無意識日記
宇多田光 word:i_
 



いかんいかん、確かに地産地消と思しき南欧の食卓も眩しかったけれど今回のメインはこっちだよ!


『@kuma_power : Passegiando per il paese vecchio di Monopoli
モノポリの旧市街を歩く』
https://www.instagram.com/p/CuFP7NSsIDH/


影ですよ影! 名前が影の人が書く日記でこっちを取り上げなくてどうするんですかってーの!

まずは1枚目、ソロ・シルエット。なんというスタイルの良さだろうか。ラフダクの3DVRの時も「細すぎて抱きしめたら折れちゃいそう…」とか思ってたけど(まず抱こうと思うなお前そこ凄く破廉恥だぞ)、本来人間の胴体にそんな細いパートはないんだよ? 世の女性達は決して誤解しないで欲しい(他の性の方達もだけど)。出産経験がある人がこうなるのは、鍛え上げられているからなのだと。仕事で何万人もの人達の前に立つ事があるからなのだとっ。でもそれにしたってシュリアルだよねぇ。意地になってフォトショしまくった挙げ句がこれなら笑えるけどね。安心安堵で。


そして2枚目は、トリオ・シルエッツ! 3人目がどなたなのか謎なのだけど、ヒカルマンマが手を繋いでるのは身長からしてもダヌパイセンで間違いない訳で! 小洒落たハットを被って片足を歩み出すマンマとそれに付き従うフィリオ(イタリア語で息子って意味らしい)。何から何までシャレオツで、いやよくこんな瞬間をカメラに収めたものだねぇ(iPhone持ってるポーズっぽいけどね)。今年のInstagramベストショットのひとつでは?

でもねぇ、あたしゃこの写真をみて残念が先に来ちゃったのよねぇ。何故かって、この2枚、シングルかアルバムのジャケットにして欲しかったと思っちゃったからなのよぉぉ! 特にシングルなら、アルバムと違って顔面ドアップとかに拘らなくていいからね、自由度が高いのよ昔から。ゴリラだったこともある(裏ジャケだけどね発売23周年あなめでたし!)。このシルエットのジャケットで新曲出してくれたら嬉しかったろうなぁ。でも流石にこうやって一旦Instagramで出してしまっては将来にわたってその芽は摘まれてしまったと考えるしかない。悔しいぜ。

2枚目のトリオシルエッツもジャケットになってたら凄く評判になってたろうね! …仮にアルバム『BADモード』よりも前にリリースをしていたら、ですけどね。やはり先にシルエットを出して、その後に後ろ姿だよねぇ。後ろ姿をもう出しちゃったから、そのあとにシルエットだと一歩後退になるからねダヌパイセン露出度としては。

でも、今後Instagramでまた同じ構図の影写真が公開されていく希望は生まれたよな。いつヒカルマンマがダヌパイセンに背を越されるか。いやはやこんな楽しみなこともそうそうないですわ。是非是非健康にすくすく育っていって欲しいものです。うん、正確な日にちはわからないけれど、8歳のお誕生日おめでとうダヌパくん様!

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




ヒカルマンマ、またも日本時間深夜にInstagram連投とな。


『@kuma_power : Il mio piatto preferito della nonna :)
Il pesce con capperi… (questo e Pargo Pugliese) Buonissimo😩

ノンナのおいしいご飯の中でも私も息子も一番好きなお魚料理、ローカルな魚にケーパーが効いててうまうま😩』

『@kuma_power : メロンみたいなのはプッリャの特産品でアングーリアっていう果物。お魚はいろんな種類でこの作り方おいしいけど、本日はローカルのパルゴっていう真鯛みたいなお魚!』

https://www.instagram.com/p/CuExzRrsWcH/


あれま、Instagramってあとから投稿付け加えられるの? 2つ目のに気づかなかったとこだよ。タイムスタンプが一瞥出来ないって本当に不便。意図的なものなんだろうけどだから私はInstagram民になれないんだろうなという軽い愚痴はさておいてさ。

ノンナってのはイタリア語で「おばあちゃん」のことだね。ケーパーってのは南欧の魚料理によく添えられてる緑色の酢漬けにされる実のこと。そんな名前だったのかお前。プッリャっていうのはイタリアの地名で、「イタリア共和国プッリャ州バーリ県モノポリ市」ってとこになるみたい、日本風の表記にすると。具体的な場所はイタリア半島の「かかと」の先っちょにあたる部分。ストーリーズに載った通りの風光明媚なイタリアの港町なのねぇ。日本でいうなら「九州の地元でとれた真鯛を息子のおばあちゃんがお料理してくれた!」みたいなそんな投稿だったわけです。

時々匂わせてるけど、ダヌくんはお父さんともお父さんの実家とも交流が続いているようで、この彼の誕生日の時節に詣でるだなんていい関係を保ってるんだろうな。なんで離婚したのかよくわかんないけど、まぁそれは2人のことですからほっときましょ。


って、あれやこれやググってたら2つ目のに行く時間なくなっちゃったよ! 朝から単なる飯テロだったよ!(笑)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




前回見たように、タイトルが関連付けられる曲同士は音楽的にも関連付けられ得るのが宇多田ヒカルだ。ならば『Gold ~また逢う日まで~』と関連付けられる楽曲として真っ先に2007年10月発表(発売は翌年)の『Stay Gold』を挙げることが出来るだろう。

言葉としての『Gold』については前に幾らか語った。無垢にも成熟にも当て嵌まる単語だと。なので今回はサウンド面での『Stay Gold』との関連を探ろう。

まず『Gold ~また逢う日まで~』で耳を惹くのはピアノによるアルペジオである。和音を構成する音をひとつひとつ分散させて一定の順序で並べて鳴らしていく手法だが、『Stay Gold』もまた同じくピアノのアルペジオをコード進行に沿って弾き分けている点が『Gold ~』と共通している。(という風にタイトルを省略して書いた場合、「ここから先は“~”にして略しました」なのか「タイトルをただ『Gold ~/また逢う日まで~』の部分でぶった切りました」なのかどっちか区別がつかないね。…って至極どうでもええわっ!)

ただ、『Stay Gold』の方は当時10代のリスナーにウケただけあってメロディが非常に素直で、従ってコード進行も型通りに進むのでその遷移もわかりやすかったのだが、『Gold ~』ではメロディの運びが複雑な為その遷移もまた複雑になっていそうな予感がする。そこらへんは『Stay Gold』との明確な差異となるだろう。

もうひとつ、『Stay Gold』では「ベースレス」というのもひとつサウンドの大きな特徴だった。…のだけど、そもそも宇多田ヒカルの楽曲に於いてはベースサウンドというのは編曲上全く重要ではなく、正直ベースが無くても『Stay Gold」は「いつも(の他の楽曲)と一緒」の印象で何の違和感もなかった。“大きな特徴”と言いながら、その割に大きな差異を生まないのよね。ここらへん、同じ路線のアレンジを施した『君に夢中』がベースラインを欲張りすぎて低音が大変分厚くなっていた事との対比で考えるとわかりやすい。他の楽器の組み合わせでアレンジが充足する宇多田ヒカルの楽曲において、そもそもベースサウンドというのは本質的に鳴らすだけでトゥーマッチなのだ。

となると、『Gold ~』でも『Stay Gold』同様楽曲全編にわたってピアノのアルペジオが鳴らされ続けているのなら、同じようにベースレス・サウンドである可能性が出てくる。一方で、アルバム『BADモード』からの方向性を次作で「推し進める」方に向けるのならば、『君に夢中』のようにアルペジオを他の楽器で補強して分厚く仕上げてきているだろう。この場合『Gold ~』はピアノ・バラードに留まらない非常に変則的な曲構成になっている可能性がある。

ただ、この曲は映画のエンディング・テーマなのだ。となると尺指定もある筈なのでそこまで長大な楽曲ではないだろう。とはいえもしかしたら、知らずに聴いた人が「宇多田ヒカルのエンディング、なんか2曲繋がってなかった?」とか思う人が現れるような、スタッフロールの途中から全然違う雰囲気になる曲構成、みたいなことはあるかもしれない。そんな予想は『Stay Gold』との類推からも導き出され得る。…って、なんか今のヒカルには「裏の裏」をかかれそうで怖いのだけど(笑)、公開4週間前の現時点での私はこのような予想をしていると言っておきますかねっ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




リズム・ループとバラードの関係性という事で触れておきたいのが『Find Love』だ。前からこの話しようとしててしていなかったんだけども。

同曲は開始から軽快なリズムとアップテンポな曲調であり、先に公開されていた部分もパーカッシブなベースラインが耳を惹く躍動的な印象があって事前にはイケイケのダンサブル・チューンだと捉えられていた。勿論それは聞こえてきていたサウンドの通りで何も違っちゃいなかったのだが、全編を聴くとこの曲は後半に次第にリズムを抜いて非常にスロウでメロウな曲調に変わるという非常に独創的な展開を孕んでいた。

この4分半の流れの中に、ヒカルが普段バラード作りのときに採っている手法が生々しいドキュメントとして封じ込められている、と解釈するのは身勝手に過ぎるだろうか。普段はリズムを入れた状態のデモを作ってそれを何度も作り直していくなかで徐々に楽曲全体からリズムを抜いてバラードに仕立て上げていくというその流れを時間軸上で連続的に表現したのがこの『Find Love』なのだ、という事だわね。

特にベースの使い方を較べれば色々と妄想が捗る。前半では曲全体を引っ張っていくそれ自体がパーカッシブでリズミックなラインを構成していてこれはヒカルにしては非常に珍しいアレンジなのだが(あとは甘いワナとかForevermoreくらいしかない)、後半ではいつものようにリズムの核は(非常にゆったりではあるものの)ドラムに任せ、それを補助して淡々とルート音を鳴らす他の多くの曲達のようになっている。

歌詞を聴くと、特に『キレイな人(Find Love)』の方がわかりやすいかな、『12時の鐘に』を『じゅうぃじのかんねんにぃ』といちいち「ん」を挟みながら歌っていて、ここからは「先にリズムの起伏があって、メロディと歌詞はそれに合わせにいっている」事が推測される。つまり、曲作りの過程としてはまずリズムパターンを作って、そこに歌メロを載せたのだろうと推測できるのだ。

一方、後半の2分では、異なる歌詞を同じ歌メロで歌っているが、「ん」の挟み方は控えめとなっている。「だれんも」「されなくてんも」にその名残はあるが、リズムというより尺合わせというニュアンスだ。つまりここでは、前半に生まれたメロディに合わせて新しくゆったりしたリズムを後から加えたのだと思われる。

恐らく、このような過程で『First Love』も『FINAL DISTANCE』『Flavor Of Life (Ballad Version)』も生まれたのだろう。その制作過程を1曲の中に封じ込めた『Find Love』『キレイな人(Find Love)』が、そういった名だたる過去のバラードの名曲達と同様に「Fで始まってeで終わるタイトル」を持っているのは、偶然ではないだろうね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ヒカルはバラードを書くときでもリズム・パターンから入る事が多い。完成品はストリングスとピアノ(とサックスソロ)で壮大に彩られている『First Love』であっても、デモ・バージョンを聴くと8ビートのリズムループが基礎にあっただろう事が分かる。デモから完成品に至るまでの間にリズムを“抜いて”、メロディ重視のバラード・トラックに仕上げていくのだ。

これを「意図的でなく」行ったのが『FINAL DISTANCE』や『Flavor Of Life (Ballad Version)』で…という話は散々してきたので省略するとして。

一方で非常に珍しいのが『誰かの願いが叶うころ』。こちらもまたヒカルが弾き語るピアノ・バラードだが稀有なことに歌詞から作られた1曲で、リズム・パターンから情感を拾ってコード進行とメロディを当て嵌めていく普段のヒカルの作曲とはまるで異なるアプローチが取られている。確かに完成品を聴いてみても、リズムパターンは一定の間隔を刻むというよりは、メロディの呼吸に合わせてストップ&ゴーorアクセル&ブレーキを繰り返すようなそんな編曲になっている。歌詞が先かどうかまではともかく、これは歌が先にあってそこに伴奏を付け加えたのだなと推察することが可能なトラックとなっている。


…という風に、ひとくちにバラードといってもヒカルの場合は作り方に幅がある訳だが、では今回の『Gold ~また逢う日まで~』ではどのようなアプローチが採られたのか推察することは出来るだろうか?

多くの人が映画「キングダム 運命の炎」の予告編で聴けるトラックからこの曲はひとまずピアノバラードだなという感想を持つかなと思われる。それなら、とまずピアノのパターンを聴いてみると、一定のリズムを維持しながらもアルペジオ(分散和音)を主軸とした、ある種「淡々と進行する」雰囲気が強い。つまり、どちらかといえば『Stay Gold』や『君に夢中』のような、スロウな曲ではあるけれど終始休符無くアルペジオが敷き詰められている為バラードと呼ぶには違和感が出てくる、そういう型の楽曲/ピアノ・サウンドに聞こえる。

一方、ヒカルのなぞる歌─メロディと歌詞─に耳を傾けると、繰り返しの少ない、言葉の流れを重視した音の運びで構成されているらしき様が見てとれる。この歌の独特で予測のつかないラインの印象が強い為、多くの人はこの曲はピアノ・バラードだなという感想を持つに至るのだ。

従って、今回の新曲『Gold ~また逢う日まで~』は、『君に夢中』のようなリズム・ループ的なピアノのアルペジオと、『誰かの願いが叶うころ』のような歌詞を重視した音の連なりという、いつもなら相容れない全く異なる2つの手法から導かれたトラックを組み合わせて構成されているように、現時点では思われる。つまり、今回もまた従来のどの曲にも当て嵌まらない新機軸を打ち出している可能性が強い。

勿論、今公開されている部分だけで判断を下すのは難しい。例えば『嫉妬されるべき人生』のような、各パートごとにアプローチが入り乱れていると思しき楽曲もまたあるのだ。同曲はリズムから構成されていそうなパートもあれば、歌詞を先に書いて伴奏を後付けしたように聞こえるパートもある極めて異様な手触りのする楽曲で、今回の『Gold ~また逢う日まで~』がそのような複雑な手法で構築されているとすればお手上げである。今聞こえている部分だけでなく、トラックをフルで聴けた後もまだ全貌が掴めなかったりするかもしれない。まだまだ全くわからないのよ。

なので今は、取り敢えず現時点ではこんな風に聞こえてますよというメモとして今夜の日記はこのように記しておくことにしますですよっと。皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか?

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




そして思い出したかのように『Gold ~また逢う日まで~』の宣伝をInstagramストーリーズにアップする@hikki_staffと、それを丸写ししただけの動画を同じくストーリーズに流す@kuma_power …君らそれぞれええ根性してるわ(笑)。

そうね、『Gold ~また逢う日まで~』の配信開始日は7月28日、あとちょうど一ヶ月になったからねぇ。july 28thとjune 28thは見間違えやすいから注意なんだけども。

昨日までの波状攻撃で夢見心地というか、生身のパイセンの姿が電子情報とはいえ幾つも確認出来て、嗚呼このカラダであの歌声を生み出しているのかとますます新曲への期待が高まりつつ。

どうなんだろうね、昔とキャラクターとしての捉えられ方が違う。パイセン呼びってほんと的確で、やんちゃでかわいらしい10代の頃のイメージとは随分変わって、姉御肌とまではいかないまでも、周囲から頼られる存在になった感じが皆の反応からもありありと伝わる。まぁでも、20代の頃で既に「今日のMステゲスト私より歳下ばっか」とか言ってたか。

この日記ではタイアップの話が多めになってるけど、『Gold ~また逢う日まで~』には当然単なる「宇多田ヒカルの新曲」としての側面もある訳でして…というかそれが主題であって。これだけ有名になってしまうと純粋に楽曲の内容だけで評価されるより前に「宇多田ヒカルの新曲」としてみられちゃう。そういう時にヒカルさん自身のイメージの変化の影響は大きいだろうな、と勝手に夢想する。自分はそうではない(あんま影響されない)から少し遠い話なんだけれども。

映画の予告編で聞ける部分だけで判断すれば、落ち着いた調べはまさにパリでみせた清楚且つ精悍なイメージとバッチリ符合するので、2023年現在の宇多田ヒカルの新曲として申し分ないというか、凄くしっくり行く予感がしてくるだろうところなんだけど、余りにもしっくりいきすぎてるので、これがこのまま素直に行くというのは経験則上どうにも頷けない。寧ろ何か「ちょっと違う」のだろうな、と@hikki_staff(と@kuma_power)のストーリーズの流し方とタイミングをみながら感じたのでありましたとさ。そこを探っていきたいけど、そろそろ新しい部分の公開とかないのですかねキングダム公式さん?

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いやもうヒカルパイセンがトドメを刺しに来ましたね。とうとう自ら全身ショットをInstagramとTwitterにダブル投下。

https://www.instagram.com/p/Ct_RdeBs6VK/
https://twitter.com/utadahikaru/status/1673624987897298944

この日曜日からの畳み掛けはあれだね、まるでラフダクのアイランドステージで誓い/真夏の通り雨/花束を君にを歌って更にForevermore/First Love/初恋を歌った宇多田ヒカルみたいな迫力だよね。って喩えも同じ人なのかよっ─唯一無二なものですみませんね。

でも本当の宇多田ヒカルの恐ろしさは、このとんでもないセットリストにEternallyもFINAL DISTANCEもFlavor Of Lifeも桜流しも入ってないことなんですよ。1曲もカブらせることなく同等以上の迫力のコンサートのセットリストを全く別に構築できる程の名曲群の分厚さ…ここに更に新しく『BADモード』の楽曲が加わるのよ!? 次のコンサートはマジで救心必携かも。(※動悸息切れが起きたときに飲む生薬の名前です)

しかし、そう、皆さん新しい写真の腹筋に釘付けですのね。そらそうか、プロのモデルさんなら仕事に合わせて「見せる腹筋」を構築してくるだろうけど、ヒカルパイセンの本職はプロデューサー/音楽家だからねぇ、なのにこんな綺麗なお腹披露されちゃね。ステージに立つことはあるけど時間的な割合でいえば活動時間の1割にも満たない訳で。この美しさは普段からの節制の賜物ってことになるわな。いやつまりこれはいつコンサートツアーを始めようと思っても常に準備万端ということですな!?

ふむ、いちばん最近のパフォーマンスとなると1月の『40代はいろいろ♫』か。キーに拘らなければ『First Love』や『Rule(君に夢中)』のパフォーマンスは問題なし、と。


…ってそうなのよ、本日その『君に夢中』がプラチナ認定されたらしいじゃないの!

https://www.riaj.or.jp/f/data/cert/st.html

ビルボード・ジャパンでは既に今年の1月に1億回再生に達したと報じられていた。今回はRIAJ、日本レコード協会のストリーミング集計でプラチナ、即ち1億回再生達成ですな。集計元データが異なるのでご注意。

今回(2023年5月度)『君に夢中』と同時にプラチナを達成したのは、配信開始日が異なるので参考にしづらいが、10FEETの第ゼロ感とかYOASOBIのアイドルとかaikoの花火とか。いやいや錚々たる顔ぶれってヤツですねぇ。当初は『BADモード』アルバムには『One Last Kiss』という特大ヒット曲があったからそれで十分かなと思ってたけど、こうやってもう1曲大ヒット曲と言える歌が出来たってのは心強いわね。『HEART STATION』アルバムで『Flavor Of Life』だけでもお腹いっぱいだったのに『Prisoner Of Love』も大ヒットかましたのとなんか似てるやね。


てことで皆さんパイセンのお腹の剥き身に夢中ですけど(何言ってんだお前(笑))、こうやってヒカルさんが休日?も満喫してるってことは、次なる仕事が一段落してるってことだからねっ。今後新告知要注意になるからより一層気をつけてこーな!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




結局ツイートすんのかーい!
いや有難いけどね。


@utadahikaru : パリのSacaiのショーにまたお邪魔させていただきました!メンズもウイメンズもとってもかっこよかった そして暑かった🫠 妙に気に入っちゃった構図のとちゃんとお洋服が見えるのどぞ😊
posted at 2023/6/26 21:12
https://twitter.com/utadahikaru/status/1673303200009445378

@utadahikaru : いつもお世話になってる写真家のTakayさんと!パリのY’sのAW2023メンズのローンチイベントにて。綺麗な写真いっぱいみせてもらった後、そして近くのバーでグレープジュース奢ってもらう前w
posted at 2023/6/26 21:15
https://twitter.com/utadahikaru/status/1673303995593506820


まぁ動画と写真はInstagramのとおんなじだから…と思ったがちょっと待った! 同じ写真でもアスペクト比の都合でTwitterでは足下まで写っている…だと!? そんな違いでどちらにも意義を持たせるだなんてCDオンリーボーナストラックみたいなことを!(antidote mixくらいしかやったことないけど)

そしてご覧のようにTwitterのみでのプチエピソード披露なんかもあったりして。なんでもいいけど何故私含め「グレープジュース」を「グレープフルーツジュース」と勘違いした人が何人も居たんだ? バーか、バーの所為なのか??(今一瞬スマホに「バーカ!」って罵倒されかけたわよちょこざいなっ!)


一方、今朝になって照實さんから久々のツイートが! 昨年9月以来とな。ご健勝そうで何より。

@u3music : お目覚めの時間です。5人の孫が息を潜めて腹を空かせて僕の登場を待ってます。今日二十八日は大切な人の誕生日。
🥳
posted at 2023/6/27 4:45

鍵アカだけど「ご本人不本意」ということは判明してるので遠慮無くコピペ。「5人の孫」ってなんのことだ一人娘のヒカルさん、人間活動期に年子を次々とご出産なさってたのかいやさもしや五つ子ちゃんを…?と一瞬思いきや(思うなやw)、「4匹の猫ちゃんたちとリアル孫1人」だそうな。なるほどね。「Hikkiがパリに出掛けてる間預かっていたのでしょう」とのこと。おぉ、そういうことか! となると、上記の「今日二十八日は大切な人の誕生日。」ってのはそのリアル1人孫ダヌパイセンのお誕生日ってことかな。メッセでの出産報告も2015年7月3日付だからね、ちょうど今頃の時季になるもんね。
https://www.utadahikaru.jp/from-hikki/index.html

4匹の猫ちゃん達はそれぞれ誕生月に因んだりして、メイ、ジュン、オーガ、ピノって名前でよかったかな? ダヌくんと川の字いやさ11111字で(多過ぎ)寝てる姿は微笑ましいだろうねぇ(妄想タイム)。

照實さんのツイートは検索しづらいけど4匹の昔の写真のツイートはこちら。
https://twitter.com/u3music/status/792977503350513665
7年前か。皆おっきくなってるだろね。

てことで昨日今日で親子いやさ宇多田家3世代揃い踏みみたいな感じになりましたかね。是非是非楽しい夏を過ごして欲しいものですわ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




…と思った人は何人居るのやら(笑)。代わるには『BADモード』のアートワークを任せられる程の一流の写真家にならねばなりませんがなっ!

ということでヒカルパイセンが更にInstagram連投しましたな。さては我々を卒倒させにかかっとるなおぬし!


ひとつひとつ見ていきませう。


『kuma_power 妙に気に入ってしまった風景』
https://www.instagram.com/p/Ct8gF8NLoUf/

ひとつめはストーリーズにも掲載されていた動画。モデル達が左から右へベルトコンベアのように等間隔に流れていく様を捉えた映像。なるほどユーモラス。私のようなプログレおじさんはヒプノシスみたいだなと思った。ピンク・フロイドのジャケット作り続けたアーティスト集団ね。あの英国的なセンス・オブ・ユーモア、モンティ・パイソンみたいだもんね。

ところでところてん、ストーリーズの保管庫、いつから音楽関連とそれ以外に分かれてた? 私気づいてなかったですよ。


『kuma_power 10s 10s 10s across the board!
 今回もかっこよかった〜 日焼けした笑』
https://www.instagram.com/p/Ct8gWcqgMfr/

続いてもストーリーズの動画から。『10s 10s 10s across the board!』ってなんのことかと思ったらヒカルパイセン前から大のお気に入り、テレビシリーズ「ル・ポールのドラァグ・レース」シーズン10のエピソード1のタイトルなんだってさ! 「10点10点10点…みんな10点!」てことで、次から次へと歩いてくるモデルさん達みんな満点だよ!とか言いたい訳か。いやあんた16年前なんかも

『(前略)今、ぬりえコンテストの選考をしてるんだけどね、「ぼくはぷま〜ぷま〜ぷま〜♪と歌いながら描いてました」、とか、「子どもが好きなので必死に描きました」なんてコメントがついてると、よし!!!あんた優勝!!!あら!あんたも優勝!ええい!もってけドロボー!って全部最優秀作品賞あげたくなっちゃって大変っす。』
https://www.utadahikaru.jp/from-hikki/index_60.html

…とか言ってたねぇ…相手が素人だろうが玄人だろうが何年経とうが変わりませんなヒカルパイセン…。


そして問題の3つ目。

『kuma_power At the launch of the Y’s for men AW2023 collection where @takayofficial showed me his beautiful photos… then took a selfie with me☺️

パリのY’s for men AW2023 コレクションのローンチパーティにお邪魔してTakayさんの素敵な写真を堪能して最後に一緒にセルフィーの図☺️』
https://www.instagram.com/p/Ct8ihvZMCY3/

はいかわいい。はい勝てない。はいあんたが優勝! あんたこそ優勝! 100点満点!! …って、ダメだろうこれ。かわいすぎて18禁だろ。いや18金か?それじゃショボいか?? 

で、こんなかわいらしい仕草でよっかかられてるオッサンが『BADモード』のアートワークを手掛けた写真家のTakay(タケイ)氏だそうな…いや待って昔読んだ記事でみたお写真の方と本当に同一人物??

https://www.fashionsnap.com/article/takay-interview/

いや違うでしょう! 違い過ぎるでしょう!! 表情筋が緩みまくってるでわないですかっ。うむ、全然別の知らないおじさんがヘラヘラしてることにしとこ。(謎結論) でもま、パイセンに肩に寄り掛かられたらそらこんなカオになるわな。とんでもなくいい香りの残り香が残ってそう。パイセンいつも寄り掛かる肩を探してんなつって言っちゃうぞ…。


というのが本日更に更新されたInstagramのポスト3つだったのだけれど、他の人の投稿にも登場してたりするぞ。例えばこちら。


「nikita_zinov 大好きな宇多田ヒカルさんと。」
https://www.instagram.com/p/Ct7f5BTsJu3/

プロフィールに「I'm from Tokyo
ニホンゴメッチャシャベリマスヨ」と書いてあるから、日本出身のロシア系モデルさん、て感じッスかね?? 日本で育ったから当然宇多田ヒカルを御存知と。この距離感だと既にお知り合いだったのかな。お二人ともお美しいけれど、なんとなくパイセンの方が「強そう」なのが面白い。尊敬してるってことだろうなきっと。


…うむ、やっぱりInstagramの投稿に対してテキストオンリーでツッコむと妙に野暮ったい!(笑) まーこの日記はこのスタイルでずっと来てるので野暮もまた個性ということで怯まずやっていきますよっと。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




おおう、週末はInstagram連発ですか。いやはや、有難いことです。

ひとつめは、道端にお家の落書き。ふたつめは、チーク用ブラシ?の落とし物。そしてストーリーズの方では今パリで開催されているsacaiの2024春夏コレクションへの参加(といっても立って歩く方でなく座って観てる方)の模様とまぁ盛り沢山。

ほいでこういう時に悩ましいのは、こちらのリアクションがテキストになること。当たり前といえば当たり前なのだけど、写真の投稿っていう視覚的なアウトプットに対してテキストで返すってのは何となく非対称な気がしてな。いやま向こうは超有名人だから非対称で自然なんだけど、LINEのやりとりでもスタンプ同士だと「応酬」って感じだけど、スタンプに対してずっとテキストだと「ボケとツッコミ」になるのよね。それはそれでひとつの在り方なんだけども。だから「写真で一言」っていう大喜利フォーマットは秀逸なのよねぇ。よく出来てるわ。

とはいえ、ヒカルさんもそれぞれにちゃんとキャプション入れてくれてるので、それに反応すればいいといえばいい。

『kuma_power Knock knock
 ピンポーン』
https://www.instagram.com/p/Ct3b_COsHFy/

『kuma_power Someone is walking around with poorly blended blush on their cheeks…
チークがうまくブレンド(って日本語では言わないのかな?)されてない人がどこかにいるかも』
https://www.instagram.com/p/Ct4QgDHsiiK/

こういう一言でもいちいち気が利いてるのよねぇ。んでもやっぱこうやってテキストのみで反応してても、物足りないといいますか。ちゃんと写真画像を転載しないといちいち観に行かないといけないから面倒だし。かといってじゃあInstagramの画像をblogに転載するのは気が引ける。あと手間が掛かる。ふむ、なんかやり方考えなくっちゃな。


でもこうしてみると、ヒカルさんも順調に動画デフォ世代といいますか、 Tiktokずっと見てて平気な人達にもしっかりアピール出来る下地が整いつつある感じでよさげ。一方で、シンガーソングライターとして昔から携えている「歌のテーマは首尾一貫、ビジュアル面はその都度変化。」というアティテュードが今後どうなっていくかはまだちょっとわかりませんな。もしかしたら、時代の方が追い付いたという見方も出来なくはないけれどこれは暫くは様子見でしょうかね。いいねの数もついてるコメント数も申し分なしだし、順調なのは間違いないですわ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ここ数年はメッセはおろかツイート数も減って(インスタが結構あって嬉しいけどね)、ヒカルさんの性格、優しくて思い遣りがあってユーモアのセンスが光る、そんな人間性を最近ファンになった人はあんまり知る機会ないかもねぇ、なんて常々言ってきてたんだけど、よく考えたら、いやよく考えてみるまでもなく、いちばん最近のアルバムのタイトルトラックという看板中の看板曲の歌詞がメチャメチャ優しくて思い遣りがあってユーモアも光ってて何より格好よかったわ。『BADモード』、あれが今の宇多田ヒカルよねぇぇぇ。なるほど、寧ろ、メッセとか読みに来ない人でも「宇多田ヒカルはどういう人か」って知られてるのね今は。

デビュー当時はそんなことなくってだな。1stアルバムの歌詞って「理屈っぽいラブソング」が基本路線でして。文学に強そうな少女が背伸びしたり等身大だったりの恋心を知性溢れる言い回しで歌う感じで。あのね、今だと冗談みたいな話なんだけど、『Message from Hikki』を読むまでああいう慈愛に満ちたというか、思いの強い子だなんてわかんなかったのよ当時は! これ私だけでなく、他にも沢山居た。「メッセ読んでファンになった」って人がわんさか居たのさ。そういう人の方が音楽性の変化とか気にならないからずっと長年ファンやっててくれたりするんだこれがまた。

それが今では、「歌が好き」=「宇多田ヒカルが好き」みたいなとこまで来てるもんねぇ。それだけ自分自身を歌で表現することが上手くなってるんだとは思うんだけど、私からみたらそれと共に楽曲のクォリティが上がり続けてるのがスゲーなと思うのよ。自分らしさを表現できればできるほど音楽がよりよくなるってあなたどんだけ「宇多田ヒカル自身」に取り組むべき価値があるというのか。音楽的に。

これは誰にでも起こることじゃない、というか寧ろ逆ですらある。商業的成功を手に入れる為に売れ線の音楽に勤しみ続けてやっと手に入れた制作費と時間と知名度を利用して作ったソロアルバムが独り善がり過ぎてファンの一部にしかウケない、とか昔からの定番エピソードだからね。自分らしさって、追究すればするほど感性がニッチに、局所的になっていって、通じる相手が減っていくものなのですよ。だから売れる為には周りにアンテナ張ってみんなが何を気に入るのかを探り続けないといけない。

宇多田ヒカルはその真逆で、自分自身を掘り下げれば掘り下げるほどより普遍的な表現を手に入れていく。例えば『Prisoner Of Love』の歌詞『見捨てない 絶対に』とかって、音楽とか歌とかの枠を超えて最早ヒカル自身の魂の叫びそのものって気がしてるんだけど、そういう内的に深い源流のところまで辿り着いたこの曲がとんでもなく支持を得て(2008年時点で290万ダウンロードとか情報出てたな)ヒカルの代表曲の一つにまでなってたりするのだもの。

そして最近作『BADモード』では、恐らく息子や友人に語ったほぼそのままの言葉を歌詞にしたタイトルトラックとか、宇多田ヒカルのある日をそのまま描いただけの『気分じゃないの(Not In The Mood)』とかが、より大きくて広くて深い普遍性を表現し始めてる感覚なのよね。『キレイな人(Find Love)』なんて日記というか独り言というか。そうやって、まだまだどんどん「宇多田ヒカルの素」「素の宇多田ヒカル」をみせてくことで音楽的にも成長していけるんだったら、なるほどもうメッセに長文投稿して自分がどんな人間なのかをアピールする必要はなくなってるのかもねぇ今更だけど、と思えてきてそれがなんだかやっぱりちょっと寂しい気持ちにさせられるのでした。それだけオールド・ファンは『Message from Hikki』への思い入れと思い出が深くて分厚いんですのよ、えぇ!

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




今のヒカルさんにとって幸せとは何か。昨年のAppleでのインタビューでこんな風に答えている。

『happiness is just like an imagine it's like a concept then I think the only way anyone can feel really happy is the way just feeling fortunate and grateful thing 』

「幸福とはイメージでしかなく、それは概念だから、誰もが本当に幸福を感じられる唯一の方法は、ただ好運と感謝を感じる事なんだと私は思います。」

その上で、

『so in that sense I think this is the happiest I've ever been in my life』

「そういう意味では今が人生で一番幸せだと思う」

と自らの幸福について語っている。

「イメージでしかなく、概念だ」というのは、幸福とはその人の物事の捉え方の話なので何か定型的な物事に収まる訳ではない、ということなのだろうか。そして、今のヒカルは、今が今まででいちばん好運と感謝を感じられているからいちばん幸せなのだと語る。


私なりに踏み込んで解釈すれば、物事をただありのままに捉えた時そこには幸福も不幸もない。自分のその時の心境に照らし合わせた際に沸き起こる感情であって、それではありのままを捉えられていないではないかというのならそれは確かに対象に対して常に「間違っている」と言えるかもしれない。だから『日曜の朝』の

『幸せとか 不幸だとか
 基本的に間違ったコンセプト』

の一節は、そういった解釈も可能であるかもしれないなと。


1年前ではあるが、ヒカルがこのような心境を継続しながら

『今の私が思う幸福とはなにかの歌ができました。』

というコメントを出したのならばその『feeling fortunate and grateful thing』、「幸運と感謝を感じる事」が歌詞の中に(直接的か間接的かはわからないが)盛り込まれていると見立てるのが自然だ。それを踏まえて、公開になっている

『追いかけても 追いつけぬ
 幸せは側で待ってるだけ』

という『Gold ~また逢う日まで~』の一節を眺めると、外に外に求めている間は幸せの存在に気づけない姿が思い浮かび上がってくるのだけれど、さて、実際はどうな風になってるんだろうね。…と、こうやって新曲発表への時間を楽しめてる事自体、とてもありがたくてとてと好運なことなので、確かにこれは幸せな時間を過ごさせて貰ってるなと思いますですよ。ふはぁぁ。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




ヒカルの歌の歌詞には「歌」とか「歌う」ことはそれなりに出てくるのだけど、「ステージに上がって歌う」ことについて歌った歌ってそんなに無いような。パッと思い付くのは『FYI - Merry Christmas Mr. Lawrence -』とか、その位かなぁ。UTADAになら無くはない、という程度かな。

『First Love』の『今はまだ悲しいラブソング 新しい歌 歌えるまで』は感情表現の比喩だし、『Another Chance』の『静かに口ずさんだメロディー』とかなんかは日常の何気ない場面という感じだし。嗚呼、『Kiss & Cry』の『鼓膜にあたるバスドラと 心地よくつくハイハット』はステージ上っぽいかな…? バンドがスタジオやリハーサル・ルームで、でも有り得るかぁ…。それに歌じゃなくて演奏だしな。


いやね、なんでこんなこと考えてるのかってーと、ヒカルさんにとって「ステージでの母親の後ろ姿」って強烈な印象を放っていたようだからさ。夫婦で喧嘩してても泣いてても開演時間になると途端にステージに出て歌い出すそのプロ意識の高さは歌手宇多田ヒカルにとって極めて大きな原体験だったろうに。2000年に徳島公演をキャンセルした時あれだけ悔しがったのも、2006年にどれだけ体調が悪かろうがステージに立ち続けたのも、「ママなら何があろうと出ていって歌うから」と心してたからなんじゃないかとあたしゃ勝手に思ってるもんで。だからそれを題材にした歌詞があってもいいなぁ、とそんな風に考えてたんだけど、あれか、余りにもそのステージでの母の印象が強烈過ぎて、その存在が偉大過ぎて、おいそれとは歌詞の題材として取り上げられないということかな。もしそうであるなら、将来ヒカルがステージを題材にした日本語の歌を歌うとしたら、物凄く大きな自信の裏付けを手に入れた、そんなでっかい歌になりそうな気もしますな。

母の歌は沢山あるし、歌の歌もそれなりにある。しかし、「母の歌」の歌はなさそうなのよね。はてさて、その「母の歌」の歌をヒカルが歌うような、そんな日はいつか来るのでしょうかね?

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




『初恋』コラボに触発されて(?)久々にうたマガVol.7を読み返してしまった。中には肉筆横書きでむずむず通信てのが載ってるんだけど、本当にヒカルさんは面白い文を書くねぇ。手書きも相俟って全編から可笑しみが溢れ出してるわ。単にカプチーノの試飲をしただけっていうエピソードをここまで面白く仕立て上げるとは最早まるで伊集院光だな。光繋がりだな。いやヒカルさんは名前が光だからってそれだけでは特にどうということはないらしいけれども。
https://twitter.com/utadahikaru/status/239702287038164992

そういや誰かヒカルさんにYouTuberのヒカル氏のことをどう思ってるのか訊いてみて欲しいわね。こちとらここ数年、彼の名前をみる度に「まぎらわしいな!期待させやがって!」と理不尽な憤りをぶつけてきてるので、正直申し訳なくてあんまり関わり合いになりたくないのです。ほんと検索しても紛らわしいからな…何とかしてほしいけど同姓同名は言葉の運命だからね、こればっかりは仕方がない。

でもそう、伊集院光もまた「なんでもないエピソードを面白おかしく話す」達人なのでして。凄いよねラジオの帝王。1週間に1本即興創作落語を作り続けてるようなもんでな。1週間で人が経験できる面白エピソードなんてかなり限られてるから、如何に何気ない中に可笑しみと面白みを見出せるかがポイントになってくるんだけどそこんとこがまぁ秀でてること秀でてること。元々落語家志望で先代の楽太郎に師事してた身だけれど、もう新たに伊集院流開祖名乗っていいんじゃないの…?

いやこの流れだと名字じゃなくて名前の方を引き継ぐべき? ならヒカルさんも?? 書くことと喋ることは違うとはいえ、近い才能があると思うわ。うたマガはフリーペーパーだけど、これ会報にしてファンクラブ作ったら大人気だろうねぇ。ファンクラブの会報って実態を知らないので他と比較は出来ないけれど、アーティストがメッセージを送ってくれるのはあるあるだとしても、ここまで単独で面白い事を書ける人となるとなかなかいないんじゃ…? まるで漫才師が構成作家も兼ねてるような…ってシンガーソングライターってそういう職業だったわね元々…。


と、こうやって書いてるとうたマガ読んだことない人が読みたい!ってなるかもしれないけど、5年前のフリーペーパーだからね、そうそう手に入らないよね。Web上でもpdfで配布してくれたらと思わなくもないけどフリーペーパーってのはこの場合「CDショップ店頭に是非足を運んで欲しい」ってことで店頭配布されるもんだから、そうほいほい電送してもらうわけにもいかず。裏を返せば店頭配布が終わった後なら電送してもいいんだけど、「どうせあとでWeb上で見れるからいいや」って認識が定着してしまうと宜しくないからねぇ、難しいね。

となると、そうね、御時世もあってか『BADモード』の時はうたマガ発行はなかったけど、次はCDの初回特典でつけてくれたりしたら嬉しいかも?? それじゃ店頭に足を運ばないじゃないかと言われそうだけど、地域によっては足を運ぶべきショップがそもそももう無かったりもするんですよねぇ。ここらへんのバランスは次回への課題になるかもね。

まぁ取り敢えず次にどのアルバムだかの「○○周年記念盤」がリリースされた時には歴代のうたマガを付録としてつけてくれたら嬉しいでやんす(厚かましい)。やっぱり肉筆ってな読んでて嬉しいものだしね…って、肉筆のむずむず通信だけじゃなくて活字のインタビュー記事とかもあるからね、それも価値が高いわね。他の号もいつか引っ張り出してきて読み返そうかな。間違って捨ててないことを祈りつつ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




そうかぁ、5年前の今頃は『初恋』の発売に合わせたコラボカフェが開店してたのね。同作収録の『パクチーの唄』に因んでパクチー入りカプチーノ『パクチーノ』を出したりしてたんだったねぇ。パクチー大福ってのもあったな。宇多田ヒカル大好きパクチー大嫌いな皆さんのアンビバレンスが炸裂した企画でございました…。


となると、返す返すもアルバム『BADモード』のコラボカフェが開催されなかったのが残念でならない。御時世的にも無理だったのだろうけど、いやしかし、真っピンクのテーブルの前でパステルブルーのパイプ椅子に座って予想外の色のソーサーに載ったコーヒーカップをウェイトレスさんに差し出されたかったのよ私は!私達は!

流石に今更『BADモード』に因んだコラボカフェは無理だろうから、ご供養代わりにここで私が妄想を炸裂させておこう。


まずは、カフェのくせにフードを注文するとそのままUber EATSで注文するシステム。その場で作らへんのかい!とツッコミながらお店のテレビを観ると勿論チャンネル(?)はNetflixだ。なんとずっと映画のエンドロール特集が流れているぞ。君の横顔見放題だ。その横にはモナリザの絵が掛かってるな…と思ったらプロジェクターで映してやがった…。

さっき頼んだUber EATSのお兄さんはCiti Bikeに乗ってきたよ…って流石にニューヨークでもないとそれは無理な話か。でフードはともかくドリンクはちゃんとここで出してくれてて、ソーサーに載せたコーヒーの他にはピンク・シャンペンとオレンジ・ブラッドがメニューに載っているな。この2つのドリンクを頼んだテーブルでは抽選で特製コースターが当たるんだけど、抽選方法がクジ引きとかじゃなくてサイコロなの!? へ~珍しい…って、自分で選んだダイスじゃなきゃダメですかそーですか…。

え、あとゲームをクリアしたりしても特製コースター貰えるの? なになに、水がギリギリまで入ったグラスを一滴も溢さずに移動させる「溢した水はグラスに返らない返らない」ゲームですかなるほどなるほど。あ、え、途中で止めちゃダメ? Timeかけちゃいけないのか厳しいルールだなっ! 制限時間もかなり短いけど運が良ければさっきのサイコロをまた振ることで「時を戻す呪文」を教えて貰えてTimeを戻せるのか。…サイコロ大活躍だな…。

他にも指相撲を店員さんとやれるのて。カフェのくせにゲームの類が豊富だねぇ。なるほど指相撲に勝ったら商品が貰えるの!? 腕時計にロエベの財布まで?? ちょっとちょっと、結構商品豪華じゃないの! あ、ポエムは別に…笑。でもでも、頑張っちゃおうかなぁ…え、店長さん、毎日ヴィッキーのエクササイズで鍛えてるん?? とても勝てそうにないわ…。

ほほぉ、このカフェは個室も予約できるのかぁ…って、え、オーシャンビューなの?? ここ渋谷じゃなかったの? こんなとこから海が見えるの?? あぁ、3DVRメガネを掛けたら、って話でしたかそうですか。…私の前で3DVRの話なんてしていいのかな?(邪悪笑)


…いやぁ、楽しい企画が満載で充実のコラボカフェですなぁ。思わず時間の経つのも忘れて長居してしまいましたよ…Uber EATS7回も頼んじゃった…んで、ここって何時まで開いてるの? なになに?日付が変わってもまだ閉店しないの?? そんなに長く開けてくれてるんですかこのお店は! そうか、だったら僕らはもう『12時の鐘に怯えなくてもいい』んですねありがたいなぁ…

…って、ほんとこんなカフェやってくれたらよかったのに! どうしてやんなかったのよ~いったいどうしてだ!神様そりゃないぜ!(てことで、おあとがよろしいようでっ(笑))

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ