
風防ですね、43のお約束でバキューム・パーツになっています。
黄変している……いえ、違います、こうゆう色で正解です。ちゃんと色付きになってます。しかも2個あります。ありがたや ありがたや。
しかし、バキューム・パーツは実は苦手。貼るのも難しいけどそれ以前にキレイに切り出すのが大変。最後にこの作業があると思うだけでモチベーションが低下してしまうんですよ…。
しかし、こんなものは完璧にやろうと思うから気が重くなる。しょせん模型、付いてればいいんじゃない?ぐらいの気持ちで適当に済ませるつもりでかかれば、何ということもない。
などと気持ちを前向きに持ってハサミでサクサク切り出していく。
切り取り線は曖昧であてにならないし、カタチがこんなだとハサミも思うように切れない。
一個目は思わぬ切れ込みを入れてしまい、あえなくボツ…
(((( ;゜Д゜)))アワワワワワワワ
2個目でどうにか切り出せました。(助かった…)

接着剤は何を使おうか迷いましたが、結局いつも通り透明エポキシです。瞬着は汚れやすいし、SUなどの弾性接着剤は接着強度がイマイチ。
光硬化式の接着剤があるそうだけど、未だ買っていません…
でもまあ、箱車の窓貼るよりは簡単だったかも。すり合わせさえキッチリやっておけば、あとは外側からテープを貼っておけばフィットします…
私のはよく見ると隙間が開いてたりしてイマイチですが、とにかく貼り付けまで出来ちゃえばいいですよ。もうやり直しも出来ないし、遠目で見れば何とか見れる!
(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)
2個入りってとこが難しさを物語ってますねw
お~綺麗に装着されてるじゃないですか!遠目で見なくても上手くて流石です。ちなみにこんなとこにロータスお得意の月桂樹の勝利マークが付いてたんですね、ベースが黒いのは既にJPSを予感して?
バキューム・パーツは、大きさよりも最終的な微調整が難しいです。あと少し小さく…と思って、切り過ぎたりして…。
ギリギリのところはペーパーでヤスったりして少しずつ詰めるんですが、柔らかいのでヤスるのも難しい…。
月桂冠のマーク、後の勝利数を意味するものと違って前年のチャンピオンシップを表すもののようです。
デカールをルーペで見ると"Gold Leaf Team Lotus World Chanpion1970"と書いてあります。
なのでこれ、タバコデカール扱いなんですよw
ちなみにボク、エポキシ接着剤というもの、もう16前、初めてメタルキットを手にした時に買ってみただけでそれ以来使ってません…。今だったら使いこなせるかなぁ(^^;
フォーミュラのウィンドーシールドって箱のものに比べればまだラクですよね。切り出しがちゃんとしてさえいれば、貼る部分の底面があってればそれでOKですからね。箱車はやっぱり窓がネックです…。
私も、カウルとピッタリフィットするウインドーだったらゴム系とかの接着剤を使うんですけどね、今回は押さえないと後端が広がってしまうので強力な接着剤が必要でした。
しかし、エポキシ接着剤を使わずに43作るのって逆にすごいと思います。
エポキシは混ぜるのが面倒なだけで、使うのに特に難しいことはないと思いますよ。ただ、硬化前は全く粘着力が無い、というか流動性さえあるので、位置をキチンと固定できる場合のみにしか使えませんけどね。
私は大体、瞬着と併用してなるべくエポキシで…というスタンスで使ってます。
窓貼り、箱とフォーミュラどっちがラクか、微妙でもあります。
カウルに外から貼るので、接着面が見えちゃうから汚くなると激しくへこむ…w