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玉野市 メルカへの移転整備費の説明が不十分━疑問点が多い

2016年02月08日 | 玉野市政
 玉野市宇野にあるテンマヤハッピータウン・メルカへの市立図書館と中央公民館の移転整備をめぐって

総務文教委員会で、その整備費について協議検討をしている。

 今日、2月8日(月)も午前10時からこの整備費の件で2回目の総務文教委員会が開かれた。

 整備費用は当初試算額では6億2百88万円。今回示されている設計積算額は6億3千8百万円である。

その内訳は、工事費と備品費を合わせた整備費は5億9千万円、これに工事監理費1千3百80万円と設計委託料3千4百万円を

合計した金額が6億3千8百万円とある。

当初予定からの追加項目として、トイレ設備の増強やギャラリー稼働壁など16点ばかりあげられている。

しかし、関連整備として受変電設備や既存空調機器撤去等に4千6百万円もの追加工事費が記載されている。

総務文教委員会で問題になっているのは、これら関連整備費は当然、当初の試算額に見込まれているべきものではないのか、

などの点で、もっと詳細な資料提供で納得のいく説明を求めているようだ。

提示された整備費用だと、消費税込みで6億8千9百万となる。

国の補助金を受ければ2億円程度は市の負担が減るようだが、それでも4億円を超える費用負担になる。


瀬戸内市の市立図書館は昨年オープンしたようだが、2300㎡の新築で備品費を含め概ね10億円程度。

メルカ移転整備は、既存建物への入居の内装整備等が中心で4500㎡である。

耐用年数からみて、あと約20年ほどしか利用できない施設である。

詳細な当初試算額明細と今回の設計積算額の整備費明細を提示させ、

議会としても、市民に説明責任が果たせるだけの、市当局の説明を求める必要があるだろう。