無意識日記
宇多田光 word:i_
 



EtDMがリリースされてるからには、最低限光は1度は音を聴いて「いいんじゃない?」程度の事は言ってる筈である。果たして、光はどれ位関わったのか。例えば、尾崎豊ILoveYouのカバーでは歌い直してはみたものの結局17歳のテイクを使った。今回はどうだったか。或いは、時間的制約で光はタッチしておらず他の誰かが種々のテイクをコラージュしたのか。勿論光はEtDMの出来映えに大変満足しているという解釈が本道なのだが。気になるのは、メッセで"すっかり忘れて"たという表現をした事。人に任せたから意識外だったのか、終えた仕事に拘泥しない潔さなのかソコがイマイチ判然としない。

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印象的な未明メッセについては又ジックリ。iTplusの音源は256kbpsという事でコレだけ聴くには申し分ない。編曲的視点で見た場合寧ろDMの方が洗練されていて"オリジナルより本来の姿により近いかも"とすら思わせる。然し、歌、特に声のトーンに違和感が残った。オリジナルは締切間際の収録だったらしいが、この時の光は"ベースとピアノを感じながら"声を出している様に思う。DMではその2ッの楽器の音量が抑え気味な為、全体的に心許ない感触だ。その"捉え所のなさ"が狙いなのであれば見事なMixという他はない。イノセントラヴでの「体はココにあっても心は何処に」のセリフが思い出された。

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連続メッセ。狂喜中。分析なんか書かれたらイヤだろうから普段は書かないが今日は意図的ッぽいので何か書く。懐かしい筆致だ。メッセの翻訳なんて酔狂なコト(Nuukサンは別格ですが)やってると,年毎の文体傾向なんてのもアタマに入る。今夕のは00年頃のテンションと03年後半頃の構成を掛け合わせた様な感じだ。コレらから2ッの事が判明する。まず相手の友達とは00年頃より前からの付き合いなのだろう,一緒に居るとその頃にタイムスリップするのだ。そして03年後半といえばUtaDA制作中ヒカ5しに戻ってきた時。即ちこの間迄米の仕事をしててコレから日本での活動タイミングという訳。妄想乙俺。

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なるほど,血管に欠陥を感じてる訳ですね(よし,まだ誰も言ってないな)。ちな!みにグレゴリ君はアニメオリジナルキャラ,バブルス君のモデルはマイケルジャクソンの飼い猿だ。界王星ネタはソレ位にして。ライトのデスノートならぬヒカルのネタノートだなんて実に素敵。夏場のEXODUS特集を読んでくれた向きならご存知の様に,歌詞なんてオヤジギャグの集積である。いわば光は小学生の頃からせっせと歌詞の元ネタを書き留めていた事になる。現存すれば"21世紀人類を代表する音楽家の創作過程を克明に記録した貴重な資料"として高値がつくだろう。引越の連続で消失していない事を祈る。是非見てみたいなぁ。

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自作自演屋は平均的に"レコーディングをやってるとツアーに出たくなり,ツアーをやってると曲作りをしたくなる"ものらしい。中には"アルバムなんてツアーに出る為の言い訳に過ぎない"なんて極端なコト云う向きも在る様だが,基本的には片方の活動がもう一方への渇望となってうまくサイクルが回っている,と。1カ所での孤独な自作活動と方々を廻り人々に逢う自演活動は振子の両端という訳だ。光はこのバランスの中にはない。自演が自作のモチベーションとして機能せず,各々が独立している。だからソレゾレに全力投球し終了後はカラッポになって倒れ込む。非常にユニークなシンガーソングライターといえる。

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解釈に悩むメッセだ。この2週間ファンサイトもファンメールもチェックしてないのだろうか。創作モードでは一定期間外界を遮断するのが効果的というのは解る。励みにもなれば雑音にもなるからね。特にココ日本ではヒカルの名が定着してるから,なすべき事は世間の空気や流行を読む事ではなく自分らしさを極める事だ。が,まだステイタスのない米国でならまずは"空気読め"な筈。3通りの解釈。米国に集中している為日本の動向は頭の外。否,次作に於てもEXODUS同様己を貫く姿勢。否々,逆説的だが現在日本の仕事中,ヒカルらしさを追究している真っ最中。何れにせよ元気に仕事してそうで何より。

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第1回から順調に下落。このまま落ち続ければ「月9なのにヒトケタ」というオイシイ展開も期待されるが,流石にテコイレされるだろうから,ムリか。フレッシュなキャストなんだしそんなに結果を焦る必要もナイと思うのだが。さてこのドラマ,今後どちらの方向に進むのだろう。サスペンスや謎解きでは登場人物全員が合理的な行動をとる必要があるが,カノンの行動原理&動機は少女マンガ過ぎてソッチ方面は難しそうだ。アレが総て伏線として機能すれば神ドラマ確定だけど。純愛モノにするなら女子ファンを惹きつける必要があるが,今の所そのセンも薄い。"宇多田主題歌ドラマは好視聴率"神話が遂に崩れるのかッ!?

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早くも絶好調。1時間でコレだけ「イヤイヤイヤイヤマテマテマテマテ」とツッコんだドラマは初めてだ。堀北は勿論,やはり20世紀最後の伝説“太陽の破壊神”内田有紀が圧巻である。第1回ラストただ寝てるだけのワンカットでこのドラマを瞬時にネタ化させた威力はその昔僕等を骨抜きにした(脱臼ともいう)初ドラマの頃と何ら変わりない。今回も笑顔一発と瞬き2回でMVP。格が違うね。一方堀北も健闘している。不幸な生い立ちに対する視聴者の感情移入を悉く拒絶する奇行の数々。成宮クンの"警察に""女ストーカー"といった常識ある指摘も華麗にヌルーだ。そしてトドメには我等がEternally。完璧な展開である。

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言われる立場にありながら,ライブツアーの経験が中途半端に少なく彼女にとってコンサートが「日常」とならず,未々特別な行事となっている点を指摘したい訳である。世には潔くライブをせず作品リリースに集中するタイプも居る。光はTVで歌うのも厭わない。が,たまにしか出ないからどうにもパフォーマンスが安定しない。どうしても舞台の上やカメラの前で身構えてしまうのだ。そのいつまでもこなれない様が何ともカワイイと私自身などは満足してしまうのだが本人の気持ちはどうだろう。「CDでは抜群だがナマ歌はイマイチ」との評を,あの負けず嫌いな性格がどう捉えてるのか少し気になる。

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されがちな職業だが、所謂"普通の"職業同様,その仕事は彼らにとって「日常」である。ある人には一生に一度の経験であるライブコンサートの日も,「またいつもの1日」でしかない。この10年弱でアーティストとしてのキャリアを積んできた光にとっての「日常」とはどんなだろうか。東京とNYを往復しながら,飛行機の中ですらラップトップを開いてヘッドフォンをし作曲に勤しんでる様なイメージだ。よくあるアーティスト像としての、他の仲間と飲んだりセッションに興じたり,といった事は少なそうだ。テクノロジーが進んだ近年ならではのスタイル。まぁ,今でも布団の中で鼻歌録音してるのかもしれないけどw

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僅かずつではあるがまずは配信でDistanceアルバムに動きが出てきた様だ。旧作に光が当たるのは実に喜ばしい。ラジオのオンエアリストを眺めていると、ヒカルのスタンダード曲として認知されてるのはオートマ初恋キャンシートラベ桜色々辺りと推測出来るのだが,ヒカルの場合新しいファンがどの曲を欲しくなってもシンコレvol.1が1枚あれば事足りる為中々オリアル迄辿り着かない。が,もしこのままEtDMのCDシングル発売がなければ来るべきシンコレvol.2に同曲は収録されないかもしれない。このままEtDMがヒカルの新たなスタンダードになるとして、ソレが理由で将来に渡ってオリアルが売れ続けるのならちょっと楽しい。

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未だに信じられないのだが,どうやら本当にGUNS&ROSESの「ChineseDemocracy」アルバムがリリースされるらしい。91年の「UseYourIllusionI&II」以来17年間、幾つかの企画盤を挟みながら毎年の様に今年は出る今年は出ると噂が流れ続け、遂には"出る出る詐欺"と云われる迄になった同作品(ちな!みにタイトルは昔から変わらない),それにしてもファンは待った事だろう。たった2週間メッセが途切れるだけで安否を気にしてる自分がアホらしく思えてくる。一応UtaDAと同じUniversalからのリリースだが,彼らの正否はグループ全体を揺るがす程に影響が大きい。事態を見守っていきたい。

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イノセントラヴの初回視聴率は17%弱,堀北の将来を見込んだ狙いを持つドラマだと思えば,月9とはいえ悪くない数字ではないか。スタッフも重複しているしファンはどうしてもラスフレと較べてしまいがちだが、未々早計だろう。例えばi_はラスフレ初回を「長澤&上野の飼い殺し」だと評してたが,後半2人の持ち味が次第に発揮されていったのは周知の通り。TVドラマは映画とは違い,制作途上で視聴者からのフィードバックを得る事で物語を改良する事が出来る。改悪する事も出来るが。折角ヒカルが縁で知ったのだし,暫しの間育つ過程を見守ってみては如何。少なくとも歌は毎週聴けそうだしさ。

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に輝く光だが,だからこそFINALDISTANCE,そしてBeMyLastで数字に拘らない活動を展開できた事は大きかったと思う。「連続1位記録はいつ途切れるか」等のプレッシャーに苛まれる事なく常に挑戦的な態度で創作に臨める様になった。もし仮にこういう経緯がなければPassionやハトステシングルの順位&売上に関するファンの落胆はもっと大きくなってたかもしれない。「宇多田はたまに売れない曲も出す」という認識が定着したから、ハトステについて「まぁシングルカットだからね」と云う程度で済んだのだ。光自身の胆力に加え、周囲の、EMIの理解が大きかった事を強調しておきたい。

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てるのは7年前にEternallyをリアルタイムで聴いて「勿体無いな」と呟いてたその頃からのファンだ。皆「この曲がドラマ主題歌になれば大ヒット間違いナシ」と思った。対となる曲の名が"ドラマ"である事もその思いに拍車を掛けた。やがてシングルカットされたのはそのアルバムタイトル曲とこのEternallyを掛け合わせた様な(とも違うか)FINALDISTANCEだった。その頃にはもうEternallyのシングルカットの望みは潰え,口の悪いヤツ(註:私)は「もしシングルがEternallyだったらモ娘。に1位を奪われる事もなかったろうに」と迄言っていた(!?)。その曲が今、1位を獲り主題歌になっている。実に感慨深い。

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