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てらまち・ねっと



 カレー「ココイチ」の廃棄食品が市場に流通した問題は、愛知県内のスーパーで最初に発見され、しかも、廃棄物業者が愛知県内、それを最初に買い取った業者が岐阜県内、ということでこちらでは、テレビのニュースなどで頻繁に流れている。

 「壱番屋」には何も問題はなく、廃棄や食品業界の問題。途中に流通が入っているとしても、末端の小売スーパーの姿勢は許容されないだろう。愛知県は、販売した店名を公表している。

 廃棄物を最初に買い取った岐阜県内の業者の経営者は、日テレ★≪転売を始めたきっかけについて、「福島第一原発事故の後、風評被害を受けたじゃこを買い取った」などと説明した≫という。しかも、≪不審に思い、生産者に電話で確認したところ、「ダイコー」側から「余計なことをするな」などと言われた≫

 経営者は、最初は良心的で現地に確認までしたけれど、だんだんとはまっていったのか、はめさせられていったのか。
 ともかく、次を記録した。
 なお、今朝は快晴で「1.2度」。風が少しある様子。・・で、ノルディックウォークへ。

●愛知県公式Web/食品衛生上の問題が危惧されるビーフカツの流通について(第4報) 販売店(スーパー等)/2016年1月15日
●岐阜県公式web/食品衛生上の問題が危惧される(株)壱番屋以外の製品の流通について/1月18日

●廃棄カツ転売 壱番屋以外の108品目も横流しか/毎日 1月18日
●廃棄マグロ、肉加工品、調味料、菓子…「みのりフーズ」から廃棄食品108品目/産経 1.18
●別の箱に詰め転売 廃棄カツ、流通ルートたどる/朝日 1月16日
●元は0円→33円→スーパー店頭では80円 4卸業者仲介し流通/産経 1.18

●みのりフーズ、壱番屋とは別の焼き鳥も転売/日テレ 1月17日
●「最初は風評被害受けたじゃこ」カツ横流し/日テレNEWS24 1月18日
●2万7千枚が消費者に 東海3県の弁当店、スーパーから/産経 1.18

●カレー「CoCo壱番屋」中間期は過去最高益 限定メニュー好調/産経 1.8
●カレー「ココイチ」を買収、300億円で子会社化 ハウス食品/産経 2015.10.30

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●愛知県公式Web 
     食品衛生上の問題が危惧されるビーフカツの流通について(第4報)2016年1月15日
      ★   ・・・・(3) 販売店(スーパー等) 既発表分を含む。ゴシックは新たな発表分

●岐阜県公式web  生活衛生課
          1月18日 食品衛生上の問題が危惧される(株)壱番屋以外の製品の流通について
 1月13日(水)付けで公表した食品衛生上の問題が危惧されるビーフカツの流通について、みのりフーズ(羽島市)を調査した結果、(株)壱番屋製ではない108品目が発見され、そのうちの一つがダイコー(株)に廃棄物として処理を依頼されていた製品であることが判明しましたのでお知らせします。

1みのりフーズに保管されている製品について

・これまでの調査で、みのりフーズの施設内において、108品目(肉加工品、魚加工品、各種惣菜、菓子類、調味料等)が発見されました。
・このうち販売元や製造元等が表示されている69品目について、各製品の販売元や製造元等の所在地の都道県及び保健所政令市
 (10都道県11市)に調査を依頼中です。
・残りの39品目についても調査を継続します。

2ダイコー(株)に廃棄物として処理を依頼されていた製品について

・上記1により調査を依頼した69品目のうち、「びんちょうまぐろスライス」について、ダイコー(株)に廃棄物として処理を依頼された
 ものであることが判明しました。
 ・現時点で判明している流通経路は以下のとおりです。
・・・・
・残りの約1.5トンの所在が不明であり、市場に流通した可能性があります。
・問題となる当該製品には賞味期限の印字がありません。賞味期限の印字がない当該製品をお持ちの方は、絶対に喫食しないでください。

●廃棄カツ転売 壱番屋以外の108品目も横流しか
     毎日新聞 2016年1月18日
 「カレーハウスCoCo壱番屋」の廃棄したカツ類が横流しされた事件で、岐阜県は18日、産廃業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)からカツを購入していた岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」から壱番屋製品以外の108品目が見つかったと発表した。実質的経営者の男性(78)は県の調査に「全てダイコーから仕入れた」などと話しているという。大半の賞味期限が切れており、岐阜県はカツ同様、食品メーカーなどが委託した廃棄品の可能性があるとみている。

●廃棄マグロ、肉加工品、調味料、菓子…「みのりフーズ」から廃棄食品108品目
    産経 2016.1.18
 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」が廃棄した冷凍カツが横流しされた事件で、岐阜県は18日、カツを購入した製麺業者「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)から、廃棄処分されたはずの生協のマグロ切り身を含む108品目が見つかったと発表した。大半が廃棄食品とみて県が詳しく調査する。

 岐阜県によると、見つかったのは肉や魚の加工品、調味料、菓子など。 マグロは生協が販売元の「びんちょうまぐろスライス」で、静岡県の業者が、みのりフーズにカツを横流ししていた産業廃棄物処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)に約2トンの廃棄を依頼した。調査で見つかったのは約500キロだった。見つかった108品目の大半が賞味期限切れで、みのりがダイコーから買ったという。

●別の箱に詰め転売 廃棄カツ、流通ルートたどる
       朝日 2016年1月16日吉住琢二、渡辺周、三上元
 処分されるはずの冷凍カツが、なぜ食品として消費者に届いてしまったのか。カレーチェーン店を展開する「壱番屋」が廃棄を委託した産業廃棄物処理業者から、名古屋市内のスーパーまでの流通ルートをたどった。

 壱番屋が、異物混入の可能性があるビーフカツ4万枚の廃棄を決め、愛知県稲沢市の「ダイコー」に渡したのは昨年10月19日。ダイコーは壱番屋から委託料を受け取っていたが、大半を処分せず、岐阜県羽島市の「みのりフーズ」に横流ししていた。

 みのりの実質的な経営者によると、1枚あたり33円で2万4千枚を買い取った。ダイコー側から「壱番屋の箱のままでは売らないように」と言われ、別の箱に詰め替えた。5枚単位で小分けされた袋には賞味期限はあったが、製造業者や使用原料は表示されていない。袋はそのままにした。

●元は0円→33円→スーパー店頭では80円 4卸業者仲介し流通
      産経 2016.1.18 07:37
 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」が廃棄した冷凍ビーフカツが横流しされた事件で、カツは、四つの卸業者を経て愛知県内のスーパーで販売されていたことが18日、分かった。委託料を受け取りカツを廃棄するはずだった産業廃棄物処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)が、0円のカツを製麺業者「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に1枚約33円で売り、さらに3社が転売。愛知県津島市のスーパーで店頭に並んだ際には約80円になっていた。

 卸業者が証言。各業者は「廃棄物とは知らなかった」と話しており、愛知、岐阜両県が詳しい経緯を調査している。

 愛知県や壱番屋などによると、直近に壱番屋がダイコーにビーフカツ約4万枚の廃棄を依頼したのは昨年10月。ダイコーはその大半をみのりに横流しした。

 みのりの実質的経営者(78)は取材に「1箱30枚入りが千円で、800箱買った」と説明している。みのりは、中身を壱番屋の箱からみのりの名前を記した箱に詰め替え、1枚約40円でほとんどを名古屋市のA社に販売。実質経営者は「ダイコーからは帳簿を残さず、箱の詰め替えを指示されたが、廃棄物とは知らなかった」と話している。

 一方、A社の男性経営者は「問題があるものとは思わなかった」と説明。大半を1枚50円程度でB社(名古屋市)に卸した。

 B社から1枚約55円で購入したC社(名古屋市)の社長は「大手チェーン店の過剰在庫が格安で出回ることはよくあり、不思議には思わなかった」と話す。

 C社は65円前後で、スーパーや精肉業者に販売。そのうちの一つ津島市のスーパーは5枚入り398円(1枚約80円)で「CoCo壱番屋ビーフカツ」と明示して店頭に並べていた。店長は「うちに来るまでに何社挟んだのか分からない。まさかこんなことになるとは…」と驚いた様子だった。

●みのりフーズ、壱番屋とは別の焼き鳥も転売
         日テレ 2016年1月17日
 「壱番屋」の廃棄カツが横流しされた事件で、買い取った業者が壱番屋とは別の焼き鳥についても転売していたことを明らかにした。

 壱番屋が産廃業者「ダイコー」に廃棄を依頼したビーフカツが横流しされた事件では、ダイコーから買い取った「みのりフーズ」が、異物が混入した可能性があるビーフカツのほか、チキンカツやメンチカツ、ロースカツも転売していたことを明らかにしている。

 また、みのりフーズからは別の会社が製造したとみられる冷凍食品も大量に見つかっている。

 みのりフーズの実質的経営者は17日、NNNの取材に対し、このうちの焼き鳥についても転売していたことを明らかにした。

 みのりフーズ・岡田正男氏「焼き鳥は転売してましたけど、マグロは買っていただけなかったんですよ」

 警察は、ダイコーとみのりフーズを廃棄物処理法違反の疑いで家宅捜索していて、押収した資料などから実態の解明を進めている。

●「最初は風評被害受けたじゃこ」カツ横流し
          livedoor 日テレNEWS24 2016年 1月18日
 カレー専門店を運営する「壱番屋」のビーフカツが横流しされた事件で、産廃業者から買い取った業者が18日、「最初に転売したのは、風評被害を受けたじゃこだった」などと話した。

 この事件では、廃棄処分を請け負った愛知県稲沢市の産廃業者「ダイコー」と、「ダイコー」から買い取った岐阜県羽島市の食品関連業者「みのりフーズ」が、廃棄物処理法違反の疑いで家宅捜索を受けている。「みのりフーズ」は、「壱番屋」以外の食品も転売したことを認めているが、実質的経営者は18日、転売を始めたきっかけについて、「福島第一原発事故の後、風評被害を受けたじゃこを買い取った」などと説明した。不審に思い、生産者に電話で確認したところ、「ダイコー」側から「余計なことをするな」などと言われたという。

 一方、多品目が流通し、事態が深刻化していることを受け、愛知県は、県が管轄する54の食品廃棄物処理業者に対し、18日から立ち入り検査を始めていて、問題が広がっていないか調べることにしている。

●2万7千枚が消費者に 東海3県の弁当店、スーパーから
          産経 2016.1.18
 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」の廃棄カツが横流しされた事件で、同社が昨年8月と10月、産業廃棄物処理業者に廃棄委託した冷凍ビーフカツ計約6万3千枚のうち2万7千枚以上が、東海3県のスーパーや弁当店を通じて消費者に売られていたことが18日、分かった。自治体の調査結果を集計した。

 愛知県などによると、既に販売された分と売れ残りを合わせると約3万3千枚で、残る約3万枚の所在や行方が判明していない。各県は引き続き流通経路の調査を続ける。

 愛知県では弁当工場11カ所が約1万3千枚を総菜として使用。1万1千枚以上が、スーパーなどで一般の消費者に販売されていた。三重県では弁当店が1500枚を総菜として消費し、岐阜県でもスーパー2店舗が計約千枚を販売していた。一部は飲食店で店員へのまかない料理用に使われていた。

 賞味期限の残っているカツもあるが、衛生管理されていた保証がないとして、各県は食べないよう呼び掛けている。

 壱番屋は昨年8月に約2万3千枚、10月に約4万枚の廃棄を、それぞれ愛知県稲沢市の産廃業者「ダイコー」に委託していた。

●「壱番屋のビーフカツのアウトレット商品を買わないか」卸業者が持ちかけ 「スーパーには売らないように」
         産経 2016.1.16
 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」が廃棄した冷凍カツが横流しされた事件で、流通に関わった愛知県内の食品卸業者が「壱番屋の規格外品がある」と、販売先にビーフカツを紹介していたことが16日、卸売業関係者らへの取材で分かった。

 愛知県によると、壱番屋が廃棄を委託していた同県稲沢市の産業廃棄物処理業者「ダイコー」が横流しをし、岐阜県羽島市の製麺業者「みのりフーズ」が食品卸業者に転売。スーパーなどで販売されるまでに、さらに別の卸業者を経由していた。愛知、岐阜両県は流通経路の確認を進めており、卸業者に廃棄物との認識があったかどうかを調べる。

 名古屋市の60代の卸業関係者の男性によると、愛知県内の食品卸業者から「壱番屋のビーフカツのアウトレット商品を買わないか」などと持ち掛けられ、昨年9~12月、約3万5千枚を購入。弁当店などに販売した。

 男性によると、規格外の食品が出回ることはよくあり、試食でも問題はなかったため取引した。一方で、この卸業者からはスーパーには売らないよう言われたといい、「壱番屋のものと分かると不都合があるのかなと思ったが、まさか廃棄物とは」と話している。

また、みのりフーズが壱番屋の製品以外に、段ボール約200箱分の冷凍食品を保管していたことが岐阜県の調査で分かった。マグロの切り身や鶏肉などで、ほとんど賞味期限切れだった。みのりフーズ側は「ダイコーから仕入れた」と話しており、県は横流しされた廃棄物の可能性もあるとみて調査する。

●カレー「CoCo壱番屋」中間期は過去最高益 限定メニュー好調
       産経 2016.1.8
 カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)が8日発表した平成27年11月中間連結決算は、純利益が前年同期比10・1%増の16億円となり、中間期として2年連続で過去最高を更新した。

 期間限定メニューなどが好調で、店舗の売り上げが伸びたのが要因。売上高は1・9%増の222億円と、3年連続で過去最高だった。名古屋市内で記者会見した浜島俊哉社長は「(カレーのトッピングなどの)選択肢を広げたことが客単価の上昇につながった」と述べた。

 一方、浜島社長はカレーに使う食材の高騰を背景に「値上げは避けて通れない」と述べ、将来的に値上げを検討する考えを示した。

●カレー「ココイチ」を買収、300億円で子会社化 ハウス食品
         産経 2015.10.30
 ハウス食品グループ本社は30日、カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋(愛知県一宮市)を買収すると発表した。ハウスが壱番屋の発行済み株式の31・45%を公開買い付け(TOB)し子会社化する。買い付け価格は1株6000円で、取得金額は約301億円になる。

「世界中のお客さまを…」「カレーNO1企業めざす」

 壱番屋はカレー専門店最大手で、国内店舗数は1200を超える。ハウスはすでに壱番屋の発行済み株式の19・55%を取得しており、公開買い付け後のハウスの出資比率は51・0%となる。

 株式の公開買い付けは11月2日~12月1日。壱番屋の創業者の宗次徳二氏らはTOBに賛同しており、保有する株式(計23・17%)を手放す意向だという。壱番屋はTOB成立後も上場を維持し、経営陣は続投する見通しだ。

 両社は原材料の調達や品質向上、海外事業などで連携しており、ハウスが壱番屋を子会社化することでシナジー効果を追求するのが狙いだ。
同日、東京都内で会見したハウスの浦上博史社長は「壱番屋をグループ化することで、カレーナンバーワン企業を実現したい」と意気込みを見せた。壱番屋の浜島俊哉社長は「垂直的な補完関係が構築でき、世界中のお客さまの満足度を高めていきたい」と話した。

 壱番屋は昭和53(1978)年創業で、カレー以外の業態を含め、今年9月末で国内1259店、海外147店を運営。ハウスは壱番屋で使うカレーのルーなどを供給していた。

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