無意識日記
宇多田光 word:i_
 




引き続き未来の自分の為の備忘録。
いろんなポイントを忘れないよう、メモしときます。

こんときのエントリ(070420)で書いたように、
「光」のPVのテーマは“Simple&Clean”、
「Passion」のPVのテーマは“Sanctuary”になっている。
まぁ、「光」の歌詞と、そのPVも参考にしながらS&Cの訳は考えるべきだな。

前回書いた“scare”の話、
Hikkiのメッセを引用すれば十分だろう。

> 想像を超えて素晴らしいものが返ってくる、想像を絶するほどの恐怖や大惨事がふりかかる。
>
> どっちでもいいから、私には必要。

彼女にとって「恐怖」とは“必要なもの”。
この個性をどう訳に活かすか、だな。

一応普通の英語の話もしとくと、“scare”は恐怖といっても、
怖くて逃げるというよりどちらかというと、怖くて手を出せない、
怯えて動けない、みたいな状況の方がより相応しい。
“scare me at all”と音を似通わせて“このあとすくむことはない”
くらいに訳してみるのもいいな、と一案思いついておいた。
採用するかどうかはわからんが。

after chorus―「Hold me」からあとの部分をどれだけSimple&Cleanに
訳せるかがポイントになる。歌詞のテーマがタイトルなんだから、
和訳のテーマもタイトルどおりだ。
一番参考になるのは、天啓で何度も“光自身が対訳した”事を強調してきた
“Animato”の和訳文。その潔さをどう身にまとって自然に呟けるか。
切り捨てるべきは切り捨てることが肝要だろう。

真っ先に切り捨てられるのは、英文における音韻構造。
これを日本語の文章に残すのは難しい。
beyondとbeforeが対になっていて、
liesとlikeが対になっていてa little later onがその橋渡しをしていて。
更にメロディが低空飛行する“future doesnt scare me at all”の箇所では
聴いた印象が短調にならないように各文節毎に全て母音を違えている事とか、
holdmeとmorningとlateronとwarningsとatallとbeforeが[o:]縦断していて、
morningとwarningsとnothingが[ing]で横断している事とか、、、
これら美しい音韻を総て打ち捨てて対訳せんといかん。
なんとももったいない。できるだけこの構造を
和訳に持ち込みたいが、今の私のスキルではちょっと無理。頑張れ俺。

眠くなってきた。今回はこの辺で。きっと続く。



追伸:大鴉ってクセになる。壱日中「Nevermore」って呟いててしまいそうw

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