北海道で車が雪に閉じ込められ、マフラーが雪で埋まり、一酸化炭素中毒と見られる症状で親子四人が亡くなっているのが発見されたそうですね。
他にも、北海道で自宅からわずか1キロ先に軽トラックで知人宅に向かった父と娘が雪で動けなくなり、近くの倉庫わきで父が娘を覆うようにして亡くなっていたとか。
さらには秋田新幹線で脱線事故。
雪に強いはずの北海道や東北でこのような事故が連続して起こるとは、よほどの吹雪だったとみえます。
自然災害による死というのは避けることが困難で、誰が悪いわけでもなく、ただ虚しさだけが残ります。
首都圏は今日は風もなく、穏やかな一日でした。
私は暖かいリビングでうとうとしながら日を暮らしました。
なんだか雪国のみなさんに申し訳ないような気分です。
人はそれぞれの環境に適応しながら生きていくほかありません。
もちろん、過酷な環境を嫌って引っ越すという手もありますが。
私の先輩は旭川出身ですが、都内に就職し、家も買いました。
高齢のご両親は過酷な旭川を離れ、今では房総半島は鴨川に住んでいます。
また、別の先輩は秋田出身ですが、両親と暮らすため、首都圏に家を買いました。
その先輩は40代後半で独身だったため、家を買ったと聞いて結婚したのかと思いましたが、両親が心配だから、とのことで、親孝行なことです。
でもそうやって過疎化は進んでいくんでしょうねぇ。
南北に長い日本列島の宿命なのかもしれません。
今日は雛祭りですね。
私には三つ下の妹がおり、当時流行っていた7段だか8段だかもある大仰なお雛様を飾っていたことを思い出します。
そして、飾るのもしまうのも手伝わされ、ずいぶん億劫な気がしました。
男の子ばかりの家に生まれ育った友人をわが家に連れてくると、一様に感嘆の声を挙げていましたね。
最近はあまり派手なお雛様は好まれないようですね。
あんまり大仰だとしまうのが億劫になって、五月の人形を出す時期まで飾ってあったりして、よく婚期を逸するとか言っていました。
わが家はぺこちゃんとぽこちゃんのお雛様をひっそりと飾っています。
同居人は幼い頃よくぺこちゃんに顔が似ていると言われ、ペコちゃんグッズとなるとなんでも欲しがるようになってしまったそうです。
元を正すと紙などで作った人形を自分の代わりに海や川などに流し、無病息災を祈る流し雛が始りなんだとか。
また、公家や武家の間では行われていたところ、庶民にまで広まったのは明治以降で、そう古いものではないようです。
いよいよ春は近いようです。
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