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てらまち・ねっと



 私は、いろんな市民運動にかかかわってきた。
 1988年ころからのゴルフ場開発など環境問題の取り組みに続いて、県内各地の人たちと進めていた くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク には、県庁の内部からも、時々、「お知らせ」が来ていた。

 1997年の1月の梶原拓氏3期目の知事選挙は、「現職」、「共産党系」に加えて、私たちも「市民団体として候補者」を立てて、選挙に挑んだ。私は選対の責任者。
 今回の裏金隠しの理由に、97年、01年の知事選で裏金がバレたら現職・梶原知事に不利になるから「裏金を隠した」ともされている。

 それら知事選や梶原時代にまつわる話を、いくつか紹介しよう。
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次の記事の左下にインタビューがされている。
● 上司の命令でやった 前岐阜振興局長 「集約各課に示唆」で懲戒免職 悔しさにじませ
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
    9月29日 読売
 28日付で懲戒免職となった長屋栄・岐阜振興局長(58)が同日夜、単独インタビューに答えた。長屋氏は処分について「裏金を職員組合に集約し、隠ぺいにかかわったのは事実。処分は甘んじて受ける」としたものの、「あくまで上司の命を受け、県庁がよくなればとの思いでやった。私的流用などはない」と語気を強め、悔しそうな表情を見せた。
 岐阜県の発表によると、長屋氏は1999年1月、当時の知事公室次長として、上司の指示により、裏金を職員組合に集約することを各課に示唆、裏金の隠ぺいに深くかかわった。
 長屋氏は懲戒免職になったことについて、「県民に不信感を抱かせてしまった責任もあり、幹部として処分は当然だろう。裏金が表に出た後、2か月ほど前から相当の処分は覚悟していた」と話した。
 その上で、裏金集約に関与したことについて、「裏金が各課に分散しているのはよくないし、あしき慣習を改め、(裏金の将来の返還に向け)適切な処理をするとの認識があり、上司の命を受け実行した。集約は返還のための前段階の取り組みだと考えていた」と語った。
 しかし、この集約が今回の問題に発展したことについて、「結果として、多くの職員が処分されたのは、残念だし、幹部として心苦しい」と何度も申し訳ないと繰り返した。個人責任を問われて処分されたことについては、「上司の命令で、良かれとやったこと」などと声をやや荒らげ、不満げな表情を見せた。(2006年9月29日 読売新聞)

 ところで、私たちの岐阜県民ネットワークのニュースに、こんなことを記録している。
● ニュース15号  2000年7月26日号  全文はテキストでWeb掲載
 
 個別の問題の「お知らせ」は、いろんなところから来る。

 が、県の全体的なことで、ある種「隠されたこと」の「お知らせ」は、「秘書課」「人事課」「広報課」などの周辺の情報。
 他に、出納課や財政課周辺も。



 同号の最終ページ(左)の中から「青字」で再掲する。
 1996年の春に届いたお知らせを紹介したもの。知事選は97年1月である。

 『4月の人事異動で特記すべきことは運転手が管財課(いわゆる県庁タクシー)のほかに、人事課(車両情報管理室)に多数配置されたこと。この人たちは“シークレット隊"といって県内の巷を一般人を装って徘徊し知事の業績をオーバーにPRし、批判する者(住所・氏名・職業など)と県民ネットワークの資金の出所やグループメンバーの調査報告が内密の主務となっている。もちろん、知事選を控えての布石である。』

 ps:一年程前にも、知事が県民ネットの活動資金の出所を調べるよう県議や警察に求めた、との「案内」がありました。心配していただいて光栄なのですが、県民ネットはいろんな人たちからのカンパが財源です。先日も企業経営者と名乗った方から、「県に行政訴訟で勝った記事をみた。資金援助をしたい」と申し出がありました。(事務局より)




前のお知らせの補足・・・手紙のほかに、職員名簿にチェックまでした資料が同封されていた。

psで紹介したお知らせの補足・・・「活動資金の出所を調べるよう」と発信されたとの手紙が郵送されてきた。「ふーうん」と思っていたら、なんと、半月後あたりに、「てらまちさんたちの資金はどこから出ているの?」と、堂々と訊きに来た県警職員がいる。

 前記新聞に「述懐したN氏」に関しては、2001年1月の知事選の時に手紙が来た。N氏は、「96年の選挙も」(つまり、97年1月の選挙のために前年から、という意味であろう)、「2000年の選挙も・・・」県庁内の・・・というのだ。特命事項担当参事。特命とは表向きは「広報担当」。裏は・・・

 なお、昨年2005年1月の知事選に関しては、まったく別の話が2004年秋から冬に届いた。現職員だとのことだが、最初は電話だったので、匿名のメモでもいいから文書にしてと、お願いした。
 後日、郵便で届いた。手許にある。

 2004年の8月に5期目を断念した梶原氏から、電撃指名を受けて手を挙げた古田氏。古田氏は「後継ではない」と言い続けた。
 それはともかく、古田知事が自分の選挙の「周辺」をどの程度承知しているかは私は知らないれど・・・指摘のその内容からすれば、当時の古田さんは「知らない」とはいえない。
 ただ、私は、選挙に初めて臨む古田氏が「その意味や背景、意図」を知らなかったとしてもいたしかたないかも、と注釈はしておく。

 私は、現状を危惧し、真に憂えている職員がいることを感じているから、県職員全体を批判することはしないし、県庁が変わることに諦めはない。期待もしている。
 イスに就いた古田知事、裏金事件で再スタートをきろうという古田知事は、自身の内面も含めて、「旧」を一新しないと、次に向かって、窮屈だろうと思う。

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 9月20日過ぎの伊吹山3合目の花。さみだれで載せています。
 

キセワタ(着せ綿) シソ科 メハジキ属
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
    解説
 
山地の草原に生える,高さ 60 ~ 100 センチの多年草です。葉は細長く,毛が生えていて,縁に荒い鋸歯があります。花は葉の付け根に輪生します。和名は,白い毛が花を覆っているからだということです。

環境省RDBの、絶滅危惧II類(VU)絶滅の危険が増大している種
  
 
 昨年の10月中旬には 同種の花がありました メハジキ 2005.10.15の報告


ガガイモ ガガイモ科 : 多年草
  


  解説
 
ガガイモの名前の由来は、カガミ(かがむ)という動作を意味していて、これは、かがむような低い場所に太い茎があるということからついた名ということです。
 また、葉が亀の甲のような形をしていることから、栃木の放言でゴガミ(亀)のことを、ガガということから、ガガと、果実が熟すと、イモのような色・形から、ガガイモと名がついたなどがあるようです。

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