HISTORY」初回放送
       21:00~ AWAラウンジ『SCIENCE FICTION』オンライン・リスニング・パーティ

4月15日(月) コカ・コーラ「綾鷹」リニューアル
       22:00~ 24:00 J-Waveトレビアン・ボヘミアン・スペシャル 2024 放送

4月16日(火) 出演TVCM『新・綾鷹出会う』篇 放映開始 15秒CM インタビュー
       22:00~ 24:00 SSTV『宇多田ヒカル リクエストランキング

4月17日(水)

4月18日(木) 21:30~ 25:00 MTV Japan 「宇多田ヒカル MUSIC VIDEO HISTORY」リピート放送
       22:00~ 22:45 NHK MUSIC SPECIAL 宇多田ヒカル ~教えて!ヒカルさん~ 本放送
       NHK+ 配信期限 :4/25(木) 午後10:44 まで

4月19日(金) 10:25~13:55 TBS系「ひるおび」エンタメFun 宇多田ヒカル特集 tw

4月20日(土) 19:00~20:54 日テレ系「wiith MUSIC 2時間SP」インタビュー完結編 (28:17~ ) 4月27日(土)19:55 配信終了予定

4月21日(日) 23:00~23:55 テレ朝系「EIGHT JAM」宇多田ヒカル特集・インタビュー

4月22日(月) 23:50~ 24:35 NHK MUSIC SPECIAL 宇多田ヒカル ~教えて!ヒカルさん~ 再放送

4月23日(火) 「  ?  」
       22:00~ 23:00 SSTV 「宇多田ヒカル 『SCIENCE FICTION』SPECIAL

4月25日(木) SFマガジン 2024年6月号発売 「 宇多田ヒカル x 小川哲 特別対談」

4月26日(金) NYLON JAPAN 2024年6月号発売 44ページ大特集
      21:00~ 22:00 MTV Japan「宇多田ヒカル Top10」初回放送

4月28日(日) 23:00~ 23:55 テレ朝系「EIGHT JAM」宇多田ヒカル特集・完結編 HP< New !

4月30日(火) 19:30~ 23:00 MTV Japan「宇多田ヒカル MUSIC VIDEO HISTORY」リピート放送
      23:59 『SCIENCE FICTION TOUR 2024』ベスト盤購入者対象チケット受付終了

5月14日(火) 13:00 『SCIENCE FICTION TOUR 2024』ベスト盤購入者対象チケット抽選結果発表



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うただひかるた(1998-2012)

【あ】「ありがとうと 君に言われると なんだか切ない」Flavor Of Life
【い】「今プライドを捨てて お願いしてる」Another Chance
【う】「うまくいかなくったって まぁいいんじゃない」Kiss&Cry
【え】「エンドレスに疑うより 最後まで」 嘘みたいな I Love You
【お】「落ち着きがないとはよく言われるの」ドラマ

【か】「かあさんどうして そだてたものまで」Be My Last
【き】「今日という一日も 最初から 決まってたことなのか」海路
【く】「クールなポーズ決めながら 実を言うと 戦ってた」Keep Tryin'
【け】「現実は極上の夢でごまかそう」Never Let Go
【こ】「こんなに青い空は見たことがない」 嵐の女神

【さ】「最後のキスはタバコの Flavor がした ニガくて切ない香り」First Love
【し】「自由でもヨユウでも 一人じゃ虚しいわ」 Prisoner Of Love
【す】「好きで好きでどうしようもない それとこれとは関係ない」SAKURAドロップス
【せ】「全力尽くしてもダメだったら それもまた風流」プレイ・ボール
【そ】「そろそろ部屋から出ておいで」はやとちり

【た】「大好きだから ずっと 何にも心配いらないわ」Stay Gold
【ち】「近づきたいよ 君の理想に おとなしくなれない」Can You Keep A Secret?
【つ】「冷たい草の上に倒れ込み」テイク5
【て】「点と点を つなぐように」 Deep River
【と】「どんな時だって たった一人で 運命忘れて 生きてきたのに」光

【な】「七回目のベルで受話器を取った君」Automatic
【に】「逃げたら余計 怖くなるだけって 分かってはいるつもり」Show Me Love
【ぬ】「抜き打ちで君の愛試します」 A.S.A.P.
【ね】「根暗なマイ・ハートに 一つ花が咲いた」Making Love
【の】「逃れ逃れ 辿り着いたこの部屋」I Love You

【は】「激しい雨に 鳴り止まない遺伝子」This Is Love
【ひ】「開いたばかりの 花が散るのを 「今年も早いね」と」桜流し
【ふ】「不景気で困ります(閉めます)ドアに注意」traveling
【へ】「ヘッドフォンをして ひとごみの中に隠れると」For You
【ほ】「ぼくはくま くま くま くま」ぼくはくま

【ま】「街中が君に恋してる」Can't Wait 'Til Christmas
【み】「未来はどこへでも続いてるんだ」Passion
【む】「無理はしない主義でも 君とならしてみてもいいよ」DISTANCE
【め】「目の前にいる君が少し輝き 周りが見えない」Eternally
【も】「もしも願い一つだけ 叶うなら」Beautiful World

【や】「優しい瞳を持つ化け物が目を覚ます」Celebrate
【ゆ】「夢も現実も目を閉じれば同じ」In My Room
【よ】「用意したセリフは 完璧なのに また電波届かない 午前4時」Movin' on without you

【ら】「ラララらララ ラララヲウヲオ」WINGS
【り】「リスクがあるからこそ信じることに意味があるのさ」Wait & See ~リスク~
【る】「留守電になってる夜中 メッセージ聞きにもう一度かけたい」 Addicted To You
【れ】「恋愛なんてしたくない 離れてくのはなぜ?」BLUE
【ろ】「Lonely Eyes 君かもしれない」東京Nights

【わ】「笑う門には福来る」Fight The Blues
【を】「ヲー!」幸せになろう
【ん】


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この間の日曜日の話。

きっかけは、うちのTweenで設定している「"Utada"検索ストリーム」で呟かれた、一枚の写真でした。(肝心のツイートのURLが目下見つからないのだけど)

どうやら、タイの人のツイートらしい。ヒカルもやっぱりワールドワイドと改めて感心。

で、その写真は「WILD LIFE」DVDのジャケット写真。まぁそれは何の変哲もないのだけれど、右下に貼られたシールにくっきり「WARNER MUSIC THAILAND」と書いてあるのが目に付いた。タイのワーナーミュージック!

タイにもEMIあるんじゃないの?と思って調べてみると、実態はどうかはともかくちゃんとあるにはあるようだ。

> http://www.emimusic.com/d2c/emi-list-of-companies/
EMI Music (Thailand) Co. Ltd Ltd Thailand

一体どういうことだろう、と思いこの写真に貼り付けてあるURLに飛んでみた。ここ

どうやら、タイの通販サイトらしい。Utada検索してみる。全18件ヒット。内訳は以下。

> DVD (3) [1] | DVD (ALL) [1] | CD [14] | VCD-ไทย [2]


まず、「WILD LIFE」DVDをみてみる。
確かに、「Distributor : Warner Music」と書いてある。つまり、配給はワーナーミュージック。
459タイバーツというとgoogleさんによれば約1179円。安っ。
一方で「Copyright/Studio EMI Music」とも書いてあるから、著作権はEMIのもの。
Release Date : 21/07/2011」とあるから、どうやらまだ発売されてから日もたっていないらしい。

更に、貼り付けられている裏ジャケットの写真をよくみてみる、と、次のように日本語、及び英語で書いてある。

韓国、インドネシア、香港、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、中国、台湾国内頒布専用
Only For Distribution In Korea, Indonesia, Hong Kong, Malaysia, Singapore, Philippines, Thailand, China, Taiwan

そして、その脇にはしっかりと「株式会社 EMIミュージックジャパン」の文字、更に、「MANUFACTURED, MARKETED, DISTRIBUTED IN THAILAND UNCER EXCLUSIVE LICENSE TO WARNER MUSIC THAILAND.」とある。つまり、「原盤権は依然EMIにあるが、タイでの製造、販売、配給の独占権はワーナーミュージックタイランドにある」という訳である。いつの間に。昔は、EMIタイランドが売ってたはずなんだけど。タイに出張に行く某odyssey氏もそのように言っていた。



他の製品も、みてみよう。

・ 28/03/2001 import - Distance 2,320.00 ≒ 5958円
・ 05/07/2004 United - VCD : Utada Hikaru: Unplugged (EMI) 199.00 ≒ 511円
・ 26/11/2004 Warner - Utada Hikaru Live In Budokan (EMI) 499.00 ≒ 1282円
・ 30/09/2004 Univer - Exodus 399.00 ≒ 1025円
・ 05/10/2004 import - Exodus 710.00 ≒ 1823円
・ 04/07/2006 import - Single Collection Vol.1 940.00 ≒ 2414円
・ 10/04/2007 import - Flavor Of Life 740.00 ≒ 1901円
・ 29/08/2007 import - Beautiful World / Kiss & Cry 1,130.00 ≒ 2902円
・ 03/12/2007 Warner - VCD : Utada Hikaru: Singles Clip (EMI) 179.00 ≒ 460円
・ 31/03/2009 Univer - This Is The One (SJB) 425.00 ≒ 1092円
・ 02/04/2009 Univer - This Is The One (LEP) 279.00 ≒ 717円
・ 12/05/2009 import - This Is The One 510.00 ≒ 1310円
・ 29/05/2009 Warner - Heart Station 399.00 ≒ 1025円
・ 27/08/2009 Warner - Single Collection Vol.1 399.00 ≒ 1025円
・ 29/07/2010 Warner - First Love 399.00 ≒ 1025円
・ 29/07/2010 Warner - Distance 399.00 ≒ 1025円
・ 23/12/2010 Warner - Single Collection Vol.2 399.00 ≒ 1025円
・ 21/07/2011 Warner - Wild Life 500.00 ≒ 1284円


左から、日/月/年 配給元 - タイトル お値段(タイバーツ&日本円)。

お値段はSRP(Suggested Retail Price/希望小売価格)の方で表示した。
配給元のUniverはUniversalの略。importは輸入盤、即ちタイ国外盤。

なるほど、こうしてみれば大体の事情が分かってくる。
まず、Heart Station アルバムが日本発売から1年余りを経て2009年8月27日にワーナー(タイランド)から発売になり、それを追うように同年8月27日にはSingle Collection Vol.1が、翌2010年には7月29日にFirst LoveDistanceが同じくワーナーから同時(再)発売になった、という経緯らしい。これらのアルバムは総て値段が統一されており、何れも399タイバーツ≒1025円である。タイ国内の配給網で正規盤の宇多田ヒカルのアルバムを一定価格で供給することが可能になった、ということだろうか。

更に同じく、2010年12月23日には日本から遅れること約1ヶ月、Single Collection Vol.2が399タイバーツ≒1025円で発売になっている。今回のWILD LIFEも、同様の流れだろう。

たとえば、Distanceアルバムは“import”、海外からタイへの輸入盤、即ち日本からの輸出商品もあり、これは発売日表記が日本での発売日2001年3月28日になっていて、値段も約6000円とバカ高い。これでは確かに、ファンも手が出ない。タイ国内での配給が決まり、日本円にして約1000円で手に入るようになったのは喜ばしいことだ。



とすると、「じゃあ、このタイ盤を日本に逆輸入したら、少しくらい上乗せされても日本盤(約3000円)より安く仕入れることができるんじゃないの?」と思うところだが、もちろんそれは上記のように、「各国国内頒布専用」とある通り、許されていない。これらWarner Thailandの配給商品、例えば Single Collection Vol.2の裏ジャケット写真(こちら)をみてみよう。こう書いてある。

[日本国内頒布禁止(14・11・23まで)]
このCDは、日本で頒布されているCDと同一で、専ら日本国外で頒布する事を条件に権利者から許諾を受けています。

SC2の日本発売日は2010年11月24日だから、丸4年日本への逆輸入禁止の措置が取られている訳だ。そりゃそうだわな。


他のワーナー商品も同様。
First Loveの裏ジャケ、Distanceの裏ジャケには上記の「このCDは、~」の記述がある。
Heart Stationの裏ジャケにはその記述に加えSC2同様、[日本国内頒布禁止]の記述もあり日付は 12・03・18」で、Hステ日本発売が08年3月19日だからこちらも丸4年逆輸入禁止である。
恐らく、First LoveとDistanceは日本発売日から既に4年以上過ぎている為逆輸入可なのだろう。まぁ、多分値段では中古盤の方が安い気はしますが。
Single Collection Vol.1については、裏ジャケ写真が掲載されていない為詳細不明。



以上をまとめると。

・タイではHeart Station以降宇多田ヒカルはWarner Music Thailandが製造と販売と配給を担当している。
・EMI MUSIC JAPANは、9つの国と地域(韓国、インドネシア、香港、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、中国、台湾)で宇多田ヒカルの作品を「国内販売」している。
・それらの商品は、恐らく逆輸入措置として日本発売日から4年間各国々国内頒布専用盤。


んで、これで明確になったのは、EMI Music Japanがアジアで10にのぼる国と地域で宇多田ヒカルを売っているという事実。かなりの規模だ。どれくらいかというと、外務省の頁とWikipediaによれば、各国と地域の人口は夫々、日本1億2700万、韓国4730万、インドネシア2億600万、香港690万、マレーシア2330万、シンガポール400万、フィリピン8830万、タイ6060万、中国12.4億、台湾2300万人。(2011年現在より古いデータな点は注意) 仮に中国を除いたとしても単純人口合計は5.8億人と、現時点でEU27カ国の総計より大きい市場を既に相手にしているわけだ宇多田ヒカルは。勿論、各国の日本への関心度を鑑みないと意味のない数字ではあるけれど。

復帰後は全世界でEMI配給となる見通しだけど、既に9つの国と地域でリリースが進んでるんならアジア圏での移行は比較的スムーズだろう。あとは北米、欧州、南米か。アジアも、まだインドが入ってないのが気掛かりだけど、こちらはまだまだこれからか。



***** *****


余談。件のboomeran.co.thには This Is The One が3種類あるけれど、推測すると、恐らくそれぞれ以下のような概要になる。


・ 31/03/2009 Univer - This Is The One (SJB) 425.00 ≒ 1092円
これは、裏ジャケによると、Come Back To Me が1曲目でボーナス・トラックなしなので欧州盤或いは韓国盤あたりか?

・ 02/04/2009 Univer - This Is The One (LEP) 279.00 ≒ 717円
これは、表ジャケからもわかる通り、Thailand Editon,ユニヴァーサル・タイランドから発売された“タイ国内盤”であろうと思われる。

12/05/2009 import - This Is The One 510.00 ≒ 1310円
これは、On And On から始まる曲順からして日本盤の輸入かと思われる。が、発売日がUS盤発売日である5月12日になっているのが気にはなる。



同作は今の所最も多くの各国盤が存在するアルバムになっているかもしれない。コレクターはThis Is The Oneを何枚持てばいいのやら。






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ツイッターにおける作品性の欠如は本質的なものである。本来、小説や詩や歌や芝居の台詞の中に組み込まれるかもしれなかった名文句の数々がふぁぼられりついされて(※お気に入り登録やリツイートされて)拡散し薄まってゆく。勿論波と波が合わさってより大きな波になる事もあるが、それは拡散するが故に(特に時間軸上において)局所的であり、作品性を獲得する事がない。もう少し丁寧にいえば、140文字以下の文学としての作品性までしかここでは生まれ得ない。俳句や短歌ならその枠の中だな、と早合点してはいけない。そういった作品は今迄必ず句集や詩集、歌集といった体裁で提示されてきたのだ。作者が単独であれ複数であれ、そこには編者の世界観が如実に反映されていた。言い換えれば、編集や添削、統合や整理といった過程が内在的であったのだ。しかしツイッターは編集を完全に外部にもち、しかも改変はまだまだ市民権を得ていない(非公式RTの改変に警戒感がもたれている)。仮に今後市民権を得て周知されたとしても拡散性という本質は消え得ない。

でだ。勿論Togetter等のツイートまとめシステムはあるものの、それは度を過ぎればチャットの過去ログや往復書簡に近くなっていき、即ち旧来の仕組みに組み込まれ直されてゆく。結局、Blogやチャットの利点は見直され、今後はそれぞれの役割分担が明確になっていくだろう。特に日本では震災を契機にツイッターの知名度は格段に上がる。もしかしたら、有吉風にいえばバカにもう見つかっているのかもしれない。

光は、元々Message from Hikki という独自のシステムとメールフォームMail to Hikki をメインとしたHPを駆使してネットを利用してきた。当初は最先端だったこのシステムも今やアナクロな感覚が漂う。一方でしっかりストリーム&チャットやブログ、そして今回のツイッターとその時々のニーズの高まりに応えてシステムを臨時運用してきた。各種ブログは期間限定という約束通り、あるものは更新停止、あるものはアクセス不能、あるものはなんか途中…という風に。

さてではツイッターはどうすべきなのだろう。当初の予定通りしっかり期間がきたら終わるべきだろうか。先ほど述べたように、ツイッターへの"熱狂期"は(バカにみつかることで)収束に向かい、ブログやチャットのようにWebを効率的に利用する手段の一つとして相対化されていくことだろう。まぁ他のシステムと違い、twitter.comが存在し各クライアントを通じて…なんて話はまぁ他の人に任せておくとして、その相対化がどの程度のラインに落ち着くかが見極めどころである。

ファンの方はひとりも「やめてほしい」と考える人はいない。「やめるべきだ」というスジ論を唱える人であっても@utadahikaruがTLから消える事自体に万歳三唱する人は…検索以外ではここ読みに来ないわな…まぁつまりいらっしゃらないとみていいだろうとりあえず。なので、当初の約束をなかったことにするのは、感情的には反対されない。ひとこと、「これから呟きは不定期になります。ひょっとすると何ヶ月も呟かないかも」と書いておけばよい。RSS以前のメッセは確かにこちらからアクセスしなければ更新されているかどうかわからなかったからそういう言い方で気をもたせるのは心にヒッカカルものがあっただろうが、ツイッターというシステムは、ただ待っていれば発言が転がり込んでくる(これが拡散性という本質のキモ)所が大きい為、言い方はよくないが、みんな@utadahikaruがそこに在るという安心感によって、逆に“宇多田ヒカルのことを忘れていく”。勿論、最初っからライトファンはニュースにでも載らなければメッセを確認しにいくこともなかっただろうが、コアなファンとライトなファンの中間層(多分、これは意外に大きい)の“忘れ具合”は、ひょっとするとメッセを放置していた頃より甚だしくなるかもしれない。光としては、緩やかに人間活動に入っていく為には、Twitterアカウントをそのままで置いておくことが有利にはたらくことになるかもしれない、のだ。今迄の音沙汰なしではなかなか合点がいかなかった“No News Is A Good News”、便りのないのは良い便り、という頼りない慰めが、ほんの少しだけ説得力を増すかもしれない。Twitterの流れの速さ、拡散の大きさは、人のイメージを薄れさせる作用もある訳である。

まぁ尤も、ここを定期的に読んでいてくれるような向きにとっては、メッセだろうがツイッターだろうが毎日宇多田光欠乏症候群なのだから、音沙汰が24時間ないだけで狼狽し始めるんだろうなぁ、、、ホント、バカばっかw(<お前が言うなの大合唱♪)


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停電の影響で通常更新は取り止めにして番外編ということで昨晩のツイートを軽く纏め直したいと思ふ。

恐らく、今回被災死した方々の中にも確実に宇多田ヒカルファンは居る筈で、見知らぬ仲間達の事を考えると悔やんでも悔やみ切れない。地域性からみて一度もナマで光が唄う姿を観る事なく、というケースも多々あったに違いない。が、それは今回の様な大規模災禍のケースに限らず(こう言うのも些か奇妙だが)通常の事故や病気で亡くなっていった方々にも言える事だ。そして、光は今迄様々な手段でそういった人々の存在を痛感してきている筈。それを承知・覚悟の上でそれでも今人間活動に入らなければならないと決めたのだから、それはもう熟慮に次ぐ熟慮の上での決断だと思う。

何が言いたいかというと、今回の事があったからといって例えば復興支援コンサート等への参加を被災地の内からも外からも彼女に要請するのは些か酷かもしれない、という話だ。勿論、それによって勇気づけられ励まされる事は間違いないしそういう要望を出す事が間違いだとも悪い事だとも思わないが、例えそういったオファーを出した際に断られたり、無反応だったり、或いはレコード会社主催イベントやフェスティバル等へ不参加だったとしても彼女を批難するのは筋違いだという事だ。恐らく、どこの部署もアーティスト活動休止宣言を尊重してくれると思うので、そういった混乱はなさそうだとは思うけど。

一方で、そういった背景を翻して彼女が一時的にでもアーティスト活動を行った場合もその決断に対して異を唱える事はしないし、出来れば皆もしないで欲しい。人生何が起きるか解らない。流石に光もここまで大きな災害がこのタイミングで起こる事は予測できなかっただろう。尤も、昨年末二十四の瞳についてツイートした直後に映画版主役の高峰秀子が亡くなったり今回も祝島の原発問題を扱った映画の話をした直後に原発が国民的関心事になったり、と相変わらず物事のタイミングはよいのだが。ただ、勿論コレは結果論で“真の予言性”とは、言った当人がその真意を測り倦ねるものなので、光当人が一番驚いてるのは間違いない。それもまたいつものことかもしれない。


あれ?なんか結構当たり前の事書いちゃったかな?(汗) ココの読者にとっては「何を今更」な話だったかもしれませんすいませんっしたっ。


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「バ結リレー」でググってみたら、0件。
誰も言ってないのかな。ちと意外。
意味は勿論、“2ch(ν速やらVipやら)でヒカルのスレが立つと
次々と「ババァ結婚してくれ!」ってレスが続くこと”
、ですw

いつのまにやら2chでの人気・支持率が絶大になってる。
貶されるよりはずっといいけど、なんかこそばゆいねw


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28日のお昼にtwitterで@hikki_staffからこんなツイートがあった。

報道に関する訂正【拡散希望】:一部報道で『宇多田ヒカルが「愛の讃歌」をカヴァーしている』とされてますが、宇多田ヒカルがカヴァーしているのは、あくまで原曲の「Hymne a` l'amour」です。気になる後半の日本語歌詞の全貌は10/9に明らかになる予定。
http://twitter.com/hikki_staff/status/25751933062

見て、すぐリプライした。

@hikki_staff 趣旨把握。拡散了解。が過去に原曲の"邦題"が"愛の賛歌"としてリリースされたケースはないの? "21世紀の精神異常者"の様に再発時邦題が変更される事とかもあるし。歴史的経緯として"愛の賛歌"は日本語版のみの呼称として定着してるのなら無問題か。確認迄。
http://twitter.com/i_k5/status/25753157313

本当はこっちで調べたかったんだけど、お昼に携帯でちらっと見て書いただけだったからこれが限界でした。ので、
調べてみました。

えっと、まず基本的なことですが。
邦題というのは、海外の作品に対して“原題表記のまま日本で発売しても、読んだり呼んだり書いたりするときにいろいろと不便だから”ということで“海外制作の作品に原題とは別に日本語でつけた題名のことを指します。たとえば、【IRON MAIDEN “The Loneliness Of The Long Distance Runner”】っていう曲があるとして、このまんまじゃ日本語ネイティブな日本人は題名が長過ぎて覚えられないから【アイアン・メイデン“長距離ランナーの孤独”】という表記にして発売等々します。(ちな!みにこの曲の原題は昔のイギリス映画から取られているので、映画での邦題をそのまま楽曲の邦題に援用したんでしょうな) この場合はそのまま直訳の日本語にしただけですが、中には工夫を凝らされたものもあって、【PINK FLOYD “One Of These Days”】なんかは【ピンクフロイド“吹けよ風、呼べよ嵐”】なんていう一見同じ曲かどうかすらわからない邦題がついてたりします。ここらへんはレコード会社の担当氏の裁量の様子。これまた余談ながらこの邦題をつけたのは元EMIの石坂敬一氏。

で、本題ですが。

結論からいうと、“愛の賛歌”は【Edith Piaf“Hymne a l'amour”】の邦題表記であり、報道を訂正する必要はないみたいです。

今年の6月にEMIから発売された“レコード会社所有のオリジナル・マスター音源使用! ”を謳うCD(こちら)でも、“愛の讃歌”という邦題がついてます。(Wikipediaも参照のこと)

話を整理すると。フランス語で歌われた【Edith Piaf“Hymne a l'amour”】という曲を日本で発売するにあたっての表記、即ち邦題が【エディット・ピアフ“愛の賛歌”】であり、その日本語版カヴァー、つまりエディット・ピアフが歌ったものとは別のトラックである(例えば越路吹雪の)“愛の賛歌”と(結果的に)同じタイトルであるということ。

ここらへんがややこしい。

恐らく、こういうことになる。つまり、今回宇多田ヒカルが今回リリースする【“Hymne a l'amour(イム・ア・ラムール) ~愛のアンセム~”】は、【Edith Piaf“Hymne a l'amour”】のカヴァーではあるものの、その日本語版である従来の“愛の賛歌”とは全く別の歌詞をもった曲である、と。なので、この曲は“愛の賛歌”ではなく、“愛のアンセム”という新しいタイトル、新しいカヴァーとしてリリースしたいということなのだと、思います。及び、フランス語のパートもあるので、原題も併記して、こういう名づけになった、と。ですが、そもそも本来のエディット・ピアフの歌う“Hymne a l'amour”の邦題表記が“愛の賛歌”なので、原曲の邦題とその日本語版カヴァーが同じ“愛の賛歌”な為、ただ“愛の賛歌”と書いただけではどちらのことを指すかわからない。結局、一部報道で『宇多田ヒカルが「愛の讃歌」をカヴァーしている』と書いても何ら間違いではない、という話になります。そもそも、報道ってたぶんスポーツ紙のことだろうし、新聞上では縦書きな上字数にも制限があるから原題の“Hymne a l'amour”って書くより“愛の賛歌”と表記した方が色々と都合がいいんでしょうね。

しかしとにかく、今回のスタッフ・ツイートの主旨は「今度ヒカルが歌う“Hymne a l'amour”は、今迄の日本語で歌われた“愛の賛歌”とは違う、“愛のアンセム”なんだ」ということなので、まぁそこだけ押さえとけば大丈夫でしょう。こちらからの進言としては、≪報道に関する訂正【拡散希望】:一部報道で≫という部分は特に書く必要はなく、≪宇多田ヒカルがカヴァーしているのは、あくまで原曲の「Hymne a l'amour」です。≫という部分だけを強調すればよいのではないか、ということになります。


早朝から書いたのでタイム・オーバー。
ごちゃごちゃした読みづらいエントリですいませんでした読者諸氏m(_ _;m

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http://alfalfalfa.com/archives/392963.html

なぜかこのタイミングでアルファルファモザイク(2chまとめブログのひとつ)に
「詩・ポエム板」の「宇多田ヒカルの詞を語る」スレのまとめが掲載されてる。
元板はいろいろとややこしいので、これは読みやすくていい。
まぁ勿論まとめた人のバイアスがかかってるだろうけどね。
ようつべのリンクがなぜかStaindでワロタw

元板:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1229151222/

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いっぺんにいろいろいわれても消化しきれんて全くもう♪<満面の笑みw

「デビュー10周年を記念し、初のオフィシャルブック2冊同時発売決定!」

http://www.emimusic.jp/hikki/uh_10th/
該当ページからそのままコピペさせてもらうと。

===== =====

点 -ten-

デビュー時の成功と戸惑い、結婚そして離婚…作品が出来上がるまでの葛藤と喜び、
そして彼女自身が持つ心の闇と祈り。
宇多田ヒカルが宇多田光として、この10年を初めて振り返りながら書き下ろす渾身の文章にはじまり、
オフィシャルライター松浦靖恵さんによるオフィシャルインタビューの総括、宇多田ヒカル語録などで構成。
10年の軌跡を当時の写真とともにギュっと凝縮した一冊。

線 -sen-

デビュー以来続いているWEB日記「Message From Hikki」。
そのWEB日記がはじまった1999年1月~2008年12月までの書き込み全エントリーを初の書籍化。
アルバム「First Love」のジャケットを撮影したカメラマン久家靖秀氏による新たに撮りおろした
オールロケ撮影の写真も収録。

===== =====

つまり、この10年の軌跡を振り返る光の書き下ろしが中心の『点-ten-』と
メッセの集大成を書籍化したものをメインとした『線-sen-』の2冊というわけか。

さて、何冊ずつ買おうか?(笑)
鑑賞用、保存用、遠慮なく書き込める用、お守り、贈答向け、えぇとあとは、、、

文庫サイズもすぐに出してくれるかのぉ、、、<気が早いにも程が


でだ。

たぶん、だけど。

『点-ten-』と『線-sen-』というタイトルは
松本清張
の代表作「点と線」も勿論念頭にあるんだろうけど、
(いやもちろんいちばんは“Deep River”ですがね)
それぞれ、「ten~10」&「sen~1000」とかけているのではないかなぁ。

「ten~10」ってのは、もちろん10周年記念のことを指していて。
「sen~1000」ってのは、メッセが1000回を超えたことを指しているのでは。

さっき数えてみたらこの前のエロマジン(←なんとかしろコレw)で1110回だった。合ってる?
まぁプラマイ100回くらい間違えてるかもしれんが(笑)、とりあえず
1000回前後なのは確実だと思われます。途中で、UPしたつもりが消えてたり
一度UPしておきながら引っ込めてネタに使ったり、といったこともあったので
どれが何回目かとかはあんまり意味をなさなさそうなんじゃが、
1000回目のメッセは【2008.2.23(Sat) 20:48 [表]】、
1100回目のメッセは【2008.11.13(Thu) 15:36 [くまちゃんまで・・・!] 】、かな。

僕同様ヒマでヒマでせうがない人は数えてみてくらはい(>ε<;)


以上、ハンドルネームが「点と線と影」で出来ている人からの報告でした☆w



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何故だか陽も昇らぬ暗い早朝から
米流通大手「Bestbuy」での“宇多田ヒカル(EMI)”のコンテンツを調べてしまった。
後悔はしていない。

「bestbuy」って何!?という人はwiki参照。

“宇多田ヒカル”の作品がbestbuyで流通したのは、「ULTRA BLUE」が最初らしい。

http://www.straight.com/article/on-the-verge-12

Utada Hikaru
Ultra Blue

Virtually unknown in North America, Utada Hikaru is one of Asia's Biggest selling Pop superstars! Utada's first studio outing in 1999 “First Love”� sold more than 9.5 million copies, making it the biggest selling debut album ever released in Japan! “Ultra Blue”� marks the first domestic release for this Asian sensation!

Website: www.toshiba-emi.co.jp/hikki/
CD Available from Best Buy: $14.99


訳:「北米では事実上無名だが、ウタダ・ヒカルはアジアで最大売上を誇るポップ・スーパースターのひとりなのだ。ウタダの1999年の最初のスタジアルバム「First Love」は950万枚以上を売り上げ、日本でリリースされた今までのデビューアルバムのんかで最高記録となった。「ULTRA BLUE」は、このアジアン・センセーション初の米国内リリース作品となります。


当時のレートはわからないが、最近の為替相場でいくと
14ドル99セントは大体1400円くらいか。日本の半分以下の価格だ。
羨ましい。

踏まえておくべきなのは、これが、bestbuy限定流通とはいえ、
正規の“米国盤”であるということ。
GUNS&ROSESのニューアルバムがbestbuy限定流通だった(らしい)のは
記憶に新しいところ。

もし、米国内で僕らが買ってる“日本盤”を手に入れたければ、船便を使って日本から
輸入せねばならず、その代金は素晴らしいものとなるのだ。

Ultra Blue [Import] - CD

「Import」、向こうからみれば輸入盤なわけであるが、
その値段たるやなんと$54.99、日本円にして5100円くらい。
元々の日本での値段が3000円以上な上船便でよっこらしょと輸入すると
これくらいの値段になってしまう。だから、“米国でプレスして”(多分)、
米国で流通させれば、上記のように1400円くらいに抑えられるわけ。

ところが、その“米国流通盤”は今現在リストには見当たらず、
その代りといっちゃあなんだが、「ULTRABLUE」の「タイランド盤」が
存在してこのbestbuyで流通しているらしい。何故タイなんだ。

Ultra Blue [Import] - CD
 Release Date: 10/24/2006
 Label EMI Records (Thailand)


一方、「HEART STATION」も面白いことになっている。
なぜかアイテムが3つもあるのだ。

1.Heart Station - CD 3/19/2008 Genre-Pop Label-EmiJapan $49.99
2.Heart Station - CD 4/29/2008 Genre-Pop Label-UNKNOWN $19.99
3.Heart Station - CD 9/30/2008 Genre-Asian Label-UNKNOWN $12.99


1番目のは正規盤だろう。発売日は日本のものだし、値段もバカ高いし、日本盤を輸入して販売しているルートを感じさせる。

しかし、2番目のと3番目のは一体何なんだ!?
2の4月29日のは約20ドル、つまり1900円と格安だから、
アメリカ国内盤(つまりbestbuy流通)かと思ったが、
楽曲クレジットがないし、
何よりレーベル名がEMIでなく「UNKNOWN(=「誰やねん」)」となっているのだ。
何やら怪しいニオイがするんだが、いいのでしょうか。
3の9月30日発売分に至っては約13ドル、1200円ちょいか。
同じくレーベル名が「UNKNOWN」になっているのに加え、
ジャンルも「Asian」となっている。他は大体「pop」なのに・・・。


他にもいろいろと調べればありそうなんだけど、
今朝は時間となりましたのでこれくらいで。ほなまた。


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KINGDOM HEARTSシリーズで使われている4曲、
光、Simple&Clean、Passion、Sanctuary。
JASRACのデータベース内容を見ると、
「光」は“HIKARI”とアルファベット表記になっていて、
“Passion”も併せて双方とも『外国曲』扱いになっている。

参考:
HIKARI
Passion

出版者の項目に注目。

本来、宇多田ヒカルの曲は「ソニーミュージックパブリッシング」、
UtaDAの曲は「BATONGIRL MUSIC PUBLISHING」&「イーエムアイ音楽出版」となっている。
(参考例:HEART STATIONTippy Toe

しかし、上記2曲光(HIKARI)とPassionは、
「DISNEY WALT MUSIC (USA) CO」&「ヤマハミュージックパブリッシング(CM)」になっている。
つまり、KINGDOM HEARTSシリーズはディズニーキャラの活躍するゲーム(だよね)で、
アメリカのディズニーが出版権を持っているから外国曲扱いというわけ。
(で、説明としては合ってると思う。門外漢なもんで推測で書いてます)
(あ、BlowMyWhislteもありますね。)
作品内外区分の項には“JASRACにおける管理上の区分”と書いてあるから、一概には言えそうにないんだが)

まぁ、ここまでは前からのファンならご存知なこと。
(今更言わなくても、とか言われない為の予防線的ひとことにてスマソw)

でだ。

↑にはSanctuaryのクレジットがない。
Simple&Cleanについては光(HIKARI)の欄に記述があるのだが。

単純に光とSimple&Cleanの関係から考えると、
Sanctuaryは宇多田ヒカル名義でリリースされるのがスジだ。


でも、ふと気がついたんだが、JASRACへの登録が実際まだだとして、
光がSanctuaryという楽曲を「作詞:Utada、作曲:宇多田ヒカル」と
位置づけたいと思ったら、法的な立場はどうなるんだろうか??
出版権の管理上、作詞と作曲を別々の会社に委託していてもOKなのか?
しかも、その別々の会社に所属しているアーティストが実際は同じ人物でも大丈夫??

これは、結構難しい問題だと思う。
光がそういう「めんどうなアーティスティックな主張」をするタイプには思えないから、
現実として起こりうる問題ではないかもしれないが、、、。
物凄いヒットを見込める楽曲がこういうややこしい問題に巻き込まれる不安が
将来全くないかどうか、今から誰か考えておいてくれると有難い。


すまんが他力本願で。法律は詳しくないもので。


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携帯をぶっ壊す俺(汗).天啓も暫しお休みだし着うたも聴けやしない.でもPCは元気なので公式のEternallyDramaMixの45秒32kbpsのSampleを聴いてみた.この音質では何も言いたくないのが本音だが,真っ先に耳を引いたのはGr.の様なHarpの様な弦の音だ.裏打ちのアルペジオの可愛らしさとViolin等が醸すスケール感の両方に挟まれる光の声は7年前のもの.1つの視点に焦点を合わせていたOriginalとは一線を画す多角的な音像だが,もっと聴いてみないとこのMixの真髄は掴めそうもないな.ドラマ本編ではもっと高音質長時間聴けるだろうからそっちに期待.

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引き続き未来の自分の為の備忘録。
いろんなポイントを忘れないよう、メモしときます。

こんときのエントリ(070420)で書いたように、
「光」のPVのテーマは“Simple&Clean”、
「Passion」のPVのテーマは“Sanctuary”になっている。
まぁ、「光」の歌詞と、そのPVも参考にしながらS&Cの訳は考えるべきだな。

前回書いた“scare”の話、
Hikkiのメッセを引用すれば十分だろう。

> 想像を超えて素晴らしいものが返ってくる、想像を絶するほどの恐怖や大惨事がふりかかる。
>
> どっちでもいいから、私には必要。

彼女にとって「恐怖」とは“必要なもの”。
この個性をどう訳に活かすか、だな。

一応普通の英語の話もしとくと、“scare”は恐怖といっても、
怖くて逃げるというよりどちらかというと、怖くて手を出せない、
怯えて動けない、みたいな状況の方がより相応しい。
“scare me at all”と音を似通わせて“このあとすくむことはない”
くらいに訳してみるのもいいな、と一案思いついておいた。
採用するかどうかはわからんが。

after chorus―「Hold me」からあとの部分をどれだけSimple&Cleanに
訳せるかがポイントになる。歌詞のテーマがタイトルなんだから、
和訳のテーマもタイトルどおりだ。
一番参考になるのは、天啓で何度も“光自身が対訳した”事を強調してきた
“Animato”の和訳文。その潔さをどう身にまとって自然に呟けるか。
切り捨てるべきは切り捨てることが肝要だろう。

真っ先に切り捨てられるのは、英文における音韻構造。
これを日本語の文章に残すのは難しい。
beyondとbeforeが対になっていて、
liesとlikeが対になっていてa little later onがその橋渡しをしていて。
更にメロディが低空飛行する“future doesnt scare me at all”の箇所では
聴いた印象が短調にならないように各文節毎に全て母音を違えている事とか、
holdmeとmorningとlateronとwarningsとatallとbeforeが[o:]縦断していて、
morningとwarningsとnothingが[ing]で横断している事とか、、、
これら美しい音韻を総て打ち捨てて対訳せんといかん。
なんとももったいない。できるだけこの構造を
和訳に持ち込みたいが、今の私のスキルではちょっと無理。頑張れ俺。

眠くなってきた。今回はこの辺で。きっと続く。



追伸:大鴉ってクセになる。壱日中「Nevermore」って呟いててしまいそうw

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mixiに「Simple&Clean和訳」のトピがあがってた。
参加したろかい、と一瞬思ったがやるとなったらとても骨の折れる作業。
KremlinDuskに困ってる私にはとても手が回らん。
てなわけで、この曲を訳すときのポイントを2,3挙げておく。
未来の私(つまりいつの日かS&Cの訳を書き下すときには)、是非参考にしてくれたまへ。

楽曲は次のような構成になっている。

・1st Chorus
・1st verse
・1st bridge
・2nd Chorus
・2nd verse
・2nd bridge
・3rd Chorus
・1st after chorus
・4th Chorus
・2nd after chorus
・3rd after chorus

1st verseでは、「lately youre all i need」ととてもsimpleな気持ちになってる女性に対して、
男性が「人生はそんなにsimpleじゃないよ」と語りかけていて、
2nd verseでは、「daily things are confusing me」と混乱している女性に対して、
男性が「人生って結構simpleなものなんだ」と話している。
なんとなく意味としてはわかっているこの部分を、

   verse    bridge
1st simple   not simple
2nd not simple  simple

てな感じに構成的に把握すると楽曲と詞に対する理解が進む。



んで、肝心の「after chorus」の部分なんだが、、、眠いのでまた今度。
(というか、Kremlin Duskと格闘せにゃならんのでな私(汗))
ひとことだけ添えておくと、“scare”=恐怖、ってのが
宇多田ヒカルにとってどういう存在であるのか、ってのを踏まえる事が、大事よん。




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