無意識日記
宇多田光 word:i_
 



聖域の一節。

- Where fears and lies melt away, music will tide.
What is left to me now…(?)

- 恐怖と嘘の消え去る場所に 音楽は打ち寄せる
ソレが私に託されたもの…(?)

最後にハテナマークが付くか否かが悩み所。"何が私に課されたのか?"と途方に暮れてるのかもしれないし、"(It is)What is left to me/ソレが私に託された"のかもしれない。04~05年は光が音楽に腹を括った時期な筈なのでハテナマーク無しを推したい私だ。

という訳で、Sanctuaryの歌詞は"光が音楽を創る時に見る風景"を描写したものだというのが、目下の私の仮説なのでした。

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聖域にはNothingを使った節が3ッ出てくる。AllIFearMeansNothing,NothingIsWhole,NothingIsBroken。通常なら各々、私のあらゆる恐怖は意味をなさない、何も全体ではなく、何も壊れず、と否定文で訳す所だがココでNothingを"無"という名詞と考えるとどうだろう(定冠詞Theが要る気がするけど)。すると各々、私の恐怖は総て"無"に帰す、"無"こそ全体、"無"が壊れる、等々となる。最後のは自発的対称性の破れか何かっぽいが、ともかく、正式な訳詞も(元詞も!)ない状態なのでどちらが正しいとかはない訳だ。従って各自が楽想に沿って自由にイメージをしてみて欲しい。

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少しだけ。"IWatchYouFastAsleep,AllIFearMeansNothing/キミが眠りに落ちるのを眺めていると、私の中から恐怖が消えてゆく"という所,コレはBeautifulWorldの"もしも願い1ッだけ叶うなら君のそばで眠らせて"と対になっている。、"InYou&I,ThereIsANewLand/キミと私のうちに、新しい大地が広がる"は、光のインタビュー発言通り、"世界は生きていくには辛過ぎる場所だけど、愛する人が居れば美しくなる"という世界観の端緒だと見てもよい。斯様に聖域とBWは似通っているが、ではEVA迄及んでいるかというとどうだか。AngelsInFlightって使徒の事だったり…しないよなw

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RJ氏情報速杉ワロタw 現地27日水昼にもうupとは。リエントリ2週目通算3週目の成績である。Top200に入れてると思ってなかったので少々嬉しい驚きだ。数字的には自然減なのだが、発売週にリード曲のオンエアが激減するというきいた事もない事態では先行き不透明だったのだ。極端な話、また1から態勢作り直しである。2ndシングルはCBtMからの直接援護はナシで参戦する事になる。逆に考えれば、UtaDAの次の始動は光のタイミングになるから有り難い。ただ、2週間静養で誰かから訴訟を起こされないか心配だったり。流石にIDJからって事ではないが、今後は気をつけていくべき点だろう。

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毎度云うが世に1人でも毎月買ってくれる人が居る限り着フル配信は価値がある。是非続けておくれ。さてOnAndOnだが、作中最もライブでの再現性が気になる歌だ。音域も広くなく動き方も素直なメロディなのだが、とにかく幾重も声を重ねてあるのだ。その為、ナマで単声で歌うと妙に物足りなく感じる恐れがある。ハモリナシのパートでもユニゾン2声以上の録音を施して繊細さに柔らかな厚みを与えている。10年位前の唄を想起させつつ包容力もあるこの感触はこのコーラスワークに拠る所大だ。三宅P不在でコレだけ凝った多声録音とは犯人はトリッキーか光かザネッチか。ライブでのアプローチが楽しみだ。

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US盤TiTOに聖域が収録されたのと軌を一にしてゲームCM曲としてPassionが流れ始めている。先週は渋谷天津甘栗の看板の下で"コレがあの歌詞に出てきた云々"と熱弁を振るった。昨日は新宿の電気屋店頭でゲームのデモ放映に遭遇。都会の雑踏の中でもその存在感は際立っていた。周りの空気に合わせる必要はなく、ソコに新しく時空が生まれる感覚。真に自律的な音楽がソコにあった。コレならNYの冷気の中でも、海辺でも山間でも高地密林砂漠の中でも同じ様に居てくれるのではないか。"USメインストリーム"も"インターナショナル"も超え、global,universalにこの曲は鳴り響いていきそうだ。

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苦渋の選択を迫られたのではないか。歌担当なら制作側との意識になる所だが、EVAに心酔するいちファンとして新作を楽しみたい気持ちもあった筈。序ならそのマトメナオシ的コンセプトを予め知ってても映画を楽しめたと思うが、破は物語が急展開する予定なのだ。とはいえ作品にフィットする歌を書く為にはある程度内容を教えて貰った方が書き易いし…』だなんて普通の考えは光には通用しない(どーん)。花男2もラスフレもキャシャーンも、まともに作品を知らなくても確り核心を掌握した詞を書いたではないか。激しく共鳴するEVAなら唖云の呼吸でシンクロしてしまえる事だろう。大丈夫。

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BeautifulWorldは、EVA序のみならず破,急&"?"通して主題曲たりえる器だと思う。第一、序の段階では歌詞に描かれている"世界"観の半分も消化されていない。恐らく意図的にだろうが序では綾波レイの描写が抑制的だった為、"キミ"の存在と寄り添う感覚が希薄だった。せめて渚カヲルが出てくれば、と考えるとこの終末感閉塞感の中での願いを唄う歌が本領を発揮するのは破以降の展開な気がする。が、旧世紀EVAからの逸脱が今後のこのシリーズの要なら僕等の先入観を打破してくるかもしれない訳で、その未知のコンセプトに沿った曲なら新しく書けなくはないかもしれない。

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次の日本語曲へのアプローチは意外と難しい。的確なテーマが掴み難いのだ。09年、EXODUS後と同じにただ日本語への渇望を動機にしても光の意気はあがらないだろう。CUTインタビューにはヒントがあった。生バンド。日本語でのロックには過去数多のアプローチがありソレとほぼ同数の挫折があった。今の光のリラックスならどうなるかなと思ったが、ソコに今回の休養。光は自分がリタイアするのを殊の外嫌う。悔しさ沸騰中の筈。では、その感情を曲にぶつけてみてはどうか。『また休みやがってコンチクショーッ!』といった類の荒々しさをストレートに載せた曲は今迄なかった。非常に新鮮な音が生まれる気がする。

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光の静養も2週間弱が経過しファンもヤキモキし始めてる頃かもしれないが、治りかけのフライングが1番危うい。キッチリ完治してから活動再開して欲しい。とはいえEVA破公開迄後1ヶ月、コチラは待ったナシなのだからアタマが痛い。4月の来日時に作品が完成している事を祈る。尤も、2作連続でBeautifulWorldでも問題ナイと思うんだが。まだどこにも"新曲"とは出てないし。仮に新曲で、シングル発売が公開1週間後位だとしても既にプレスが始まっていてもいいタイミングではある。i_的には、前作時に指摘した様に劇場用5.1ch以上のMixの有無が気になるかな。ミキサーの方、何とか頑張って下さいまし。

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US初週7000枚弱は数字として随分小さい感覚があるが、ビルボの実効的役割はソコにはない。各国(主に欧州)チャートでは各自の国内アーティストより寧ろビルボ常連組が上位に来ている。ココらへん国内アーティストが圧倒的に強い僕ら日本人には解り難い感覚だが、ビルボ上位にくる音楽はトレンドだとの"信用"こそが肝なのだ(つまり日本ではビルボへの信用も、従って関心も薄いのである)。裏を返せば、UKの様にトレンドセッターとしての信用さえあれば市場規模は小さくても問題ない訳だ。今回のTiTO69位の順位で光が得るものは、枚数や金額ではなく世界規模での"品質保証信用"なのである。

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レーベル名にマーキュリーが出ていた為UKでも話が進むかと思いきやナシの礫。私見だが、TiTOをEU/UK発売するなら聖域OV1曲目EVシメ曲の曲順で出してシングルも切ってしまえばイイ。この曲こそUtaDAにとって最も普遍的、グローバルな曲なのだから。歴史上こういう抽象美を持つPopMusicに対し最も冷たいのが日本とアメリカなのは皮肉なのか運命なのか。ともかく、UKアイルランド北欧ドイツフランス東欧ギリシャといった欧州、ブラジルアルゼンチンを中心とした南米、カナダ中東にも十分通用する。最もポテンシャルの高いインドは市場が新しい為未知数だが。日米以外なら聖域押しが良戦略と強く主張しておきたい。

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限定的だ。先週から微増の4904枚は自然減分を慮ると千枚前後が輸入盤購入だろうか。値段でUS盤待ちの人もいるから日本で"聖域キター"と騒いでるのは数百人という訳だ。ホンマかいな。アマゾン分は反映が遅いのかも。今回のボーナス3曲入りUS盤が初回限定かどうかは不明だが、異なるEditionが発売になったら直ちに廃盤となり入手困難になる恐れもある為ご注意。アメリカでもCD初週1万人に届かなかった所をみるとゲームファンはCDあんまり買わんのだろうかな。5年前とはいえExodusと枚数は変わらんのだから。勿論、周知徹底不十分という側面もあるだろうから即断は禁物だが。

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DirtyDesireな数字が並んで大変縁起がイイ。更に苺とはナイス。僅かにラウドネスの記録には届かなかったが、このアルバムはスタートラインに立ったばかりなのだ。2ヶ月累計12435枚は、普通なら今後10万突破ほぼ確実となるのだがソレはプロモ継続が前提の話。妙なのは、CBtMPVのオンエア報告が未だ皆無な事。私読み逃してるのかな。MTVもツアーもナシ、ネット&ラジオだけでこの数字なら未々伸びシロはある。10代のリスナーはまだ全然食いついてない筈である。TiTOで若い層が気に入りそうなのは…やっぱDirtyDesireかなぁ。縁起もイイし。無論PVは必須だ。3次元Verと2次元Verの2種類を作ると面白いかもよ。

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今日はビルボードアルバムTop200の更新日だが、扁桃周囲炎での光の一時離脱で静かに迎える事になった。発売週にオンエアが急減する展開も本人不在では仕方ないか。当初はラウドネスの64位を上回るかと期待したが、どうだろう。昔と違いビルボも初週は勝負の時だ。今後のプロモで全米初登場何位のフレーズは必須なのだから。2ヶ月の配信分売上も差し引いた数字が出るのだからよく考えるとアゲインストな要素ばかりだな。1位は65万枚出荷のGreenDayが集計3日間で首位に立つ模様だが、その1/100でも売れていてくれれば格好はつくだろう。まだまだ上がるべき階段は高い。楽しみだ。

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