このたびの震災で、危機管理が問われているのかと思いきや、今、管理危機なのだと、佐々淳行が書いていました。
なるほど、管理が危機的状況なのですね。
大将は官邸にどっしりとかまえて各種情報を精査して色々な決断を下さなければ行けないのに、市民活動家の血が騒いだのか、強引に現地視察して官邸スタッフにも被災者にも迷惑がられ、そうかと思うと東京電力に乗り込んでイラ管の本領を発揮して東京電力幹部を怒鳴りつけ、しかも3時間以上東京電力に居座ったとか。
主不在の官邸では、不測の事態の連続でさぞ困惑したことでしょう。
テレビでは涙を浮かべて演説するという自己陶酔ぶり。
危機にあたって大将が感情的になっているようでは、管理危機と言われても仕方ありますまい。
諸外国では、被災者が冷静で秩序立っていることが賞賛されるとともに、東京電力や日本政府の慌てふためきぶりに批判が起きているとか。
過去、市民活動家だったことはともかく、今は総理大臣なのですから、どーんと構えてほしいものです。
おとといは震災の影響で7人いる係で出勤できたのは私だけ。
昨日は午後から6人そろいました。
そして今日、めでたく朝から7人全員集合しました。
そうはいってもシステムは動かず、いつ停電になるやもしれず、ガソリンスタンドは軒並み休業。
もうガソリンが底を尽きかけています。
コンビニやスーパーでもおにぎりやパン、水などは品切れ。
何も並んでいないスーパーというのは恐怖さえ感じさせますね。
直接的な震災の被害はほとんどなかった地域でも、物資の不足や物流の滞りによって被害を受けるんですね。
豊かで安全な先進国に住んでいたと思っていましたが、自然が猛威を振るえば、そんなものは一瞬にして吹き飛んでしまうのだということを実感しました。