無意識日記
宇多田光 word:i_
 



この曲での光の歌唱の特徴は「敢えて1stの頃の歌い方をなぞっている事」だ。FoLから続く"原点回帰"的な流れ、第1印象でもtimewilltellやB&Cを私に想起させた訳だから単に曲調に合わせているだけともいえるが、今はあの頃よりもっと曲調の幅が拡がり歌唱の幅も拡がった。当時からこの程度歌い分ける技術あったろうが「自分で作り上げた多彩さ」に基づいたパースペクティブを手に入れた点が何より違いそうだ。昔は繊細で柔らかな己が声の特質をそのまま活かして歌っていた所を、今は多くの選択肢の中から選んで歌っている。まるで赤子の仕草マネる親の様だな。


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W&Sリスクが流れてきた。季節柄この時期という事だったのかな、もう何年前の話だい(7年前だ)。無防備な状態で耳に入ってくる光の歌声と楽曲の余りの素晴らしさに圧倒された。独特にシェイプされたコード進行といい、カユイ所に手を届かせながらもイイ意味で期待を裏切りながら小気味よく展開してゆく歌詞の乗せ方といい、リズムの土台の確りした疾走感も又然りだ。しかし普段の私はこのW&Sに「磨き切れていない」との評価を与えている。つまり如何に光の曲聴く時私が力んで基準をムリヤリ持ち上げてるかという事だ。たまにはこんな不意打ち食らうのもイイもんだと思ったよ。


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FREEDOM新曲「Kiss&Cry 」サンプルリリース 2007-04-20 08:16:40

早速DL (すーさん) 2007-04-20 11:08:44

こんなアー写真隠し持ってたとはね。
SACKY王女もびっくりしてたなw
丁度この歌の製作過程で「フィギュア」の番組を見ていたハズです。
おそらく、そこからタイトルを取ったんでしょう。

また売れそうな気配です。
最近ミディアムテンポの歌が心地よく身体に入ってくる感じなのでおいらには好感度。
リズム打ちと言葉の重なり方が好きです。

それよりもう一曲あるタイアップ曲。
間違いなくあれの主題歌じゃない?

しかし、この新しいアー写、つまりFoLの残り物なんだよねぇ。(苦笑)
売れるだろうとは思うけど、「売ってやろう」というアーティスト側の気迫は、
またもや希薄な悪寒がプンプン・・・(笑)。まぁ、日清の力があれば大丈夫か。

「HERO」の主題歌となると、「CASSHERN」「春の雪」に続いて
映画の主題歌3曲目、ってことになるんかな~。あの作品、
音楽は服部隆之・・・「華麗なる一族」やってたのねぇ。
となると、更に「花より男子2」×「華麗なる一族」感が増すなぁ。
もしそんなことになって内容がつまらなかったらどうすんだろう。(爆)
まぁ、売れること確実ですな。2007年の決定打となるでしょう。

駄洒落かよ! (Cozy) 2007-04-20 20:56:33

だ、駄洒落ですか・・・w

ところで、↓こちらで
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200704/gt2007042011.html
「発売は夏ごろの予定で、歌詞などは所属レコード会社の東芝EMIでも不明。」

これって、どういうことっすか?
もしかして、remixを色々まだやってる or 誰かにやってもらってる??

あぁ、その件ですか。ヒカルはレコーディングギリギリまで歌詞を
スタッフにも報せないんですよね。いざというときになって
完成形の手書きのをコピーしてみんなに配った途端録音、という手順らしく。
そんときのコピーが判読不能なら記事のような事態になるのではないかと。(苦笑)
リリースが夏ということで、印刷の為の原本が不要な今の時期、
カタチになった歌詞が担当者の手元になくても不思議じゃないのかもしれません。

もしかしたら? (odyssey) 2007-04-22 11:23:33

>Cozyさん
レコーディングを宇多田側だけで行ってて
東芝EMI側は何もやってないって事では?
全てお任せなのでしょう。
株主変わると方針とかも変わってくるのかも?
ヒカル君クラスとなると、変に怒らせて移籍問題でも出ようものなら、株価変動するくらいの事あるものね。
あゆが移籍するのどうのの時、エーベックスの株価下げ止まりまで落ちたことがあったなぁ。。。
で、次の日、移籍は無い事が判った途端、元に戻ったね。あれは凄かった(驚

ややこしいけど、今の「宇多田ヒカル」は東芝EMI内レーベル「FoozayMusic」の一員だから
東芝EMIっていう会社と直接何かある、っていうのはリリースの有無とその時期くらいで、
創作物の内容に関しては関係ないんじゃないかなぁ。沖田さんも三宅さんもFoozayの
メンバーだしね。逆にこの2人はディレクター・プロデューサとしてU3と東芝EMIの
間で板挟みなのかもしれないけどね~。(笑) 宇多田ヒカル・ブランドは、
東芝EMIのみならずEMIインターナショナル全体でもトップクラスの収益なので、
海の向こうからのプレッシャーの方が私はちょっと気になるかな。うん。


【4月下旬】2007.4.22(Sun) 12:03 2007-04-22 23:47:52

トルネコは、 (odyssey) 2007-04-23 02:41:04

RPGと言うよりも、パズルに近いかも?
ヒカル君が嵌った理由は多分そこだと思う。

あぁ、そうなの??それならわかるかも~。
僕の見立てでは、彼女がRPGを好まないのは
「人の敷いたレールの上を歩くのがイヤだから」なんだと思ってるんだけど、
パズルなら、テトリスとか(これはアクティブだけどね)、
作者の意図を遥かに超えて展開してくから遣り甲斐があるのではないか、と。
トルネコはそこのところどうなんだろうね。


さりげなく革新的な楽曲Exodus04 2007-04-25 08:14:54

おいしいノニ、ステージ衣装、自分史 (匿名) 2007-04-25 08:15:24

早っ!てか速っ!! 30秒! 読んでるヒマなし!(あたりまえ(笑))


雑誌ゲーテのキリヤン直筆コラム読後感想1 2007-04-26 08:18:50

ゲーテ (おたりま) 2007-04-27 01:00:15

お久しぶりです。
ゲーテ読んだら、すぐに文春が出た。中吊り広告のでっかいこと。文春っていっても女性誌と変わらない内容・・。紀里谷氏のことはほとんど書いていなかったけれど。そういうのが、いやなんだろうね。
そうは言っても、私は買って読んでるんだから、出版社の狙い通りなわけで・・。

さて、本題。
わたしは結婚当時つうかそれまでの過程でヒッキーは紀里谷氏に助けを求めたんじゃないかと思うな。
で、紀里谷氏は、まっすぐに向き合いすぎた気がする。そのうち、ヒッキーは成長し、自信もついて、助けを求めなくても大丈夫な強さを身につけたってことじゃないかと・・・。
それは、この4年のうちに方向が違ってしまったことなのかな・・・と思います。

えぇえぇ、私もまずそう解釈しました。4年半の月日の中でHikkiが強くなって
救いに対する態度が変わってしまった、、、でも、キリヤンはそれに対応(適応?)
できなかった、或いはしなかった、というか。でもそれじゃあHikkiの側からみたら
「最初必要だから一緒に居た。不要になったから別れた」ということになって、
えらくドライですよね(^^; でも、それくらいわかりやすい方がいい、とも
いえるかな。穏当な解釈をしようとすると煩雑になり、シンプルな答え得ようとすると
内容が刺々しい、という二律背反な結果に・・・考え過ぎですかね。(苦笑)
ところで、週刊文春って女性誌と区別するような雑誌でしたっけ。(キョトン)
まともに読んだコトがないから僕にはさっぱりわからないなぁ。@勿論棒読みです(爆)


メールトューヒッキーした事ある人なら 2007-04-26 19:59:51

信じる者は・・・ (なかたに) 2007-04-26 21:01:09

私のメールにレスしてくれたと思ったメッセ。
http://www.toshiba-emi.co.jp/app/scripts/emilog.php?id=hikki&no=63
京都弁だし。

検定って? (なかたに) 2007-04-26 21:03:46

なんの検定試験だったかは、いまだに判りません。

えぇえぇ、そりゃあもうわかってるでしょ、Hikkiのことだから、、、って
じゃあそのときも「私大阪出身ですから京都弁は」っつってたの!?(爆)
それはさておき、5月中旬に実施される検定試験って何でしょね。
インターナショナルスクール時代ということは、、うーん、僕もわかりません(^_^;

惑わすこと (Mikihhi) 2007-04-27 00:17:19

何と言っても、Hikkiの特技はオフィシャルにもかつて書いてあった通り「惑わすこと」だからねぇ。

何か気にかかったり気に入った内容のメールが来ると、ちょっと試してみたくなっちゃうんじゃないかなぁ?

それにのるか反るかは(もしくは気付くか)は、メール送った人の裁量に委ねられるんだと思うよ。
自分はそれに7年間のり続けてるって事です(笑)
自分にとって一番エキサイティングだったメッセは
2000年12月22日の「¬( ̄。 ̄¬)しゅうりょうだぞ~」
ですね。
これは話せばやたらと長くなりますが、Hikkiと自分の共同戦線メッセなのです…

http://www.toshiba-emi.co.jp/app/scripts/emilog.php?id=hikki&no=311
↑こ、この短いメッセに「話せばやたらと長くなる」ウラが隠されてるのんっ!?
うーん、では地酒(ワインのほうがええかw)持って家行くから朝まで語ってくれwww
もちろん、ココで書いてくれてもいいし、ブログで書いてくれてもいいし。
まぁ、どこまで話せるか、ってのはそれこそ裁量次第だけどねぇ、、、。
しかし「特技:惑わすこと」っつーのは、女として一番コワイタイプですな(苦笑)。
関係ないけど、水金地火木土天海の星たちはその昔天球での軌道がまるで
道に迷ってるよう―― 惑っている、ところから「惑星」という名前がついたそうな。
・・・・・・だからどうした俺。(苦爆)


「Eclipse(Interlude)」 2007-04-27 00:37:18

Unknown (なかたに) 2007-04-27 13:09:25

よくわかってらっしゃる(笑)。

え、それは内容のことっすかそれとも追伸のことっすかっ!?(笑)


雑誌ゲーテのキリヤン直筆コラム読後感想2 2007-04-27 08:18:19

いやいや、、、 (odyssey@会社) 2007-04-27 12:26:49

恋は盲目って事もあるぞ。
医者の不養生・・・む?争点がズレたw

誰の恋が何に対して盲目なのかサッパリわからんぞソレ。(笑)
寧ろ「相手の事を理解できる光が自分の事を理解してくれてると誤解した」というのなら
それは「医者の不養生」の方が近いくらいなんじゃないかねぇ。


早速今朝のフォローしとかなくては。 2007-04-27 20:14:36

以前から (かのこ) 2007-04-28 00:51:10

思っていたんですが、紀里谷さんが「誤解されやすい」のは彼の自分に対する厳しさのせいかもという気がします。
紀里谷さんは他者に対してものすごく優しい人だと思うんです。作品を見ていると私にはそう思えます。ただ自分自身に対しては恐ろしく厳しくて、他者への優しさは確かにあるけれどそれよりも「自分はいったい何やってるんだという強迫観念」の方が強い。あくまで自分に対する厳しさなのに、「厳しさ」の部分だけが自分でも知らないうちに滲み出てしまって、それのみをキャッチする周囲があれこれ誤解してしまうんじゃないかな。

うむ。書いてあることどれも肯けることばかりだ。
彼の優しさってのは見た目からもわかったわ~。あの笑顔は作り笑顔じゃないっすよ。
彼の領域に入り込んでしまわなければ、とてもいいお付き合いが出来そうね。
んでも、結論はやや修正の必要があるんじゃないか。そのロジックだと、
彼が「誤解されやすい」のは「自分に対する厳しさ」が原因なのではなくて、
「厳しさの部分が自分でも知らないうちに滲み出てしまっていること」の方になりそう。
彼が気をつけるのは「滲み出てしまわないようにすること」なんでせう。
まぁ、“それのみ”だけしか見てくれない周囲も冷たいっちゃあ冷たいけどね。


【色香】 2007.4.28(Sat) 13:24 2007-04-28 23:58:56

いいや?賛同しかねるな(爆 (odyssey) 2007-04-29 03:01:01

>>『スプーンを固定して容器のほうを回したほうが掬われ方がキレイ』なんだよ(笑)

それ(容器を回転)だと、半回転しかできないんじゃないか?
生産技術的に言わせて貰えば、それは容器の『持ち替え』が発生します。つまり2アクション必要となる。
よりベターなのは、両手を使う、だ。
つまり、容器を持つ手を半回転。スプーンを半回転させれば、取りこぼし無く1アクションで全周のヨーグルトをすくう事が可能となるでしょう。
やってみそ^^)

はっ!!! 自 分 も そ う や っ て ま す た (汗)
うーむ、自覚のないところでちゃんと両方回転させてるもんなんだねぇ。
おっしゃるとおりでげす。てゆーか生産技術ってどういう応用かしらんけども。(笑)
でも、片手のみでも肘までまわせば360度の回転が保証され(以下面倒なので略w)

布 (なかたに) 2007-04-29 08:46:23

ベルベットとビロードって同じ物じゃないと思うんですが。
よく似た手触りですが、ベルベットは高級素材であり、ドレスに用いられ、ビロードは庶民派素材で、もう少し日常的なものや子供の衣服に用いられるという認識です。

i_さんのことだから、ちゃんとネットで調べた上で書いておられると思うので、実は同じものかもしれませんね。

私ったら(汗) (なかたに) 2007-04-29 09:04:41

ベルベットとビロードは同じですね(汗)。
ビロードを別珍と一瞬勘違いしておりました。

即コメントはよくないですね(汗)。

いえいえ、寧ろこうやってコメントしてうただけるのであれば、
バンバン即コメでよろしくです♪ 情報の正確さなんて二の次ですよv
黙ってるよりまずは何かを発すること。これが前進の第1歩ですからっ。@力説気味に
僕だって「絹織物」って↑で断言しちゃってるけど、ヴェルヴェットは別に
絹でなくてもいいんですよね~( ̄∀ ̄; 僕も間違えてるので気にしな~い!w

壊れかけたピアノ (Hiron@携帯) 2007-04-29 11:25:26

そういえばHikkiは、デパートで展示されてあった、誇りを被って壊れかけたピアノをわざわざ買い求めた事もあったよね。

毎 度 な が ら 1 行 で ト ド メ 刺 し て き ま す ね 貴 女 は。(笑)
このブログの写真のやつね!
そして、この日のメッセに詳細が書かれてるな~。
こんなうってつけのエピソードがあったのに思い出せなかったとは。盲点だった。
多くを語る必要はあるまい。ナイスであった!天晴れHironっ。


【ふがっ】2007.4.29(Sun) 18:47 2007-04-29 23:17:29

キムチ入りの味噌汁ご飯 (なかたに) 2007-04-30 01:39:14

パパが作る朝食メニューの一つだったような記憶が。

ほほぉ~あのざねっちが作るのですね~。
てか、ひとりむすめよ、ひとりきりの男親(時々(謎))に朝食を作らせているのかっ!(笑)

表情 (かのこ) 2007-05-01 01:17:02

2006.8.11(Fri)01:09「くまちゃんの憂鬱」かなぁ。でもこれは表情というよりポーズかなぁ。あと、2006.7.28(Fri)14:28「コーヒーブレーク」もやや遠い目をしてるように見えますね。
くまちゃんの毛を真顔で必死にセットするヒカルちゃんが目に浮かびます(笑)。毎日じゅうたんコロコロの必要があるのは、くまちゃんに[えい!ぎゅっ!]したり色々着せたり頭になんか被せたり毛を撫で付けたりやたら掻き毟ったり(?)してるからかなぁ<失礼(爆)。

おぉ。紹介ありがとう。これは助かるv どれどれ、それぞれ眺めてみますかいな。
2006.7.28(Fri)14:28「コーヒーブレーク」
2006.8.11(Fri)01:09「くまちゃんの憂鬱」
いやぁ、これはちゃんとそれぞれ変えてるんだねぇ。
こうやって手間暇かけて(?)写真を撮ってくれてるとなると
ますますくま・ちゃんがいとおしく思えてきちゃうね~いや、いいなこれw

キムチ入り味噌汁 (フク) 2007-05-04 03:16:22

NHWのTV-Radio Reportで、かな♪さんが文字起こしされてますが
そのラジゴン(02年7月1日 fm-fukuoka)の番組内で味噌汁にキムチを入れて食べる話があって、真似してみたら美味しかったんで
それから私もよく味噌汁や納豆にキムチを入れて食べるようになりました♪

くまちゃんの表情、ポーズの取り方や写す角度で上手に見せてくれてますよね!
「お金持ち2」とか、くまちゃんの変貌振りが上手く出てますよね~

http://www.f7.dion.ne.jp/~hikki/TV-Radio/radio_report4_19.htm
おぉ。書いてくれてますね~だから文字起こしはありがたい。(謝々)
それによると、、、

> ご飯に味噌汁かけて~、私の場合辛いもの大好きだから、キムチとか入れて~、

ご飯も入ってるみたいですよ。(^∇^;;
納豆とキムチはもうガチですわねっ@ここでも力説
あれは美味しい~♪ チーズやマヨネーズも美味しいですぉ。

今度は「お金持ち」シリーズですね♪
ではこちらも並べてみましょう~v
8.15(Tue) 17:31 [お金持ち]
8.15(Tue) 21:15 [お金持ち2]
8.16(Wed) 00:02 [お金持ち3]

撮り方次第、っていうのがよくわかりますわねぇ。
ちっちゃいころからひとりあそびをたくさんしてきただけあって、
なにかキャリアと余裕を感じさせます。(そ、そうか?(笑))



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もちろんこのメッセがアップされた時間帯に
私は丁度キムチを買い物カゴに放り込んでいたところでしたw
(レシート時刻は19:04だから本当にちょうどそれくらい)

辛味・酸味・臭味というHikki大好き味覚要素が揃ったこの食材、
好きなはずに違いないと思いつつ、あんまり出てこなかったよねぇキムチ。
(タバスコ・酢・納豆とかが彼女の好物ですわいね)
ようやく出てきたと思ったらくまちゃんにあっちいけ扱いされちゃうとはね。(笑)


このくまちゃんに微妙に表情をつけるテク、
今回が初めてじゃなかったと思うんだけど、前回いつでしたっけね。
今日はもう眠いので、また後日考え・・・たタメシがないんだったな私って。(汗)
1回寝ると大抵のことはリセットされちゃうんだよなぁ。おやすみなさい、、、zzz


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前にK&Cの事を「じわじわと味がするスルメ曲というよりすぐ味が来るスナック曲」と評したがアレは半分間違っていた。何度もサンプルを聴いているが確かにわかりやすく速効性あるけどそれだけでなく(スナックと違い)何度噛み締めてもじわじわと味が出てくる。一口食べて美味しく、じっくり味わってもまた美味しい。しかも刺激物でなく安心して食べられる優しい味だからどの世代にも抵抗無く受け容れられる。既述の様にR&Bや演歌にも通じるしみじみとした味わい深さもある訳だから高い世代も唸らざるを得ない。こんな曲をサラリと作ってしまえる光には今更乍感服するわ。


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「ずっと2人で/光」「ずっと祈ってた/KeepTryin'」「後からそっと/ThisIsLove」そして「もっともっともっと/ワンナイfYM」と、光の詞には「っと」が効果的に使われているが、このKiss&Cryでも例によって「もっと本気出して」というフレーズが出てくる。とすると歌の中での韻を考えればその後の"Kiss&Cry"の部分は「キス・アン・クライ」でなく「キッス・アン・クライ」と振り仮名を振るのがより近いか。歌のアクセントが節の冒頭に来る上撥音("ッ")によるタメがある為、爽やかな曲調なのにどこかR&Bの様な粘りある質感が生まれている。日本語の響きも鑑みると演歌に近いとすらいえるかもしれないね。


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http://www.u3music.com/message/index.php?m=1&d=2007042813246j.xml
http://www.u3music.com/message/img1/2007042813246j.jpg

美しい写真に美しい文章のメッセージだ。
ホントこのひとは芸風幅広いな。(笑)

そして私は「漸く万人受けする言い方をしてきたな」と思った。
彼女の嗜好についてである。

> 満開の桜よりも、こういうひっそりとした美を漂わせる姿に魅力を感じる私はひねくれ者なのか、それともワビサビに敏感な日本人らしいのかな?

こう言えば、確かに、皆から共感を得られると思う。
少なくとも、満開の桜が好きな人であっても、
「あぁ、そういう見方もあるよねぇ」と一目置いてはくれるのではないか。
でも、ここ最近ずっとHikkiは
こういう彼女の感性を全開にしたメッセージを送り続けてきているのだ。

まずは笑っていいともで披露した「残り物が好き」話。
余りに内容が玄人なので(笑)熱心なファンからも総スカンを食らった( ̄∀ ̄;
激しく同意したのはMikihhi他少数の悪食自認な人種だけだった。(苦笑)
でも、
「湯気出てるような温かい料理より誰かが食べ残したお皿の端の冷えて固くなったのが好き」

というのと、↑の桜の話とが大体一緒なのは説明しなくてもわかって、、、くれると、思う(^^;

こないだのメッセ【4月下旬】もそうだ。

> スーファミ、中古です。プレイ中にまちがってちょっと衝撃をあたえちゃうと、画面フリーズします。けなげでかわいいやつ・・・。

ここらへんでHikkiが感じてるスーファミへの“いとおしさ”みたいな感情が共有できないと

> WiiだPS3だDSだと騒がれている昨今じゃが、やっぱスーファミ最高・:*:・(*´ー`)
> 主人公がデブなおっさんなトルネコの大冒険最高・:*:・(*´ー`)

この2行の解釈を間違う。WiiやPS3やDSは、いわば満開の桜や出来たてで湯気の出てる天丼なのだ。
そういうのが皆の注目を浴びる素敵な存在だというのはもうわかりきっていること。
そこを敢えて「スーファミ最高」というからには、エビフライまるごとと交換してまで
手に入れたエビの尻尾を“いとおしむ”気持ちと同様の感性がある事に注目しよう。
その証拠が「最高」のあとの顔文字「・:*:・(*´ー`)」だ。
力んで「最高!」というとは違って、しみじみと「けなげでかわいいやつだなぁ」という
感情を表現するのに使っている。ゲームの主人公は2枚目でカッコイイのが定番だけど、
そこで脇役だったデブのおっさんにスポットを当ててるセンスに着目して、
やはり同じ顔文字を使って「最高」といってるのは、「ひっそりとした美を漂わせてる」
散った桜をいとおしむ感情とあい通じるものがあろう。
今回の筆致は端麗な種類のものなので顔文字は使用されていないが、
恐らくもし使ったとしたら似通った(しかし全く同じではないだろう、ちょっと違うから)
顔文字を使ってきたことと思う。

ちょっとズレはするが、男子の好みにもそういうところがある。
スマートなテニスを展開するフェデラーより汗臭く土臭い(いやクレーの盟主だけどw)
ナダルがいいというし、ブルーのハンカチで顔をふく斎藤くんより
仁王様みたいな顔面の田中君を推す。勿論両者とも決勝でそれぞれの世界の「王子様」に
敗北している。いかついカオをしながらその実繊細な感性がありそうなのも
彼女の心をくすぐっている。(これは直接うたばんで言ってたよね)
トルネコをいとおしむのも、デブでおっさんなのに、ってのが大きい。
やっぱり、ただキレイなだけではない、どこか欠けたところがあるんだけど、
ちゃんと本来の持ち味は失っていない、そういう存在に惹かれてる。


それでもやっぱり、今挙げた中では「残り物が好き」にはまだまだ抵抗がある人が多いかな。
Mikihhiですら、自身を「悪食」と認めた上でHikkiの嗜好に賛同していたし。
いや彼は本当に悪食で(笑)グッズブログの他に「悪食列伝」でも書いた方がいいんじゃないか
というくらいネタに事欠かない人だが、、、っていや話が脱線した(苦笑)、
私も騒ぎ立てないけれど、彼女の言いたいことはなんか懐かしい気分にさせられてるのだ。

というのも、僕の場合、元々「はじっこに残ってる冷たく堅いモノ」が好きな人間で、
そのあと順を追って「ほっかほかの天丼」のよさがわかってきた、という
なんとも天邪鬼な人間だからだ。なので、極端な話「冷えて固まってるんだけど、
完全に食べられなくなったわけではないものが魅力的」ってのは
「なにを今更」なところすらあった。(笑) あと「あぁそういえば」っていう懐かしい感情もね。

うーん、食べ物の喩えだからわかりにくいのかなぁ。

それなら、これはどうだ。「壊れかけで捨てられたブリキのおもちゃ」
僕は昔からそういう存在が堪らなく好きなのだ。
そこらへんサビだらけで60%くらい本来の動きが出来なくなったロボットなり
自動車なりのブリキのおもちゃ。もう要らないやと夕焼け空をバックにゴミ捨て場に
捨てられている。(やっぱりここは夕暮れでないとな(笑))
そういうのをそっと拾ってHikkiがくまちゃんに話し掛けるようにひとりで遊ぶ・・・
そういうのにすっごく憧れてた。そう、憧れてたな。実際にやったことは多分ない。
なんというか、そういうヴァイヴにとても心惹かれるのである。
新品の未開封のおもちゃも勿論大好きだったが、人の手垢に塗れて、
もう役目を終えようとしているモノに対する執着はとても強かった。
ここで「完全に壊れてしまっている」わけではないところが大事だった気がする。
なんとか原型を留めていて、まだ自分の手の中に渡ってくれればおもちゃとしての
役割を(頑張れば)果たしてくれそうな、いやもう私の手の中で存分に天寿を全うして
ほしい、だなんていう感じ。哀愁というには切なすぎる感情がもう胸の中でキューン、とな、、、

それと似た感情が、Hikkiの「冷えて固まった食べ物」に対してもあるんだ、
というふうに繋げればちょっとは共感を得られるかなぁ。
彼女の言ってたことを思い出して欲しい。ただ冷えて固まったものじゃあなく、
“周りは固まり始めてるんだけど、食べてみると中は柔らかい”とか、
“一旦ひとが手をつけてるのがいい”とか、
僕が壊れかけのおもちゃに対して抱くのとよく似たことを言っている。
(60%くらい本来の動きが、、、/人の手垢に塗れて、、、)
普通に食べてみた味のよさ、というより、その存在自体がいとおしいのだ。
その愛情表現として「食べる」んだ、という風に捉えてくれればいいかもしれない。
(といっても、僕にしろHikkiにしろMikihhiにしろ、実際はそゆの口に運ぶときは
 結構素直に恥ずかしいような嬉しさにまみれて妙な笑顔を浮かべてる(んだろう)けどねw
 つまり、そんなややこしいことは考えてない、ってことな)


まぁここまで書いてもあんまり共感は得られないかな・・・

それが、今日のように「桜」というテーマにしたら共感を得られてしまうのが
不思議というか当然というか、、、何より表現の仕方がキレイだもん。
“ワビサビ”っていう市民権を得た概念に辿りつけてるのも大きい。
エビの尻尾からワビサビへの距離は凄く遠いもんなぁ。(苦笑)


それでもやっぱ、あ~たはひねくれ者だよHikki。(笑)


ところで、いつからHikkiはこういう「ひっそりとした美」を好むようになったんだろう?
小さい頃からずっとあった資質で、恥ずかしいから黙ってただけなのかもしれないが、
ここ最近(年単位だけどな)特にそういう気持ちが大きくなってきたのではないか、
というのが僕個人の解釈である。ひとつ気になる点があったのだ。

こないだの笑っていいとも&増刊号で、ダノンのビオ(Bio)のフタについたのを
舐め取る話があったのだけれど、そのとき同時に、
「容器のフチについたのをスプーンで掬い取る」アクションもしてみせた。
そこで「ん?」と思ったのだが、彼女は容器を手に持って、スプーンのほうを
まわして掬ってたんだよね。あれ、慣れてる人ならわかると思うんだけど、
『スプーンを固定して容器のほうを回したほうが掬われ方がキレイ』なんだよ(笑)
慣れてくると、どうしたってそっちにしたくなるんだな~。(賛同者の出現求む(笑))
なのに、彼女はスプーンのほうを動かしてた。実は、そゆのに気付いたのが
割と最近なんじゃない?? そう勘繰る私でした。
いちおう、その勘繰りへの疑念として「冷めて残った食べ物が好き」発言は、
既に04年のHey!×3のときにあった、ということを最後に付け加えておきますかw



追伸:メッセに出てきた「ヴェルヴェット」は、ビロードのこと。(ケバい絹織物な)
   わざわざ「ヴェルヴェット」と書いたのは、勿論イメージ上のこともあるだろうけど
   単に「ヴェルヴェット」っていう発音が好きなんだと思う。(笑)
   「ヴェルヴェット・リヴォルヴァー(VELVET REVOLOVER)ってバンドが好き、っていうのも
   勿論昔からフェイヴァリットだったSLASHがギターを弾いてるから、ってのも
   あると思うんだけど、それに加えて(それ以上に!?w)
   「ヴェルヴェット・リヴォルヴァー」って下唇を何度も噛んで発音するのが
   楽しいからなんだと思うなぁw 「震度六弱の地震」みたいなもんだ(懐)


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念押すがキリヤン本人は非常に魅力的な人だ。背筋のピンと伸びた痩身な佇まいは意志の強さ感じさせるし、いつも笑顔絶やさないのに媚びた所等一切見せないのも素敵。物腰も柔らかでありながら堂々としており、日本の文化には珍しい"紳士的な男子"という印象だ。しかし、彼程真直ぐな情熱家も居ないのに見た目のスマートさの所為でスマしたヤロウだと誤解され、本当は心優しく誠実な性格なのに言葉足らずな文章のお陰で厄介な思想の持ち主か何かだと思われている。つくづく損な人なだよなぁ…と彼の事何も知らない実質無関係な私が力説しても説得力ないですね(汗)


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彼の文章は時に無防備過ぎ多く論争の標的になる。歴代のkiriya.comBBSも常に荒れていた。読者の為に書いていないからである。主張する人は他者に言葉向けながら自分の為に書く。自我が抜け落ちてる人の言葉は独り言の様でいてエンパシィを誘発する。彼が「人はわかりあえる」とか「理解して貰えない」と書く時相手が自分の事理解する事しか頭にない。自分が果たして相手の事理解してるかという視点はスッポリと抜け落ちているのだ。故に「人がわかり"あえる"」筈もない。しかし光は彼を「最も私を理解しようとした人」と云った。私も彼の事を理解出来てないようだ。


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避難所で姐さんたちが「ULTRA BLUE」の収録インスト曲“Eclipse”について
議論しているので、板越え(?)ではあるが僕の見解も書いておこうかと思う。
明日の天啓にまわしてもよかったんだけど(笑)、まぁそこはきまぐれで。

まずはEclipseを辞書で引いてみる
次のようにある。一部省略割愛&編集。

1 食;(星の)掩蔽(えんぺい)
2 (一般に)光の消滅.
3 (地位・名声などの)失墜, (権勢などの)衰え

要は、日食(日蝕)とか月食(月蝕)とかのことで、
そこから2や3の意味が派生している訳である。
(ちな!みに蝕という字は虹という字同様、天の虫の仕業と考えられていた事に由来する。
 天の虫が星を食べてしまうというわけだ。
 蝕の訓読み“むしばむ”はそのまんま“虫が食む”からきている。)

3から逆に見ていこう。

3に失墜とか衰えとかあるが、
日本語に訳すときは大抵「没落」とか「斜陽」とかに近いニュアンスになるだろう。
陽が落ちるのと勢いが衰えるのを準えるのと同様、
日食によって陽が遮られるのを勢いの衰えに準えている。
「ULTRA BLUE」でも「どんぶらこっこ 世の中浮き沈みが激しいなぁ」(“Keep Tryin’”)とか
「この身はいつか滅びるものだから」(“This Is Love”)とか
「栄光なんて欲しくない」(“BLUE”)とか、
いわゆる“盛者必衰の理(ことわり)”を表現した歌詞は幾つも出てきているから、
(特に最後のBLUEの歌詞は逆説的で面白いと思う。余談。)
“Eclipse”に失墜や衰えの意味があることも視野に入っているかもしれない、とはいえるだろう。

次の2番、「光の消滅」ときいてピンときた方もいらっしゃるかもしれない。
Hikkiも私が以下に示すような考えを持ってただろうと思う。
そう僕が捉える理由はUBの前作「DEEP RIVER」にある。
こちらにもインストゥルメンタルのインタールード曲“Bridge”が収録されていた。
殆どの人はこの曲を、“FINAL DISTANCE”から“光”への
文字通り『橋渡し』と考えていたことと思う。それは勿論正しいのだが、
もうひとつ意味がある。ファンならご存知のとおり、Hikki自身は
このアルバムのことを(「ULTRA BLUE」を“画集”と喩えたのに対して)
“詩集”的な作品である、と表明している。いわば、彼女の歌が、詞が、ことばが、
大きな音楽の大河の流れに沿って流れてくるイメージである。
インスト曲ということはつまり、彼女の歌声が、ことばがない。
ことばがどんどん流れていく大河から一旦岸辺に上がり、
“河に掛けられた橋の上から”その流れを眺めているような、
そういうイメージが託されているわけだ。河から離れた橋の上にはことばの流れはないのだ。
「曲と曲の橋渡し」という意味と「大河の上に掛けられた橋」のダブルミーニングによって、
インスト曲に“Bridge(Interlude)”というタイトルがつけられている、と
そう私は解釈している。

これと同じ発想がUBにもある、といえば勘の鋭い読者の方ならピンときたかもしれない。
今度は、“画集”と喩えられた「ULTRA BLUE」アルバムのインスト曲なのだ。
青い空や青空、白いキャンバスという風に、この「ULTRA BLUE」、
“ことばの流れ”を重視した「DEEP RIVER」から一転
今度は大空の広がりを思わせるイメージが主体となったアルバムとなった。
大空というキャンバスにヒカルの歌声が様々な彩りを見せるような作品なのだ。
その大空から光が、“ヒカルの声”が失われた楽曲だから、この作品の
インスト曲には「Eclipse」という名前がつけられているのである。

ことばの流れから離れた河の上の橋「Bridge」と、
彩りの舞台である大空から光消え去った「Eclipse」。
共にラストのキングダムハーツのテーマソングの前に置かれたインスト曲、
名前の由来からして見事に対をなしているわけである。


最後に、1番の本来の意味である「日蝕・月蝕」について触れねばならない。
というより、ヒカルの一番の意図はここにあったのではないかと踏んでいる私だ。

その為には、もう一度「ULTRA BLUE」というアルバムの全体の楽曲構成について
振り返っておかなければならない。

まず、三宅プロデューサが設えたというアルバム全体の円環構造を踏まえる必要がある。
別に難しいことじゃなく、“Eclipse”から“Passion”を経て“This Is Love”へと
流れるように聴ける、という程度の話なのだが、その見事さは
“Opening(UtaDA)”~“Passion(United Version)”~“This Is Love”という
UTADA UNITED 2006のオープニングをDVDで(或いは生で)体験すれば明白だろう。
お陰様で発売当初は(実は今でもだったりするが)リピート再生にしっぱなしで
このアルバムを聴き終わるタイミングがまるで掴めなかった(掴めないで居る)私だ。

で、そのように“わっか”になっているアルバム構成を真ん中で取り仕切っているのが
アルバム中一番最初に出来上がった楽曲“COLORS”である。
これがアルバムの“ヘソ”となって、作品全体を見渡す格好となっている。
(いちおう、この日この日の天啓も参照のこと。)

以上2点「円環構造」と「COLORSが真ん中」を踏まえた上“Eclipse”の話だ。

秘密は、COLORSより前と後の楽曲の歌詞にある。

実は、この「ULTRA BLUE」アルバム、
“COLORS”より前にある楽曲は「夜から朝へ」という流れの内容の詞で、
“COLORS”より後にある楽曲は「朝昼から夜へ」という流れの内容の詞で、
それぞれ構成されている
のだ。
羅列してしまえば一目瞭然だろう。

まず前半である。夜から朝にかけての詞たち。

―― 夜と朝の狭間 ~ 次の瞬間 もう朝なの (“This Is Love”)
―― 十時のお笑い番組 仕事の疲れ癒しても ~ ちょっと遅刻した朝もここから
―― ~ 毎朝弱気めな素顔映す鏡 (“Keep Tryin’”)
―― 砂漠の夜明けがまぶたに映る ~ 遅かれ早かれ 光は届くぜ
―― どんなに長い夜でさえ 明けるはずよね? (さあね)  (“BLUE”)
―― ゆっくり過ごす日曜の朝だ (“日曜の朝”)
―― ピアノがまだ鳴ってるのに もう起きなきゃ (“Making Love”)

“誰かの願いが叶うころ”のみ昼夜の表現がない。
“小さな地球が回る”のを外から眺める曲だからだろう)
そして“COLORS”を挟んで後半だ。朝昼から夜に向かう内容となる。

―― 今夜ドウ? ~ おれたちの一夜漬けの魔術 (“One Night Magic fYM”)
―― 春の日差しが私を照らす ~ 今日という一日も最初から決まってたことなのか (“海路”)
―― 明日に備え出来る事もあるけど 早めに寝るよ、今日は (“WINGS”)
―― いつか結ばれるより 今夜一時間会いたい (“Be My Last”)


そして、ここから“Eclipse”を挟んで時間を超越した楽曲“Passion”を迎える。
これ以降また“This Is Love”に戻り夜から朝への流れが甦る。
繰り返す。前半は「夜~朝」であり、後半は「朝昼~夜」なのだ。

立ち返ってみよう。“Eclipse”とは日蝕・月蝕のことであり、
特に日蝕とは、日中太陽が覆い隠される現象を指す。
つまり、“Eclipse”によって、昼は夜へと変えられてしまう。
UB全体の円環構造の中で、まず“COLORS”で1回、
そしてもう1回、この“Eclipse”で昼夜が逆転するのである。
だから、この場所にあるインスト曲には
昼を夜へと変えてしまう「蝕」という名前が付けられているのだ。
 
宇多田ヒカルはこういうことまで踏まえてタイトルを考えている、、、



、、、んだと思う、たぶん。いや、きっと。(笑)




内容に関係のない追伸:
避難所は毎日見ているのだが、
あそこが一番いろんな考察が飛び交う活発なファンサイトになっている。
読んでいて楽しいし、そういう場所があるのは嬉しいのだが、
やっぱり匿名掲示板なのでなぜか悔しい。(笑)
ココの読者にも参加者は結構いるはずである。(ていうか何人かいらっしゃるw)
ここはやっぱり、ハンドルネームで書く掲示板でも、ああいう議論が
活発な雰囲気が欲しいなぁ、なんとかならんかなぁ、とついつい思ってしまう。
んで、気がついた。ていうか、気付いてた。
私がこまめにコメントにレスをつければそれで十分ココが活発な議論の場になるじゃないか。
今コメントに一切レスをしていないのは、私のワガママによるものだが(すいません)、
なんとか今月中にレスを再開したいと思ってます。
んだもんなので、皆さん、レスが始まった暁には、今まで以上に
好き勝手にコメント欄使ってやってくださいv 避難所は避難所で楽しんで(笑)、
ここはここでもっと楽しめる場所になったらな、って思います。なんとか頑張るぜっ。ぶいっv(^^)

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メッセ更新された時その内容に「ひょっとして私のメール読んでくれたからかな!?」と色めきたった事があるだろう。ひとがきいたらこじつけか思い込みにしかみえない事でもどうしても希望抱いてしまう。傍から見れば滑稽かもしれない。でも、それでいいのである。なぜなら、1人1人に返信したくても出来ない光は1人でも多くの人に「まるで自分への返信であるかのように」メッセを受け取ってほしい筈だから。恐らく、この8年余でなるたけ沢山のファンメールの内容に触れれるメッセの書き方を鍛えてきたに違いないのだ。だから「もしかして!?」と思った時には素直に喜ぼうぜ皆☆


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印象に過ぎないかもだが、2人の言い分がやや食い違ってる気がする。そこが一番の別れの理由では、というと言い過ぎになるかな。即ち結局この2人は最後迄わかりあえる事なく、だから別れたという解釈だ。もし相互に各々の相違点認識できればそこからまた始めればいいだけ。始め直す気がないというのは譲れない線があった事になるが、キリヤンはともかく光がそんな融通のなさを発揮するとは考え難い。「救いを求めてきた」と述懐する男と「救われようとしなかった」と突き放す女。何が真実かは不明だが所詮は過ぎた事。ウダウダ言うのは僕らファンだけで十分だろう。


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行定対談で光は「三島のドロドロした部分よりキレイな印象の映画」と春の雪を評した。i_は未だに映画観ておらず推測で語るしかないのだが光は脚本読んだ時点でその事を本能的に嗅ぎ取っていたのではないか。作曲時光は原作未読なのにBMLの美的且濃密な世界観は原作により忠実な印象だ。同作で三島の天才思い知った私はまるで映画の頭越しに2人が対話してるように感じられて仕方なかった。三島ファンでありながら春の雪読んでいなかった光の運命と、脚本のみで原作読まずに作曲した光の選択、FD同様BeMyLastもまた「未来に在る理由」だった気がしてならない。


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UtaDA1stALBUMタイトルトラックExodus04は編曲のみならず作曲からティンバランドとの共作である。他者との作業を拒み徹底して自分らしさで埋め尽くそうとした作品の表題曲が共作というのは興味深い。制作最終盤の合宿で出来たこの曲、オーソドックスなバラードかと思いきやリズムパターンがいかにもティンバランドなよくいう"チキチキビート"になっている所が驚きだ。余りにもナチュラルなのでアピール度は低いが、この曲を目の前にしなければとてもこのフォーキーなメロディとヒップホップなティンバビートがUniteするだなんて想像もつかなかったろう。新しい音楽の地平切り開いた「地味な発明」の好例といえる。


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普通のトーク番組といえば徹子の部屋みたいに毎回司会の人がゲストに訊きたい事を訊くのが基本なのだが、光にやって貰いたいスタイルはこの逆だ。毎回角界もとい各界の宇多田ヒカルファンなゲストを"訊き手として"呼び光を相手にインタビューして貰うという画期的な(?)番組スタイルである。これならいつも光が見れる(どーん)。いや勿論それもあるのだが行定対談や浦沢対談、MUSICA等から光は話し相手によって話す事や話し方が変わるんだなぁと痛感してるからだ。光の事をより理解する為にも様々な角度から光あてて話聞かせてほしい訳である。英語話せるから海外ゲストもOKね☆


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