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てらまち・ねっと



 先日、1月27日の中日新聞の県内版の半分を使っての特集、≪「山県は何県?」8割が不正解 名古屋・栄で100人に聞きました≫
 ★≪知名度アップを狙い、山県市は先月末、広報分室を名古屋市に設置した。しばしば、東北の山形市と間違われる現状を打破しようと、名古屋のメディアに観光や移住の情報などを売り込む。実際のところ、山県の名はどの程度、知られているのだろう。本紙記者二人が名古屋・栄で愛知県在住者百人に聞いたところ、山県市が岐阜県にあることを知っていたのは、わずか十八人だった。≫

 「そんなことをわざわざ宣伝するな」と考える人もいそうで、記事の"受け止め"は、分かれるのかもしれない。
 ユニークで面白い記事だと私は思った。ただ、私が、エッと思ったのは次。
 山県市長のインタビュー部分の中に、★≪保育料も無料で、医療費も十八歳まで無料。若い世代の移住を促したい≫とあった。

 市は、昨年の9月から「3才以上の保育料を無料化」、つまり「3才未満児は無料化の対象としない」としている。そうなのに、★≪保育料も無料で≫と市長は宣伝している。
     2015年6月11日ブログ⇒ ◆一般質問通告/山県市の 「保育料無料化について」/素晴らしいこと、市長の見解を確認する

 1月27日の記事は、ネットにも出ているし、読者が山県市に興味を持って市に確認したら、「いえ、3才以上の保育料の無料化です」と答えるしかない。すると、「新聞に市長が宣伝していることと違う、ひどい役所だ」となることは十二分にあり得ること。

 そんな扱いを受けたネットユーザーが怒って、「山県市はヒドイ」とネット上の宣伝を始めたら、イメージダウンは必至。

 市長がそんなことを先読みしないはずはない。しかも、インタビューに★≪インターネットを通じた情報発信に力を入れます≫としている。・・・
 だから、この「★≪保育料も無料で≫」発言は、今策定中の「2016年度」新年度予算で、「3才未満児も無料化とする」べく準備しいてるからの回答なのだろう・・・と想像するしかない。

 ともかく、そうなら良いこと、そうでないなら、虚偽宣伝とも流布されるし、≪インターネットを通じて≫ますますイメージダウンの「★≪保育料も無料で≫」発言。

 (ブログで、市のwebと27日の記事にリンク、転載)

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●「山県は何県?」8割が不正解 名古屋・栄で100人に聞きました
   中日新聞 2016年1月27日
 知名度アップを狙い、山県市は先月末、広報分室を名古屋市に設置した。しばしば、東北の山形市と間違われる現状を打破しようと、名古屋のメディアに観光や移住の情報などを売り込む。実際のところ、山県の名はどの程度、知られているのだろう。本紙記者二人が名古屋・栄で愛知県在住者百人に聞いたところ、山県市が岐阜県にあることを知っていたのは、わずか十八人だった。

◆6割が「やまがた」と読めるけど…魅力は理解

「山県市」の読み方を知っているかを聞く督あかり記者(左)=名古屋・栄の名古屋テレビ塔近くで(鈴木凜平撮影)
写真
 調査では(1)「山県市」を正しく読めるか(2)山県市が何県にあるか知っているか-を聞いた。比較のため、高山市が何県にあるかも聞いた。週末の名古屋・栄で、督と鈴木が手分けして取材。愛知在住の男女五十人ずつから聞き取るのに、約五時間かかった。

 最初に声をかけた名古屋市天白区の大学二年、酒井望美さん(19)は「やまがたし」と正しく読めたものの、何県にあるかを聞くと「山形県ですよね」と即答。記者が正解を伝えると、「えっ、岐阜にそんなところがあるんですか」と驚いた。

 百人のうち、「やまがたし」と正しく読めたのは六十人に上った。日本史の教科書でおなじみの明治期の首相、山県有朋の存在もあってか、正答率はまずまずだ。

 ただ、何県にあるかは難問だったらしい。名古屋市名東区の無職男性(75)は「どこだろう」としばし考えこんだ後、「山がたくさんある所だろうから、山梨県」と答えた。

 高山市の場合、岐阜県にあることを知っていたのは、百人中九十六人。国際的に名高い観光都市と比較するのは気の毒とも思うが、山県の知名度は、やはり高くない。

 調査にあたった記者二人は、市のパンフレットを手に、関心がある人には、どんな所かを説明した。

 受けは、悪くなかった。

 名古屋市昭和区の大学四年生中坊有希さん(22)は、山県にキャンプ場があるのを知ると「大人数で行ってみたいですね」と興味を示した。稲沢市の主婦(50)も、豊かな自然に引かれたようで「名古屋から一時間の場所に、こんなきれいな場所があるなんて」と語った。
写真
 百人のうち、実際に山県市を訪れたことがある人は三人。その一人の昭和区の会社員男性(52)は、会社の同僚と何度か、岐阜県でドライブを楽しんだことがある。山県の伊自良湖などにも立ち寄り、食事をしたという。パンフレットを指さし「これ、これ。アユとか柿とか、おいしいよね」と語った。

 岡崎市の会社員男性(40)も取材に応じてくれたので、記者が「ご当地キャラクターの『オカザえもん』が有名ですね」と水を向けると、胸を張った。「オブジェとかポスターとか、岡崎はオカザえもんだらけですよ」

 山県市のマスコットキャラクター「ナッチョルくん」の写真を見せると、「全然、知らないですね」と首をかしげ、「もっと活用して、PRに力を入れた方がいいですよ」と話した。

◆林市長「残念…住みやすさ発信頑張る」
林市長=山県市役所で 写真
 山県市の知名度を探る調査の結果について、林宏優市長に感想を聞いた。

 -山県市を「やまがたし」と読めたのは、百人中六十人。岐阜県にあると知っていたのは十八人でした。
 二つの質問とも、正答率は半分以下かなと予想していました。六十人も正しく読んでくれたのはありがたい。でも、岐阜県にあることを知っている人がこんなに少ないなんて…。残念です。もっと外にメッセージを発しなければと思います。

 -どんなメッセージですか。
 名古屋から約一時間という地理的な条件をもっとPRしたい。岐阜市のすぐ隣で、JR岐阜駅からバスで三十分弱です。東海環状自動車道も二〇一九年度に、山県市内まで開通します。保育料も無料で、医療費も十八歳まで無料。若い世代の移住を促したい。

 -名古屋市内につくった広報分室をどう活用するのか。
 業務を委託している企業に、第三者の目線で山県市の魅力を整理してもらっています。これをまとめたウェブサイトを近く立ち上げます。インターネットを通じた情報発信に力を入れます。
(督あかり、鈴木凜平)

ナッチョルくん写真
 <ナッチョルくん>山県市のマスコットキャラクター。市特産の干し柿「伊自良大実(おおみ)」がモチーフで、「伊自良湖に現れる愛嬌(あいきょう)たっぷりの柿の怪(快)獣」とされている。「柿がなっている」の岐阜の方言「柿がなっちょる」と、英語の「ナチュラル(自然)」にちなんでいる。

 <山県市>2003年4月、いずれも旧山県郡の旧高富町、旧伊自良村、旧美山町が合併し、誕生した。今年1月1日現在の人口は2万8300人で、65歳以上が占める高齢化率は30.7%。人口は、合併時に比べて約1割減少した。山県の名前は、正倉院に現存する奈良時代の戸籍に記されていた「御野国(みののくに)山方郡」に由来する。


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