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てらまち・ねっと



 先日の日曜日、山梨県のある町でリコール投票があった。
 しかも、町長と議会との両方。
 投票結果は、どちらも成立。
        町長は投票結果を受けて、自動的に失職。
        議会は、再選挙に。

 毎日新聞は、
   「旧来の政争の歴史を底流に、住民が町長派と議会派に二分され、
    両派がそれぞれ有権者の3分の1を超える署名を集めて『リコール合戦』に発展した」
 としている。

 そんな街が未だにあるのかとあらためて思った。

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●“うなぎ贈答”町長と議会のWリコール成立 山梨
              テレ朝 (10/22 05:33)
 山梨県西桂町で、町長側が当選後にうなぎのかば焼きを配った問題です。
 21日の住民投票で、町長と町議会の両方に対するリコールが成立しました。

 西桂町では去年7月、石田寿一町長名義で支援者にうなぎのかば焼きが宅配されたことに関し、住民団体が町長の解職を求めていました。

 一方、別の住民団体は、うなぎの問題ばかりで本来の職務を行っていないとして町議会の解散を求めていて、21日、町長と議会の両方に対するリコール投票が実施されました。
 
 投票の結果、町長の解職と議会の解散への賛成票がそれぞれ過半数を超え、2つのリコールが同時に成立しました。

 西桂町長・石田寿一氏:「できる限り町政に努力してきたが、そういうこと(解職)で残念だと思う」
 西桂町議長・郷田和美氏:「私どもの議会活動が理解されなかったという結果ですので、それは真摯に受け止めていかなければならないと思う」

 選挙管理委員会によりますと、来月末にも、町長と議会の出直し選挙が行われる見通しです。

●うなぎ蒲焼で大モメ ついに町長も議会もリコール成立
        スポニチ  2012年10月22日
 山梨県西桂町で石田寿一町長(69)の解職と町議会(定数10)解散の是非を問うダブル住民投票は21日投開票の結果、いずれも賛成が過半数を占めてリコールが成立した。
11月中の同日選となる見通し。

 町長名で約30人の有権者に届いたうなぎのかば焼きを発端とする町長と議会の対立は、それぞれを支持する住民を巻き込み、ダブル出直し選につながる異例の展開となった

 町長解職への賛成は有効票2653票のうち1442票。
議会解散の賛成は2690票のうち1765票。


投票率は74・23%だった。結果を受けて、石田町長は「誠心誠意、説明をしたが受け入れられず残念だ」と述べ、出直し選への出馬は明言しなかった。

 郷田和美町会議長(71)は「民意を真摯(しんし)に受け止めたい」と語った。

●町長、議会リコール成立…西桂町住民投票
        (2012年10月22日 読売新聞)
 西桂町の石田寿一町長(69)名義で、町内の支援者らに贈答用のウナギかば焼きが宅配された問題を巡り、石田町長と町議会の解職・解散請求(リコール)の賛否を問う住民投票が21日、投開票された。町長解職投票、町議会解散投票ともに有効投票数の過半数に達し、町長と町議会(定数10)のリコールがいずれも成立した。町長と町議会の出直し選は、11月中にも同一日程で行われる見通し。

 当日有権者数は3683人。投票者数は、町長解職投票、町議会解散投票ともに2734人で、投票率は74・23%だった。

 石田町長は報道陣に対し、「不徳のいたすところで、町民の支持が得られず残念」と悔しそうに話した。敗因を問われると、「私なりに誠心誠意説明し、謝罪も反省もしたが受け入れられなかった」と答えた。
ウナギ宅配については「贈ったのは妻」と従来の説明を繰り返し、出直し選挙への出馬については「支持者や家族と相談して決めたい」と明言を避けた。

 石田町長は昨年6月に初当選。7月上旬にウナギかば焼きが支持者ら31人に配られたことが明るみに出て、県警は8月、公職選挙法違反の可能性があるとして、町長から任意で事情聴取した。反町長派議員が多い町議会は町長の責任を追求し、12月に辞職勧告決議をしたが、町長は辞職を拒否した。

 町長と議会をそれぞれ支持するグループが結成され、今年9月には、両グループが議会解散と町長解職を本請求。今月1日、ダブル住民投票が告示された。

 地方自治法では、町長のリコール成立後、町長の職務代理者が選挙管理委員会に町長の失職通知を出し、その翌日から50日以内に出直し町長選を行う、とされている。
また、町議会のリコールが成立すれば、議会解散の翌日から40日以内に議会の出直し選挙が行われる。


●山梨県西桂町:ウナギ配った町長リコール成立 町議会も
        毎日新聞 2012年10月21日
 山梨県西桂(にしかつら)町の石田寿一町長(69)名義でウナギのかば焼きセット(6000円相当)が有権者31人に宅配されたことを発端として、町長と町議会(定数10)のリコール(解職、解散)の是非を問うダブル住民投票が21日、行われた。いずれも「賛成」が過半数に達しリコールが同時成立した。石田町長は失職し、町議会も解散に追い込まれた。来月にも出直し町長・町議選が実施される。

 町長リコールは賛成1442票、反対1211票。
町議会リコールは賛成1765票、反対925票。投票率は町長、町議会リコールとも74.23%だった。

 石田氏は「不徳の致すところ。町民を騒がせ申し訳ない。出直し選挙に出るかは家族と相談して決めたい」と話し、町議会議長だった郷田和美氏は「議会の活動が町民に正しく理解してもらえなかったが、民意の結果として真摯(しんし)に受け止める」と述べた。

 石田氏は昨年6月、返り咲きを狙った元町長を79票差で破り初当選した。
かば焼きセットは同7月に配られ、石田氏は「妻が独断で贈った」と釈明し町議会の辞職勧告決議を拒否。
旧来の政争の歴史を底流に、住民が町長派と議会派に二分され、両派がそれぞれ有権者の3分の1を超える署名を集めて「リコール合戦」に発展した。

【小田切敏雄】

●山梨・西桂、町長と議会リコール / うなぎ問題、ダブル出直し選へ
  佐賀 2012年10月22日 00時17分
 山梨県西桂町で石田寿一町長(69)の解職と町議会(定数10)解散の是非を問うダブル住民投票は21日投開票の結果、いずれも賛成が過半数を占めてリコールが成立した。11月中の同日選となる見通し。

 石田町長の名前で約30人の有権者に届いたうなぎのかば焼きを発端とする町長派と反町長派の対立は、ダブル出直しにつながる異例の展開となった。

 かば焼きは昨年6月の町長選後に届けられた。
 県警は公選法違反で立件していないが、反町長派が多数の町議会が町長辞任を要求。
 住民グループ「明るい西桂町を創る会」と連携してリコール運動を展開した。


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