マッチこと近藤真彦監督率いるKONDO RACINGの「WOODONE ADVAN Clarion Z」(2007スーパーGT第4戦セパン優勝車)のデカールを入手しましたので、キットがなきゃと言うことで買いました。
こちらのキットは「モチュール・オーテックZ」。
基本パチ組みで出来ちゃうキットですので、ササッと組んでみましたよ。

デカールはあんまりなくて、ほとんどがタンポ印刷になってます。

さすがに、タンポ印刷は白もあまり透けないし色ズレも少ないです。
エッジがシャープなのもいいね。

開口部分は、ほとんどちゃんと開口してます。
モールドがほとんど埋まってるのと、パーティング・ラインが残っているのが残念。

同じカラーリングのエブロと並べてみた。
スタイル、塗装、マーキングなどかなりいい勝負してます。
エブロの塗装は厚いようで、全体的にモッサリとしていて全体のシャープさを損ねてます。
タンポ印刷の質はエブロのが上ですが、バンダイも悪くない。
むしろ、一応クリアー吹いてある分、バンダイのがキレイに見える。
進化してるんだなー、バンダイ。初期のSCだけ見ててバカにしてた自分、ちょっと後悔。
さすがに、アレじゃダメだって中の人も思ったんだろうな…
ヤバイです、このゼット、シンナー風呂に入れるのは忍びない…
このままでじゅうぶん見れますから、作り直す必要性ないように思えます。
量産品とはいえ、模型の完成品というのはやはり手作りですからね、どこかの誰かがキチンと仕上げた製品を、シンナーに漬けてしまうってのは、やはり失礼なことですからね…
SCみたいにいい加減な仕上がりならともかく、これはキチンと仕上げられてるんですよ。
中国の女工さんが、工場長に叱られながら頑張って仕上げたのかなとか考えると、やっぱり粗末には扱えません。
あー、なんか何しようと思ってもみんな裏目に出るんですけど…。
(写真:バンダイ1/43 モチュール・オーテックZ スーパーGT07セパン)