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てらまち・ねっと





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 横を車で通りかかって、エエッ!! と声が出た。
 でも車を止める間もなく、過ぎてしまった。

 帰り、車を寄せた。
 カメラマンが何人もいた。
 もちろん、デジカメや携帯で撮る人たちも・・・

 このすばらしいイチョウの黄葉、改めて紹介するとして、とりあえず2枚だけは今。
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 大阪の太田知事の1月の3期目の知事選、ついに立候補断念の表明。
 不正や疑惑があったこと & それを素直に認めなかったこと、それらが悪循環を生んだのだろう。
 大阪市長選の結果はダメ押し。

 このブログも厳しくとらえたけど、ブログを見ていると、批判の声はすごかった。
 
  11月19日  ◆知事選は相乗り指向。大阪府知事の癒着、疑惑
  11月21日  ◆関西企業経営懇談会会員企業・後援企業と癒着。随契で府発注工事18億円
  11月25日  ◆大阪府の太田知事は立候補表明を延期
  12月 1日  ◆各党は推薦見送り。立候補は??

 とはいえ、大阪市長選挙の結果が、次の知事候補の模索での与野党の相乗りを促しているとは皮肉なこと。

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●太田・大阪府知事が出馬断念…支持政党など離反  読売 12月3日

 記者会見で3選出馬断念を表明する太田房江知事(3日、大阪府庁で)=里見研撮影

 来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、3選に向けて意欲を示していた太田房江知事(56)は3日、府庁内で緊急の記者会見を開き、「今の状況では出馬は不可能と判断した」と出馬断念を表明した。11月に発覚した高額講師謝礼金や事務所費など「政治とカネ」を巡る問題について府議会や府民の反発が強まったのを受け、過去2回の知事選で推薦を受けた自民、民主、公明3党や、連合大阪が不支持を決めたことで、今期限りでの退陣に追い込まれることになった。各政党はすでに候補者選びを本格化させており、知事選の焦点は「後継候補」へと移ることになる。

 この日午前11時からの記者会見で、太田知事は「最近の出来事で府民や議会の信頼を損なった」と政治とカネの問題について反省の弁を述べた上で、「関係者に相談してきたが、状況は厳しいと判断した」「(政党や支援団体と)心を一つにして選挙を戦っていける確信がもてなかった」など出馬断念の理由を説明した。

 政党が不支持を決めた後も、「出馬」の姿勢をくずさなかった点については、「総合的に判断するのに時間がかかった」「タイミングを逸していると思われたかもしれないが、私としては的確に判断したと思っている」と主張した。

 太田知事を巡っては、政治団体「太田房江を支える東京の会」が04年8月~07年8月、母親宅やおい宅を事務所所在地として、計約223万円の事務所費を計上していたことが11月に発覚。中小企業経営者らの任意団体「関西企業経営懇談会」の会合に11回出席し、計880万円の講師謝礼金を受け取っていた問題も判明し、批判にさらされた。
 さらに、先月18日の大阪市長選で当選した民主党推薦候補とバンザイを繰り返し、自民、公明両党の支援者から批判が噴出した。

 一連の問題を受け、過去の知事選で太田知事を推薦してきた自民、民主、公明3党の府議団が11月30日までに、「不支持」を相次いで決定。太田知事は同日の記者会見で「出馬断念はあり得ない」と、当初の予定通り、12月7日に出馬表明の記者会見を開く意向を示していたが、選挙を戦える情勢にはなかった。
 知事選を巡っては、自民、民主、公明各党がそれぞれ、統一候補の擁立も視野に、候補者のリストアップを開始。共産党は弁護士の梅田章二氏(57)の推薦を決めている。

 太田知事は通産官僚出身。岡山県副知事や通産省審議官などを経て、横山ノック前知事が強制わいせつ事件を巡って辞任したことを受けた2000年の府知事選で初当選し、全国初の女性知事となった。04年の知事選でも再選を果たし、現在2期目。(2007年12月3日 読売新聞)

●太田知事の不出馬了承 後援団体「脇が甘かった」  中日 12月3日
 来年1月の大阪府知事選で太田房江知事(56)が3選不出馬を表明したことを受け、経済界や連合大阪を中心とした後援団体「21世紀大阪がんばろう会」は3日、役員会を開き、太田氏の不出馬を了承した。

 役員会終了後、「がんばろう会」の井上礼之会長(ダイキン工業会長)は記者団に「政治家は清廉潔白でないといけない。脇が甘かった」と述べ、太田氏の「政治とカネ」の問題を批判した。
 ただ井上会長は「2期8年、関西空港の第2期工事や、シャープの工場誘致とよくやった。活躍は評価したい」と強調した。

 役員会には、太田氏も出席。井上会長によると、太田氏からは今までの支援に対するお礼と、3選出馬を見送ったことへのおわびの言葉があったという。
 連合大阪も3日、太田氏の出馬断念をめぐり協議した。(共同)

●知事「政治とカネ」問題で  産経 2007.12.3 21:57
 関西経済連合会の下妻博会長は3日、大阪市内で記者会見し、太田房江知事が3選出馬断念を表明したことについて「(高額講演料問題など)庶民感覚には理解しにくいところがあったからではないか」と語った。11月に入り『政治とカネ』の問題が相次いで発覚、結果的に知事職を離れることになったことに関しては「政治家は潔白・公正ということでいえば、少しはずれていたかもしれない」とした。
 ただ、これまでの府政改革に関しては「公約を忠実にこなしてきた。かなりの実績を上げたと思う」と評価。「5段階評価で“4”は与えられる」とした。
 また、下妻会長は出馬断念会見後に太田氏自ら電話連絡があったことも明らかにした。太田氏からは「断念しました」との連絡があり、下妻会長は「(自らの)決断ですからしょうがない」と応えたという。
 新知事に対しては「関西が取り組んでいる広域連合の推進役になってもらいたい」と具体的な注文もつけた。

●「裸の王様」 太田府政2期8年の功罪は?  産経 2007.12.3 21:57
 3日、出馬見送りを表明した大阪府の太田房江知事(56)。太田知事はもともと旧通産官僚で、財界と連合が擁立した経緯があり、2期8年の太田府政は企業誘致などの産業施策中心に推移した。特に世界最大規模のシャープ液晶テレビ向けパネル新工場を評価する声は大きい。今後、大阪湾岸に相次いで進出が決まった先端産業研究施設や工場と、内陸部の中小企業との連携が、新知事の重要な課題となる。
 太田知事は平成12年に関西経済界と連合大阪が、大阪の活性化を共通の目標にして擁立。特に2期目最後の年度となった平成19年度はこれまでの努力が結実。7月末にはシャープ工場の誘致に成功、8月2日には関西国際空港の第2滑走路のオープンにこぎつけた。
 シャープ工場は本社に何度も足を運び、150億円もの補助金を出したうえで堺市の大阪湾岸に誘致に成功。関空第2滑走路は、経済界が「延期やむなし」のムード中で、国などに強く働きかけ、間に合わせた。大阪湾岸にはこのほかにも、三洋電機、住友電工、三井化学、宇部興産など大企業の研究施設・工場の立地が決まっている。
 これらの施策は旧通産省時代のノウハウや人脈が武器になっており、「ポスト太田」の新知事にこうした産業施策が継承されるかどうかは不透明という。側近幹部の1人は太田府政について「2期目まではホップ、ステップの段階で、まだジャンプまで行っていない」。「大阪独特の多種多様な中小企業と、大阪湾岸の先端産業をどう結びつけるかは今後の課題」と指摘する。
 この手法が、府議会からは「議会軽視」、職員からは「距離がある」と批判されてきた太田知事。側近だけで独断専行し、「裸の王様」と揶揄(やゆ)もされた。しかし、知事選で不支持を決めた会派の府議でさえ「政策に失点はなかった」と認める。側近幹部は太田知事を「正直で不器用」であることをあげ、擁護した。


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