無意識日記
宇多田光 word:i_
 



何といってもSMLで私が食い付いたのはブリッブリに嘶き捲ってるベースサウンドだ。いつになくボトムに気合いの入ったこのサウンド、一体誰だろうと思ってクレジットを見てみると、ファンには"You don't know Velvet Revolver !? SHAME ON YOU !!"でお馴染みの(?)スラッシュのソロアルバムでプレイしていた元Jane'sAddictionのクリスチェイニーではありませんか。デモ段階からの参加かどうかは兎も角、こんな人を引っ張ってこれるとはLA人脈に強いマットロード様々だ。あゆの曲に昔参加してたりとセッションで多忙そうなクリスだが、万が一WildLifeに参加してくれていたら楽しみが又1ッ増えるというものだ。

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まずは順調な滑り出し、と言っても"宇多田はミリオンだろjk"という向きには説得力がないだろうけど、"20万枚近辺の攻防"と直前に予想していたコチラからすればコレはかなりA&RチームGJな成績と云わざるを得ない。営業活動の丁寧さでは群を抜いていた感がある。電子部門も考慮されているかは知らないが、デビュー作から7作連続首位はキンキキッズを上回る史上初なんだそうな。当然、1stの750万とかいう数字と比較すれば数%になるのだが特に何とも思わないのはTwitterを通してU3&EMIの奮闘ぶりをみてきたから。十二分なプロモの結果こうなのだからコレが即ち"今"なのである。

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後々迄歌い継がれそうな"PopClassics/Standard"な色合いがいつにも増して強い光の手による4曲、果たして"実際に"定番となるだろうか。すぐに音楽の教科書に載せれる嵐の女神、挙って格闘シーンに使われそうなSML、カラオケにモッテコイなGBH、云う迄もないCWTCと揃い過ぎる程揃っているが、何か今となっては"宇多田ヒカルだから"という一点で過小評価されそうな気がして至極歯痒い。この4曲を全く無名の新人が歌ってたとしたら凄まじい大ヒットになっていたかも…。然し、今の日本語圏では何かそういう事が起きる予感もない所がアー活休止の的確さを裏付ける様で寂しい。

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出来れば新曲全部WildLifeで歌って欲しい所だが一部問合わせによると終了は21時半以前との事なので3時間という訳にはいかず過去曲との兼ね合いが難しい。一緒にメドレーでまとめたりアカペラや弾き語りでワンコーラス披露というのも考えられるが今回も全曲歌詞の構成が素晴らしい為ソレも勿体無い。「んなもんMCすっ飛ばして歌い続ければ何とかなる」と云うには光のレパートリは喉にキツ過ぎるし。具体的な案は何も浮かばないが、ファンにとっては直近新曲のインパクトは大きいし光にとっても歌い易い歌詞だろうから巻き戻らない時間より熱い"今"を大切にして欲しい、かな。

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都会っ子の光はホントに田舎の陰湿さを知らないんだなぁ、とオリスタの記事を読みながら溜息を吐く。別に私も故郷を悪く思う事はないがどう足掻いても大勢の人達の力で文化と文明を繁栄させてる都会の方がイイ。遠方迄赴かずとも医者が居る事、水で流せるトイレ、治水に耐震、治安対策、流動性が生むフェアネスなど"便利"のヒトコトではとても片付けられない「弱い人間でも生きていく事が出来る社会」の凄味は幾ら強調してもし過ぎる事はない。ン百万年の人類史上最も繁栄した文化圏、ソレが現代日本の首都圏なのに…まぁソレこそ人活期間はそゆ事を見直せる時期になるのかな。

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「ン十万人」のうち"1"はクリアした様で何より(梶サン達の頑張りを見ていると1枚でも多くと願わずに居られない)。速やかに2と3は行くだろうが、問題は4、そして5だ。ダウンロードもある為予想は難しいが、年末迄にTV出演があれば或いはと思わせる。よくよくCDの売れない時代だな、と一般論化して慰めたい所だが来週のミスチルは1,2週でシンコレ2の累計を上回る訳でやはりツアーの蓄積は大きい。如何に"事件"から"日常"に移行するか、ヒカルはいつまで経っても世間にとっては"事件"であって、風化するにつれ生活から遠ざかった。まぁ僕らにとっては日常どころか人生なんですが。

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書くネタを心配されたり感心されたりする事も多い当欄だが、逆説的にも光の情報と音と露出がHikkiリナシな今が一番書きづらい。是が非でも伝えたい事といえば"新曲聴けよ"であって、特に光が書いた4曲については何の注釈も要らない。画竜点睛を欠くと唯一言えるのは愛のアンセムだが、何がどうって明らかに曲が弱い。地球規模で愛されてきたシャンソン&ジャズ/フュージョンという20世紀を華やかに彩った2ジャンル各々を代表する曲を奇想天外なアイディアで合体させても、光の書くメロディの前では褪せるのだ。やはり宇多田光はPops史上最高のソングライターだと断言するしかないだろう。

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無意識の楽園、というフレーズにピンとこなくてココ迄来ている。過去に光が歌詞で無意識という言葉を使った事があるかというと記憶にないが、無意識日記としては気にならない筈はなく、言葉の意味を考えれば"ソレが楽園と知らずに居る状態"の事になりそうだが、パッと見の第1印象ではまるで"無意識(という抽象物)の楽園"みたいに読めるので光の歌詞にしては珍しく舌足らずな印象を受ける。いつもなら節をハミ出してでもちゃんと意味が通る(解る、というより"文法が一意的に定まる")文章にする所を、この箇所はまるで言葉をポンと放り込んできた感じなのだった。

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新曲のぶっちぎりな素晴らしさは完全に"聴けば解る"レベルに達してるのが明白なので今回も売上の話。伸び率にすると前日比2.5倍以上という枚数(5.8万枚)をどう受け止めるかは、難しい。新譜発売への期待感が落ち着いたものな為焦る必要もない、という感じだろうか。ン十万、と何度か言ってきたがどうやら初週は…計算すると21.1万枚といった所。ユーチューブ(カタカナだと区別つかんなw)効果は+1万位だろう、大多数がバラ売りの配信に流れる筈だ。宇活な、もとい迂闊な事は言えないが、日本人の殆どはイイ歌にお金を払う習慣を再び失ったのだと思わざるを得ないかな。

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ただ"大好き"としか言えない―新曲に対してはまだその段階なので細かい感想は後回しにするとして、とりまチャートの話から。大部分の人が衝撃を受けたと思うが、オリコンデイリー初日速報値2.2万枚である。決してプロモ密度が不十分だった訳ではないし、発売日2日前の数字なのでこの後大幅に上積みされると思うが、それにしても少ない。額面通り受け取れば、認知度は高くても生活には溶け込んでいないという感じか。私の直前の予想は"初週20万枚が評価の境界線"だったのだがこのままではギリギリの情勢だ。ただ、不謹慎乍WLシンコレ2枠の倍率が低くなるのは喜ばしいかなw

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愕然とした。後ろの方に"11、12曲目の歌詞対訳は割愛させていただきます"の文字が。載ってないかもとは確かに思ったがその場合全曲歌詞対訳ナシで潔しと踏んでいたのに。ハッキリと私も口にせねばなるまい、"なんて誠意のない商品だ"と。何故なのか、というのは単純で、光が今迄1度も正式に歌詞を清書した事がないからだろう。是が非でも文字で読んでみたくてUTBを買ってみたのだが残念だ。アレレ、トラックの原盤をUMGが持っているのはイイとして、歌詞を無断で掲載するのは作詞者の著作権侵害にはならないのかな。何度も再利用可能という契約を結んでいるのだろうか。

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"ヲンガクノウンメイノマガリカド"みたいな感覚だろうか、光の置き手紙たる新曲5曲盤+直近2枚からの編集盤の2枚組SingleCollectionVol.2が今日店頭に並ぶ。宇多田ブランドの神通力が復帰後肥大しているか縮小しているかをこの作品が決める訳で、色んな意味で気が気でないのだが、だからこそ出来るだけアタマをカラッポにして"また出た新曲"を今、十二分に堪能したいと思う。高々20分余りの音だが、この、休む事が決まってるが故の吹っ切れたサービス精神と正直な本音の同居がコレから2年以上ファンの支えと指針になる筈だから慌てず騒がず落ち着いて深呼吸して出迎えたい所デス。

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21日J-WaveTokio100で光が
「CocteauTwinsのエリザベス・フレイザーとジェフ・バックリーのデュエットソングがある」

とコメントしていたので、ぐぐってみた。みつけた
なるほど、正規のリリースではなくデモ音源なのか。
恋人同士だったことすら知らなかった。不覚。

しかし、光の大好きなアーティスト同士がこうやって共演しているのは面白い。
昔一度紹介したが、エリザベス・フレイザーは同じく光の大好きなTheBlueNileのポール・ブキャナンともデュエットしている。それがこちら↓

Downside up-Peter Gabriel & Paul Buchanan & Elizabeth Frazer


なかなか、これを聴いて光の嗜好を把握するのは難しい。
でも、全く参考にならないことはないだろう。


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すぐにツイッターの宇多田ストリームが驚きとブーイングで埋まったSMLのタイアップ話、サンプルを聴けばボクシングにピッタリだとタチドコロに解ると思うのだがこういうのはやっぱり3年前を思い出す。気持ちイイ位に掌を返した、当初EVAの主題歌がヒカルだと知り拒否反応を示していた人々。何だかその再現VTRを見せられている様で擽ったい。ヒカルが主題歌をハズした例は過去にないと思うのだがイチイチ毎回"ソレ迄マトモに光の事を知らない層"に挑んでいくので最初向かい風なのは当然なのだ。特に今回は普段音楽を聴かない層迄来るかもしれないので、その辺りの反応がどうなるか今から楽しみです。

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ヲタクとしては、アルバムやCDというフォーマットに拘らないなら1セット5曲とかのコンパクトな形態とは真逆の2時間3時間の作品を光が作らないか興味がある。恐らく今は考えもしないだろうが、オペラだと何時間、或いは日を跨いでという作品もある訳で将来的にはそういうビッグプロジェクトを5年位掛けて取り組むなんて事になったら面白い。大体が5分前後の曲になる今の光はつまりそれ位の長さの曲を聴いて育ってきたのだと思うが、人活中に時間が出来てその類の長尺な作品に触れる機会でもあればまた様相は変わるかもしれない。今は2時間のLIVEのプロダクションに集中して下さいw

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