先月末にGoToキャンペーンを利用して、京都丹後地方へ一泊旅行してきました。
予約した頃は落ち着いていたんですが、ここへきてコロナ感染拡大でGoTo事業を取りやめるべきか巷で騒がれている折も折、旅行に行くのは不謹慎かとも思いましたが自動車移動だし行程で過密になる状況も考えにくいので、対策を万全にして出掛けました。
結果的には昼食に寄った丸〇〇麺で店側の対策が不十分かなと感じたぐらいで、ほぼ安全な旅行を楽しめたのですが、皆が皆注意深く旅行をするわけでは無いし過密を避けられない状況も増えると思うので、感染拡大の中でGoTo事業を押し進めようとする政府のやり方には疑問を感じますね。
さて、最近ヤフオクでゼットモデルさんが売れ残り?を比較的安く出品されてましたので、欲しかった「F1ホイール六角ナット大セット」を買わせていただきました。
とんでもない量のオマケを付けていただきました。
ゼットモデル様、本当にありがとうございました。
残念ながら、今作っている156/85Bのホイールハブや六角ナットは改造や自作で用意してしまいましたので今回は使いませんが、次の機会には利用させていただきますね。
その156/85Bの製作です。
リア・ウイングですが、キットのパーツは翼端板もウイングもフラップも全て一体になったメタルパーツです。
ゼットモデルのディティールアップ・パーツを利用すれば全てエッチングパーツによるウイングが組み立てられますが、平面で構成されるウイングには違和感がありますので、
翼端板と一番下のウイングだけエッチングを使用しメイン・ウイングやフラップはメタルパーツから切り出してそのまま使おうと思いましたが、フラップの厚みがあり過ぎます。
後ろから見るとウイング、フラップの隙間が全く表現されていません。
メインウイングの一枚目と二枚目の継ぎ目は下向きになるので見えないので良いですが、フラップの隙間が見えないのは不自然だな。
ということで切り離します。
超激厚なフラップwww
ウイングの後端の厚みもヤバいです
出来る範囲で、薄々攻撃
これくらいで良いや。
フラップは、エッチングに替えます。
エッチング同士はハンダ付けで、メタルのウイングはエポキシ接着剤で固定。
やっぱり、ウイングにはこの抑揚が無きゃね。
フラップも本当は丸く反ってるんですけどね、ここはシャープさを優先して妥協します。
後ろから見ると、僅かに隙間が見えます。隙間が均一でないのが目立ちますが、メタルの精度の問題で、メインウイングを平行に付けると後端で少し傾くんですね。
サンドペーパーで隙間を整えましょう・・・・
ところで、ウイング・ステーなんですが、
実車
ウイングの形状がイタリアGP仕様とは違いますが、ステーは同じで左右翼端板をつなぐ太いバーをミッション・エンドに固定する方法です。
この頃のF1はミッション・エンドに縦型の一本ステーを立ててメイン・ウイングの中央に接続する方法が主流でしたが、フェラーリでは84年のC4と85年の156/85がバー方式ですね。
方法としては安定性が高くて良さそうなんですが、模型で作るには傾きの調整とかしにくいので難しいかも。
156/85Bの場合、バーはカーボン製のパイプのような形状で、金属製のクランプでミッション・エンドに固定してあるみたいです。
見た目にもかなり目立つパーツなんですが・・・・
キットのパーツはいかにも初期のメタルキットらしく、グダグダなパーツです・・・・
ゼットモデルのディティールアップ・パーツにもこのパーツの代わりは無くて、キットのパーツを使ってくださいと書いてあります。
うーん、どうしよう・・・・
自作するにも難しいパーツなんだよねー
つづく。
( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )
映画
「ミセス・ノイズィ」
アパートの一室に引っ越してきた女流作家・水沢玲とミュージシャンの夫と一人娘
隣の住人が朝の6時前から大声で歌いながら布団叩きをする、いわゆる「迷惑おばさん」
子どもを勝手に連れ出して公園で遊んだり、連絡もせず自室で遊ばせたりと度重なるトラブルで、それをネタに小説に書いたものが世間で話題になったりケンカの様子が動画サイトに上げられたりとヒートアップして行きます。
やがて悲劇が起き、世間の非難の矛先は玲に向けられる。
視点を変えて描くことで、物事の見え方が違ってくる、真実が見えてくるという、脚本の妙が光る映画でした。
有名な俳優も出ていないし典型的な低予算映画だと思いますが、脚本が良ければこれだけ面白い映画が撮れるという見本ですね。
こういう映画、好きです。
見かたによっては良く出来た再現ドラマと変わらない、お金払ってまで観るほどの作品じゃないなんて評価にもなりそうですが、人気俳優多数起用しようが大規模ロケやら派手なアクション盛り込もうが、脚本がダメな映画はダメです。
そんな映画見せられるより冴えた発想と練られた脚本で物語へ引き込まれる体験のほうがよっぽど値打ちがあります。
観始めてしばらくは登場人物の言動にイライラしますがそれも作り手の計算のうち。
あれよあれよと物語が進み、終わってみればスッキリとカタルシスを味わえます。
良い話にまとまり過ぎかなとも感じますが、うん、確かに良い映画でした。面白かったです。
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