無意識日記
宇多田光 word:i_
 



停電の影響で通常更新は取り止めにして番外編ということで昨晩のツイートを軽く纏め直したいと思ふ。

恐らく、今回被災死した方々の中にも確実に宇多田ヒカルファンは居る筈で、見知らぬ仲間達の事を考えると悔やんでも悔やみ切れない。地域性からみて一度もナマで光が唄う姿を観る事なく、というケースも多々あったに違いない。が、それは今回の様な大規模災禍のケースに限らず(こう言うのも些か奇妙だが)通常の事故や病気で亡くなっていった方々にも言える事だ。そして、光は今迄様々な手段でそういった人々の存在を痛感してきている筈。それを承知・覚悟の上でそれでも今人間活動に入らなければならないと決めたのだから、それはもう熟慮に次ぐ熟慮の上での決断だと思う。

何が言いたいかというと、今回の事があったからといって例えば復興支援コンサート等への参加を被災地の内からも外からも彼女に要請するのは些か酷かもしれない、という話だ。勿論、それによって勇気づけられ励まされる事は間違いないしそういう要望を出す事が間違いだとも悪い事だとも思わないが、例えそういったオファーを出した際に断られたり、無反応だったり、或いはレコード会社主催イベントやフェスティバル等へ不参加だったとしても彼女を批難するのは筋違いだという事だ。恐らく、どこの部署もアーティスト活動休止宣言を尊重してくれると思うので、そういった混乱はなさそうだとは思うけど。

一方で、そういった背景を翻して彼女が一時的にでもアーティスト活動を行った場合もその決断に対して異を唱える事はしないし、出来れば皆もしないで欲しい。人生何が起きるか解らない。流石に光もここまで大きな災害がこのタイミングで起こる事は予測できなかっただろう。尤も、昨年末二十四の瞳についてツイートした直後に映画版主役の高峰秀子が亡くなったり今回も祝島の原発問題を扱った映画の話をした直後に原発が国民的関心事になったり、と相変わらず物事のタイミングはよいのだが。ただ、勿論コレは結果論で“真の予言性”とは、言った当人がその真意を測り倦ねるものなので、光当人が一番驚いてるのは間違いない。それもまたいつものことかもしれない。


あれ?なんか結構当たり前の事書いちゃったかな?(汗) ココの読者にとっては「何を今更」な話だったかもしれませんすいませんっしたっ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« [天啓]"上 "っ... 不謹慎万歳! »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。