43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

オイルクーラー/56B

2008-06-06 | Lotus 56B

ありがたい事に、56Bはすでに作り終えて製作記も公開されてる方がいますので、色々参考にさせてもらえます。

先日コメントいただいた雑食モデラーさんによれば、リアに付くオイルクーラーがカウルと干渉して、カウルがズレてしまいます。
少し削るとかすれば大丈夫かなと思いましたが、ノーズ・セクションを付けて合わせてみると全然合わないorz
仕方がないのでカウル側を削ってましたが、削り過ぎて穴が開いてしまいました。

んで、大変なことになってます。

どうせなら、リアを少し膨らませてやればオイルクーラー収まるだろ、と思い、いったん大穴開けて洋白帯金で枠を作り直して、ハンダを盛って面を作り直してますが…
このリアの面、内側に全体的にへこんでいる形状なんで、再生するの大変なのでした…
しかもオイルクーラーがのぞく開口部(上の穴です)は、フチが少し盛り上がってるので、それも再現しなきゃならない。そのために帯金で枠を作ったんですけどね。
しかし、ここは目立つポイントなのでキレイに仕上げたいんだけど、ちょっと厳しいかも…


嬉しいパーツはコレですかね。

ロストワックスって言うんですか、贅沢な工法で作られたキャスト・パーツ。
私は初めて見ますが、近年のタメオはこうゆうのも入ってるんですか?
素材は洋白と、真鍮ですかね。このままだと汚い色ですが…


洋白のロールバー、磨いてやるとピカピカのメッキパーツのようになります。

お高いキットなんですが、こうゆう小さなポイントのために高級素材を投入する、本当の意味での贅沢感を味わえます。

まあ、贅沢なパーツがあるからと言って、素晴らしい完成品が出来るとは限らないところが、この趣味の厳しいところですな。
技と根気があって、運が味方してくれないとどうにもならないですよ、このレベルのキットは…。


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)

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