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てらまち・ねっと



 昨年2005年1月の岐阜県知事選挙、当選した現古田知事の選対の副委員長は、裏金作り・隠しの元出納長と裏金隠しの職員組合委員長だった。
 ついにバレてしまった。

 トップとして「知らなかった」、では済まないことだ。
 無論、退職した人たちや今回懲戒にした(あるいはなる)人たちの仕組んだことだろう。
 そういう意味では、梶原氏の指名を受けて手を挙げた古田知事。
 古田さんの忸怩(じくじ)たる思いは想像に難くないが、引きずるものが多い。

 選挙資金に裏金はないと答弁したが、にわかに信じがたい。自らの選挙なんだから、当事者として徹底的に追求して、明らかにすべきことだ。県民の負託を受けたのだから。
 梶原氏が、自らの住民訴訟の裁判費用や返還金などを、組合から、返却不用とも、返す気がないままともとれる認識で多額に借りていたことがバレた時、「そこに、裏金はないと聞いている」と答えた、が、結局、そうではなかったんだから。

 インターネットには出ていないようなので、記事を拡大して読んで欲しい。
 
 前宮城県知事の浅野史郎さんは、自らの選挙を振り返って、「選挙でどう戦うかが、その後4年間の知事としてのあり方を決める」「選挙を通じて知事になっていく」 とハッキリ言っている。後半で紹介する。

 県と職員組合の癒着が別の面でも、明らかになった。最後に紹介。
 全部、梶原時代の名残り。

 私は、今日の午後は、裏金事件で雑誌の取材に協力。

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  10月6日各紙
 知事選選対本部に関与者
 古田選対副委員長 元出納長ら認める
 「選挙に裏金支援なし」知事
 「組合資金支援ない」昨年知事選で古田知事




   浅野史郎 夢らいん の中から引用
       河北新報2006.2.9 疾走12年から 第3回  選挙
「無党派」で常識覆す あり得ない光景
 知事に就任して4年経ち、再選を目指しての選挙を迎えた。この選挙では、政党の推薦も団体の推薦も受けないでやろうと考えた。「一人ひとりが主役の選挙」を実現するためには、候補者と有権者が直接向かい合う形をとらなければならない。当選後に、しがらみのない県政を作りたいとの思いも強かった。
 
 (仙台市地下鉄)
 泉中央駅近くで選挙演説をしている時に、私の周りにほとんど人がいない。現職知事が再選を目指す選挙では、絶対にあり得ない光景である。「今、自分は誰もできないような選挙をしているのかもしれない」との感慨を覚えたのを思い出す。
 その光景を見ていた人たちの中に、「自民党、新進党にかつがれた相手候補に比べて、なんと非力なんだろう。これでは、シローちゃん負けちゃう」という危機感が生まれた。そこから「私も選挙にかかわりたい」との思いが発生し、百円カンパ、青い旗作戦、勝手連、車座集会が全県に広がっていったのだろう。
 これが無党派選挙の原型だと私は思っている。政党の推薦を受けないという形だけではない。素人でも選挙にかかわっていい。そのことが、すんなりと受け入れられる選挙であった。選挙が終わってお礼を申し上げる私に対して、「こちらこそありがとう」の言葉を返す支援者が多かったのも、生まれて初めて選挙応援したことが、忘れがたい体験になったからかもしれない。

土壌に貸し借り 
  組織を固め、地域を固めて票を積み上げていくこれまでの選挙手法を「ブロック積み上げ型」とすれば、無党派選挙はつかみどころがない。気仙沼の夏祭りにちなんだ「はまらいんや型」と呼んでもいい。選挙は専門の関係者だけがするものという常識が覆された。その結果が62万票対31万票で大勝だったことも含めて、私にとっては会心の選挙であった。
 政党からの推薦をお断りするのは、大変な作業であった。「なぜだ」「生意気だ」「政党がからまない選挙などあり得ない」などなど、非難続出。政党には一歩退いてもらって、一般県民が入り込むすき間を作ってほしいということなのだが、なかなかご理解いただけなかった面もある。
 団体の推薦を受けないことは、大きな意味を持つ。ゼネコン汚職を生んだ土壌は、選挙での貸し借りを通じて作られていく。腐った土壌に咲くあだ花になりたくなければ、土壌改良事業が必要である。
 そんな危機感もあって、有力団体とは距離を置くことにした。当選後は、選挙での借りがないので、圧力とは無縁の自由な立場で県政を進めることができるという意味で、ありがたかった。

 県民が主体的に  選挙でどう戦うかが、その後4年間の知事としてのあり方を決める。 いい知事になりたいと願うところから逆算して、選挙の図式を決めていったのが、再選を目指しての知事選挙の位置づけであった。「選挙は敵よりも味方が怖い」、「選挙の借りは選挙で返す」、「選挙を通じて知事になっていく」。こういった言葉も信奉している。たった3回しか選挙はやっていないが、その限られた経験からも、感じるところは少なくない。
 それもこれも含めて、選挙は大事。一方で、選挙は楽しいし、やりがいがあるとも思っている。初めての選挙で、選挙カーから手を振った私に、手を振り返してくれた人の姿は、今でも忘れることができない。あの瞬間から、選挙大好き人間になってしまった。そんな大事な選挙には、県民は主体的にかかわっていくべきもの。知事を辞めた今も、そんなことだけは願っている。


 10月5日各紙
 県職員組合役員と県幹部が懇親会
 裏金私用の可能性も
 チケット購入 県職組に依頼
 県あっせんの券 購入見合わせへ


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 多重債務問題、岐阜県は積極的。
 山県市議会が高金利・グレーゾーン金利廃止の意見書案を否決したのとは大違いだ。

 ともかく、消費者金融のやりくちはあくどい。「自己破産死者の生命保険金で債権回収」(5日毎日)

 あくどい業者とそれを放任しようとする一部国会議員ら。
 対する行政や関係機関。
 望ましくない構図。
 悪いのはどっちか、決まっている。

 ところで、未だに、「サラ金に走る市民は悪いヤツ」と平気でいう議員がいる。

 なお、岐阜県の前回の相談会は 9月23日のブログ

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● 多重債務救済へ相談会 8日から出張開催   10.5 中日

(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
 県は八日から、岐阜圏域以外の四圏域で無料・面談方式の「多重債務出張相談会」を開く。県司法書士会との共催で、多重債務者の救済につなげるのが目的。県は、社会問題化している多重債務問題に昨年度から本格的に取り組み始め、県弁護士会や県司法書士会も積極的に協力している。
 相談会では、消費生活相談員や司法書士が相談に応じる。事前に県司法書士会事務局=電058(248)1715=に予約することが必要。
 返済に行き詰まっても、多くの多重債務者は県弁護士会や県司法書士会などの相談機関に、すぐに相談しない。法律家に対して「敷居が高い」という意識を持っている人が多いことも一因だ。自治体の消費生活相談の方が親しまれているが、多重債務の相談が入ったときに「相談先を紹介するだけ」といった消極的な対応の自治体が多い。
 こうした中、県は昨年七月に県議会で多重債務問題への取り組み強化を促す質問が出たのをきっかけに方針転換。県弁護士会や県司法書士会にも意見を聞いて具体的な施策を検討し、今年一月と九月に「多重債務一一〇番」を実施した。
 その際に遠方から岐阜市の会場に来る多重債務者もいたため、今回は出張相談会を行うことにした。一一〇番や出張相談会では、県は県弁護士会や県司法書士会に無償で協力してもらっている。今後は、県内市町村にも多重債務問題への取り組み強化を働き掛ける。
 出張相談会の日時、場所は次の通り。
 ▽西濃=8日午後1-4時、大垣市総合福祉会館
 ▽中濃=15日午後1-4時、可児市福祉センター
 ▽東濃=19日午後7-9時、中津川市中央公民館
 ▽飛騨=21日午後1-5時、高山市民文化会館



● 消費者金融:自己破産死者の生命保険金で債権回収 10.5 毎日
 消費者金融が借り手全員に生命保険を掛けていた問題で、大手の1社が自己破産後に死亡した顧客を住民票で確認し、生命保険会社に保険金を請求して債権を回収していたことが分かった。自己破産者の債務は法的に免責されており、業界団体も問題視している。この大手を含め、業界では今後は保険をやめる動きが相次いでいるが、これまで行われてきた安易な債権回収の実態が改めて問われそうだ。【多重債務取材班】
 関東地方の元大手社員の30代男性は、支店を経て本社の債権回収部門に勤務した。20以上の班に分かれ、各班には毎月1500万~1600万円の回収ノルマが課された。12月には翌年の3月期決算に向けて回収額の上積みが求められたという。
 この際、自己破産者など一般顧客と異なる借り手だけを記載した「別管」と呼ばれる台帳も利用。顧客の住民票を役場に請求し、死亡が確認できれば保険金を請求したという。破産法によると、自己破産した人の債務は免責され、本人が任意で支払う場合以外は取り立てられない。元社員らは「厳しい債権回収ノルマを達成するためだった。保険会社に破産者と知らせたら保険がおりないと思い、黙っていた。他の書類が整っていれば機械的に保険がおりた」と証言する。
 全国貸金業協会連合会(東京都港区)は「自己破産が確定した時点で業者は債権を放棄するので保険請求は通常ではあり得ない」としている。
 98年に自己破産した宮城県内の男性(38)は04年、この大手が役場に住民票を請求したことを知った。近くに住む自己破産した親族も住民票を請求されていた。男性は「私たちが死んでも追いかけてくると思うと、恐ろしい」と話している。
 また元社員らによると、死亡の可能性が高い高齢者の顧客リスト「昭和一桁(ひとけた)台帳」も使って集中的に住民票を請求し、死亡確認をしていた。元社員の一人は「死亡していれば保険金が入るため、社内では『生命保険』ではなく『死亡保険』と言っていた。班対抗で必死の保険金獲得競争をさせられたので、スポーツのリーグ戦に例えて『デッド(死の)リーグ』と呼んでいた」と言う。
 司法統計によると個人の自己破産の申し立ては、85~90年まで1万件前後だったが以後急増。03年は史上最多の24万件を突破し、05年速報値でも18万4324件。毎日新聞 2006年10月5日 3時00分
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 裏金問題で、田や畑の管理できていません。それでも、ちゃんと育つのが稲や野菜。
 ただ、稲刈りには、まだ早い

 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 カリフラやキャベツのウネに8株分、遅植え用に場所が残してありました。
 昨日、仕事の途中で、苗を買ってきました。
 雨の降る前に植えようと思っていましたが、しっかりした雨の中て植えました。
 
 ブロッコリー、カリフラワー、オレンジ系の「連山」を各2株。
 冬用のキャベツ4株、紫キャベツ2株。


  



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