そうそう、昨日のつぶやき。
『初めてスピーカーの上に乗った初めての日本フェス!Floating PointsのセットにSomewhere Near Marseilles-マルセイユ辺り-の一曲だけお邪魔しました。サムも初めてのMC(しかも丁寧な日本語)で紹介してくれてお客さんも盛り上がってて中山晃子さん@akikonkym のライブペインティングもサムの音も最高で、出番以外はステージ袖で踊ってました🪩
Thank you SONIC MANIA, Thank you Sam, Akiko, Tim, Will, Anna, and everyone who was there.』
https://x.com/utadahikaru/status/1959465204288540965?s=46
せやねんな、あのお立ち台スピーカーやってんな。現地に居る時は全く気づかなくて、ひょこんとお立ち台がステージから伸びてるやなんてボヘサマみたいやなとか思ってたんやけど、備え付けのもんに飛び乗ってたってわけか。足元そこまでハッキリ見てなかったなぁ。美脚自体はガン見してたのに!
しかし私が悔しかったのは、
『出番以外はステージ袖で踊ってました🪩』
ってのをぜんぜん想像してなかったこと! やられた! 舞台袖覗ける位置に陣取ってたのに!(見える所では踊りませんねそうですね) そうか、そんな過ごし方をしてたのか。うわ〜確かに、ステージに出てきた時から結構出来上がってた(?)から今日は絶好調だねヒカルちゃん!と思ってたけど、ウォーミングアップばっちりだったわけだね。ステージスタートから20分で、ず〜っと四つ打ち、アップテンポのサウンドだったもんねぇ。
これ、自分のツアーでもそうしてたのかな? ウォーミングアップに既に踊っててから出て来てたとか。ああステージメイクが崩れちゃうか。SFツアーは『time will tell』からだったし、そこまでアゲアゲでなくてもよかったかな。
んで。物凄くしょーもないことを言いますね。
なぜヒカルが国内フェス初出演のステージにこの「ソニック・マニア」を選んだのか? 「サマー・ソニック」本編や「ミッドナイト・ソニック」ではなかったのはなぜなのか?
それはね、
「ソニック・マニア」の真ん中には!
「ソニックマニア」のど真ん中には!
そう、ちゃんと「クマ」が居るからだ!
「ソニッ“クマ”ニア」 ←ほら!!
あー、すっきりした。
しょーもないことを言うのも効果があるもんだね。また言おうっと。
ただ、うん、論点として大事な事は、これが国外勢の集まるステージだったということよ。ソニック・マニアのメインステージではPerfumeから電気グルーヴと日本語圏のアーティストが出ててそちらが盛況の中、ヒカルの出たソニック・ステージは洋楽ファンが中心だったので、「宇多田ヒカルがもしサマー・ソニックに出るなら」というシミュレーションを行う上でかなりクリティカルなポイントになってたんだわ。
皆さんご存知の通り…と言っていいのかわからないが、サマーソニックは当初から洋楽邦楽双方からのゲストを迎えるフェスティバルではあったものの、長いスパンで見ると近年邦楽勢の比重(人数というより目玉度)が高まっていて、従来からの洋楽ファンたちの間ではうっすらと不満が溜まっている。そんな中で宇多田ヒカルを迎える場合、「邦楽ファンは問題ない。洋楽ファンからどう受け容れられるかを知りたい」というのが運営側の懸念点だったかと思われる。果たしてソニックステージでは大歓迎だった気がするな。洋楽邦楽とか抜きのレジェンド扱い、20代30代の洋楽リスナー達の間でも結構浸透してるとみた。つまり、音楽云々以前に、「宇多田を観た」というだけでまだまだ人生のアドバンテージになるのだ。要は色んな人に自慢できるってこったね。
あの反応の感触からして、スケジュールさえ合えばこの2〜3年のうちにヒカルがサマーソニックのヘッドライナーを務める確率はかなり高くなった気がする。来年すぐとは限らないので、余裕のある人はまずフェスがどんなものか体験してみる為に来年のサマソニに行ってみるってのもいいんじゃないですかね。気軽に行けるお値段ではないのが玉に瑕ですけれどもね…、クマには、じゃなかった、タマにはいいんじゃないでしょうか?