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てらまち・ねっと



 高校の履修科目のごまかしのニュースを見ていて、岐阜県の裏金と根は同じと感じた。
 それはともかく、岐阜県の裏金事件、第二次の住民監査請求を昨日25日に提出しました。
 昨日は、1223人分を提出。当然ですが、監査委員事務局は「同一の請求」として扱う、とのこと。

 9月29日の提出人数3763人と合わせた住民監査請求人は「4986人」です。
 みなさん、ほんとにご苦労様。

 「住民監査請求書の本文」や関連資料など
    ⇒ 裏金。住民監査請求の本文と添付資料、公開します。岐阜県警も入れました。10月1日

  関連情報などは
    ⇒ ◆3763人で住民監査請求。第2次も行います、岐阜県の裏金。9月30日

 監査委員や知事、職員、裏金を知りながら放置し自ら享受した梶原前知事、同類の元幹部ら、裏金を作りもしくは費消したと心当たりのあるOB職員らは、しっかり受け止めてほしい。 

 ところで、今回の大規模請求に関して、監査委員は、何もしないで逃げそうな気配です。こんな時に、信じられない。
 事務局職員に訊いても「答えられません」。

 住民にとっての伝家の宝刀といわれる住民監査請求、それを無視するなんて。

 とりあえず、抗議文&要望書を出しておきました。

 ところで、代表監査委員は、24日に知事に辞表を提出したと報道されています。
 監査委員事務局でも裏金があったことの引責辞任とか。

 こんなときに、「そりゃ、ないよ」。

 岐阜県民はいったいどこまで切り捨てられるんだろう??!!
 ・・・と書いたら、涙がにじんできた。。。
 これって、悔し涙、というのだろうな。

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 2006.10.26 各誌
 
 

● 抗議文&適法な監査を求める要望書
                             2006年10月25日
岐阜県監査委員 各位
                    裏金事件・住民監査請求人 
            くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク
                        事務局 寺町知正  ほか

         抗議文&適法な監査を求める要望書

 私たちは、岐阜県庁の裏金事件に関して、9月29日および本日、地方自治法第242条第1項により住民監査請求した県民である。
 1990年代半ばに地方自治体の官官接待、カラ出張など公金の不正支出が各地で発覚し、監査の重要性が認識されて外部監査制度が作られた。よって、私たちは、本件こそ外部監査になじむと考え、併せて、個別外部監査を求めた。住民監査請求にかかる個別外部監査については、同法第252条の43の5項で、「 ・・『60日』とあるのは『90日』とする」とされていることから、日数を要するのであろうと、判断を期待していた。


1. 抗議
 同法第252条の43の2項は「・・当該住民監査請求に係る個別外部監査の請求があつた日から20日以内に、その旨を当該普通地方公共団体の長に通知しなければならない。この場合においては、監査委員は、当該通知をした旨を、当該住民監査請求に係る個別外部監査の請求に係る請求人に直ちに通知しなければならない。」とされているところ、第一次の請求から25日以上を過ぎて、いまだに「通知」がない。
 即ち、すでに岐阜県監査委員らが、外部監査にださないと決定したことは明らかである。
 よって、私たちは、岐阜県庁はじまって以来の大問題に関する住民監査請求に対しての、監査委員のきわめて、後ろ向きな姿勢に強く抗議する。

2. 適法な監査の求め
 10月2日付けで、寺町知正らが、県の外郭団体「岐阜県イベント・スポーツ振興事業団」に関して、前知事の個人秘書業務の公費負担に関する住民監査請求をした。当該請求に対して、10月19日付けで「10月30日を陳述日と指定する」と通知されてきた。
 これは、同法第242条6項において「監査委員は、第4項の規定による監査を行うに当たっては、請求人に証拠の提出及び陳述の機会を与えなければならない。」とされているからである。
 ところが、それ以前の9月29日付けで提出した岐阜県庁裏金に関する住民監査請求に対しては、本日10月25日になっても、なんら通知が無い。
 住民監査請求は、たった60日で監査委員が結論を出す制度である(同法第242条5項)。この制度において、他の住民監査請求とその手続きが前後することはない。
 即ち、監査委員は、私たちに陳述をさせない意図であると考えざるを得ない。
このままでは、監査委員は「住民監査請求を放置して、監査結果を出さない」という事態も想定される。
 よって、私たちは、監査委員に、適法な手続きとして「請求人に陳述をさせること」および「監査結果を出すこと」を強く求める。
           以上

● 田中代表監査委員も辞意  事務局の裏金で「けじめ」  10.25 中日
 岐阜県庁の裏金問題をめぐり、田中敏雄代表監査委員(67)が24日、古田肇知事に辞意を伝えたことが分かった。
 田中氏は本紙の取材に対し、「監査委員事務局で(裏金づくりという)県民の信頼を損ねる行為があった。県政再生プログラムで新たな監査のあり方について道筋がついたので、けじめをとって辞めたい」と話した。
 事務局では、1994、95年度に合わせて約210万円の裏金がつくられた。93年度から引き継がれた約300万円と合わせると、判明した裏金は計510万円に上る。
 裏金問題では特別職6人のうち棚橋普(ひろし)副知事、杉江勉出納長、鬼頭善徳教育長の3人がすでに辞任の意向を示しており田中氏で4人目。田中氏は岐阜大名誉教授。2003年4月に代表監査委員に就任した。


● 田中代表監査委員が裏金問題で辞意  10.25 岐阜
 県の裏金問題を受け、田中敏雄代表監査委員(67)が24日、辞任の意向を古田肇知事に伝えた。裏金問題をめぐっては既に棚橋普副知事、杉江勉出納長、鬼頭善徳教育長が辞意を示している。
 裏金問題では、不正経理をチェックする監査制度の在り方が問われた上、監査委員事務局でも裏金がつくられていたことが判明している。岐阜新聞社の取材に対し、田中氏は「責任を感じている。県政再生プログラムで監査の在り方について改革の方向づけができたのを機に、けじめを付けたい」と話した。
 田中氏は、2003(平成15)年4月から代表監査委員(任期4年)。辞任の申し出を受けた古田知事は「私としてはとりあえず承った。どう対応するか検討させてもらう」と述べた。
 県政再生プログラムでは、監査委員の増員(現在4人)、監査業務の第三者への委託など監査の強化・充実を図る方針。


● 代表監査委員 辞表を提出  10.25 読売
 岐阜県の代表監査委員田中敏雄氏(67)が24日、古田知事に辞表を提出した。田中氏は、「裏金問題で大きな責任を感じている」と説明している。
 裏金問題で辞意を表明した特別職は、棚橋普副知事、杉江勉出納長、鬼頭善徳教育長に続いて4人目となった。(2006年10月25日 読売新聞)

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 今朝の読売新聞、一面の真ん中の記事。
 石原産業のフェロシルト事件。

 しかし、よく読むと、「委託基準違反」だけで、「不法投棄」のことは書いてない。・・・・

●  フェロシルト不正処理、11月中に立件方針  10月26日 読売新聞
 大手化学メーカー・石原産業(大阪市)による土壌埋め戻し材「フェロシルト」の不正処理事件で、三重、愛知、岐阜、京都4府県警の合同捜査本部は、フェロシルトの処理を無許可業者に委託したとして、同社四日市工場の元副工場長(69)を、来月に廃棄物処理法違反(委託基準違反)の疑いで立件する方針を固めた。

 捜査本部はフェロシルト製造や不正な処理が会社ぐるみだった可能性が高いとみて捜査を進めている。
 元副工場長は、フェロシルトが産業廃棄物と認識しながら、処分を無許可業者に委託した疑い。(2006年10月26日3時4分 読売新聞)

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