来年度、マンションの管理組合の理事に輪番で当たってしまったことは以前このブログで紹介しました。
で、昨日、役職を決めるための理事会が開かれました。
役職は理事長・副理事長・理事・監事です。
理事は4名なので、必ずこのどれかをやらなければなりません。
誰も理事長なんかやりたくないので、あみだくじで決めました。
結果、私ははヒラ理事。
ほっとしました。
一番楽な役ですから。
十年ほど前管理組合の理事が回ってきた時は副理事長でした。
その時、理事長には押し出しも立派な中年おじさんが選ばれ、しっかりした人だったので、とくに何もせず、理事会で意見を言うだけで済みました。
今回も真面目で温和な感じの初老のおじさんが理事長に選出されたので、安心しています。
新築で購入したマンションも今年で築13年目。
大規模修繕工事を行う予定のため、修繕積立金はほとんど使い果たしてしまいます。
次の大規模修繕工事のことを考えると、月々の修繕積立金の金額を上げざるを得ず、これが来年度の理事会の最重要課題になると思われます。
誰だって値上げは嫌ですからねぇ。
月々の金額を上げるのか、それとも積立金の金額は上げず、次回の大規模修繕の時にある程度まとまった金を徴収するのか、悩ましいところです。
私が住まうマンションは47戸の小規模なものですが、それでも意見を集約するのは難しいでしょうね。
マンションをいくつも保有し、ベンツを乗り回す金回りの良い人もいれば、月々の修繕積立金や管理費を半年以上滞納している人もいます。
経済状況は様々です。
ただ、JRの駅まで徒歩5分とかからない好立地のため、売りに出すとすぐに売れてしまいます。
それどころか、頻繁に不動産屋から売りませんかというチラシが入ってきます。
経年変化による値崩れもほとんど無いようです。
いざとなったら売り払って、もう少し不便な場所を購入するという最後の手段が残っています。
しかし、スーパーも各種病院も飲食店も銀行も郵便局も役所も徒歩10分圏内という利便性に慣れてしまうと、不便な場所に移るのは抵抗がありますねぇ。
午前中、職場で消防訓練がありました。
私は初期消火班ということで、火災発生の放送を聞くや消火器を持って火災発生場所に走り、初期消火を行うもこれに失敗し、消火器を放置して避難場所である広場に逃げる、というシナリオです。
この一年で22キロも体重が落ちたせいか、消火器がひどく重く感じました。
その上それを持って走るのは難行苦行です。
息が上がってしまいました。
国立の機関というのはどこもそうですが、無駄に広いのですよねぇ。
広いから当然走る距離が長くなるというわけで、初期消火班が到着する頃には相当火がまわっているはずで、だから初期消火に失敗するというシナリオなわけですが、むしろ端から初期消火など諦めて逃げた方がいいような気がします。
まぁ、消防署に年一回の訓練を義務付けられ、報告書を提出しなければならないため、やむを得ずやっているようなものです。
2年前の東日本大震災の時も、私たちは外の広場に逃げる他なく、15分くらい広場に留まった後、たしか15時前くらいには帰宅命令が出ました。
電車は完全に止まっており、帰るに帰れず職場に宿泊した者も多かったですねぇ。
私は車通勤でしたので帰れましたが、普段30分くらいのところ、6時間かかりました。
渋滞が激しかったので。
6時間もあれば、千葉から京都くらいまで行けちゃいますね。
帰り道、いくつかコンビニがあり、寄りましたが、トイレも渋滞、商品は何もなくなっていました。
千葉県は沿岸部で被害が出ましたが、東北に比べればたいしたことはありませんでした。
翌日はお休みになりましたが、スーパーに行ったら、商品がいつもの半分以下しかありませんでした。
流通が滞ると一気に普段の生活ができなくなることを痛感させられました。
ガソリンスタンドもしばらくは大渋滞で、しかも一人2,000円までの給油制限がかかっていました。
世の中一寸先は闇。
自然災害にしても、犯罪にしても、戦争にしても、起きる時は一瞬にして発生し、私たちの生活を滅茶苦茶にします。
一見安穏に見えるわが国での生活もちょっとしたきっかけで、どうなるかわかりません。
誠に生きるとはしんどいことです。