ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

PHSとポケベル

2013年03月06日 | 社会・政治

 最近はスマホの普及が著しいですね。

 携帯ショップに行くと、スマホばっかりで、二つ折りの携帯電話はわずかしか置いていません。

 そんな中、私は二つ折りの携帯電話を使っています。
 職場ではほとんど一日中パソコンをいじっており、職場を離れてまでスマホで情報収集したりする気はありません。

 今朝のニュースで、過去の遺物になってしまったとばかり思っていてPHSが予想外の売り上げを上げていることを知りました。
 きっかけは、東日本大震災。
 あの時、携帯電話はほとんどつながらなくなってしまいましたが、PHSは快適に使えたそうです。

 で、官公庁や学校、病院などが職員にPHSを支給し、いざという時の緊急連絡を行おうというわけです。
 私の職場では、課長補佐以上の役職にある者に支給されています。

 PHSというと、90年代に流行った印象がありますが、20年の時を経て、たくましく甦ってきたのですねぇ。
 頼もしいかぎりです。

 また、もうどこに売っているのかさえ分からないポケットベルも、総合病院などでは大活躍しているそうです。
 医師や看護師に支給し、緊急連絡に使っているとか。
 携帯やスマホでは電波が精密な医療機器に悪影響を及ぼす恐れがあるとのことで、ポケットベルの登場というわけです。

 一般社会からは忘れ去られてしまったような道具が、ある特定の業種では大活躍していると知ることは楽しいですねぇ。

 野球などの往年の名選手が、久しぶりに登場して若い選手相手にくせ球で翻弄するみたいな感じがして痛快です。

 なんでも新しけりゃいいってもんじゃありませんからねぇ。

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怯える

2013年03月06日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 昨夜はなかなか迫力のある戦場心理サスペンスを鑑賞しました。

 「スクワッド 荒野に棲む悪夢」です。



 内戦が続くコロンビアで、音信が途絶えた要塞に9人の精鋭部隊が向かいます。
 おそらくゲリラの襲撃を受けたものと想定し、内情を偵察して、場合によっては大規模な部隊の応援を求めることが任務です。

 要塞にたどり着いてみると、兵士はみな死に絶えています。
 そして、異様な内容が記された業務日誌が見つかります。
 それによると、ある女があらわれてから、兵士がばたばたと死に始めた、女は魔女だ、というのです。

 で、壁の内部から音がするので、壁を壊してみると、手を縛られた女が閉じ込められています。
 ゲリラと考えた軍曹は拷問してでも情報を聞きだそうとします。
 拷問は許さないとする隊長である中尉と対立します。

 やがて女は脱走。
 濃い霧で数センチ先も見えない状況のなか、女を捜索しようとする軍曹と兵士たちは、援軍を待つという命令を下した中尉を監禁してしまいます。

 女は魔女なのか、ゲリラなのか、兵士たちは疑心暗鬼にかられ、ついには兵士同士が衝突。
 殺し合いになってしまいます。

 精強な軍人でさえ、得体の知れない恐怖に駆られたとき、怯えから狂気じみた行動を取らざるを得ない様子が、陰鬱で不潔な要塞を舞台によく描かれています。

 結局彼らは、ゲリラでも魔女でもなく、自らの怯えによって、自滅していくのです。

 いやぁな感じのする名画でした。

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