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早いもので、サッカーW杯が終わってもう一週間になるんですね。
決勝終わったら総まとめ書きますとか言っといて、逆転生活の疲れがどっと出てすっかり腑抜けになっちゃって、ブログ更新する気力もなくしてるtakでございます。
W杯に関しては各メディアで専門の人たちが色々述べてますし、今さら私がとやかく言いますまい。
あえてメディアがあまり書かないようなことだけ言っておきますと、……
その1) 決勝戦つまんなかったw
オランダ、決勝戦であんな試合しちゃダメでしょう~
ファール覚悟のきびしい守備、全て悪いとは言いません。ピンチを防ぐために時には必要でしょう。でもオランダのファールはスペインのリズムを崩すためにわざとやってたとしか思えない。
勝つための戦略かも知れないけど、お陰でつまらない試合を見せられてしまった。
オランダとスペインの力量を比べれば、素晴らしいパスサッカーの応酬を見れると期待した自分がバカでした。
結局、イエローはもらってもレッドはもらわない作戦でやってきたオランダにも最後には綻びが出て、延長戦の結果スペインが勝利したわけだけど、この結果は良かったです。
スペインのサッカーは超攻撃的でも守備的でもない、スーパースターもいない、とにかくバランスとボール支配で相手を圧倒するサッカー。こんな理想的なチームが王座に着いたことは、サッカーファンとしては嬉しい限りです。
もしオランダみたいなサッカーが頂点に立っていたら、世界のサッカーに悪い影響を与えてしまいますよ。
それでなくても今大会は守備を固めたチームが多く、正直つまらないゲームが多かった。
勝つことはもちろん大事だけど、ファンとしては面白いサッカーを見せて欲しいんです。
その2) 南アフリカ、やるじゃん
とにかく大きなトラブルもなく大会を終えたことが良かった。
チームは残念だったけど、大会中ブブゼラ以外で南アフリカでやっていると意識することすらなかったくらい、スムーズな運営だったと思います。
現地では色々たいへんなこともあっただろうけど、オリンピックとか万博とか大きなイベントやるたびに醜聞が聞こえてくるどこかの国よりよほど立派な仕事してくれたんじゃなかろうか。
南アと言う国、どうにもイメージしにくいんですけど、欧州的なキレイな部分とアパルトヘイトや格差社会といったダーティーな部分が混在していて怪しい国という印象はぬぐえませんでした。
でも今大会で、少しは国際社会の理解も深まるんじゃないでしょうかね。
サッカーが、そうゆうふうに役立ってくれれば、ファンとしては嬉しい限りです。
その3) ジャパン・パワー どうなの?
もう日本の報道は日本代表よくやったの大合唱で、まるで日本のサッカーがレベルアップしたかのように…
FIFAランキングでも一気に13位上げて32位にジャンプアップ、同様の成績だった韓国が2つ上げて44位、これって本当?
韓国はアルゼンチンに大敗したことやトーナメント1回戦で90分負けしたことが響いて、かたや日本は準優勝のオランダに0-1負け、トーナメントでは引き分けに持ち込んだことが高い評価になったんだろうけど、どう見たってそんなに強くはなってないよねえ?
結果で判断されるんだからしょうがないけど、冷静に見つめないと将来はないと思う。
グループリーグ突破は試合順からしてラッキーに恵まれたし、オランダがデンマークに2-0で勝ってくれて、カメルーンがチーム内の問題で崩れてくれた、もう千載一隅のチャンスを生かした結果ですよね。
パラグアイ戦は評価しづらい内容だったし、日本は急に強くなったわけではないと思うんですよ。そのことはちゃんと受け止めて欲しいですね。
あと、日本が強くなるためには海外でプレーする選手が増えなければ。という理論。
確かに海外のきびしい環境で揉まれて強くなるというのはあるかも知れない、今大会でも海外組が何人か活躍していました。でも国内組もじゅうぶんやっていたし、海外組でも出場できない選手もいましたよ?
私の知る限り、海外に出ていって成功した選手は中田英寿しかいない、あとは何とか通用しても代表にフィードバックできたり、ステップアップした選手はいないでしょう…。
海外と言っても、イタリア・スペイン・イングランド・ドイツの4つのリーグはレベルも高く挑戦する価値もあると思いますがそれ以外の国だったらJリーグと変わらないレベルだし、練習環境なら日本のほうが整っています。あえて出て行く意味は少ないでしょう。
アフリカ諸国からは多くのタレントが欧州のビッグクラブで活躍していますが、では代表に戻って活躍できたか?アフリカの地元開催の今大会でトーナメントへ進出できたのはガーナだけでした。
準優勝したオランダも多くの選手がイタリアやスペインで活躍していますが、オランダの国内リーグも活況で、それでもあふれ出す才能ある選手がビッグクラブに引っ張られるんです。
つまり、日本にはJリーグというちゃんとしたリーグが存在していて、そこでじゅうぶんな結果が出せなければ海外挑戦の意味は薄く、むしろJリーグを充実させることのほうが、日本のサッカー界にとって底辺拡大という意味でも大きいのではないかと考えるのです。
W杯が終わって何人かの選手が欧州チームに移籍しますが、欧州のチームが日本人を迎えるのは必ずしも戦力として期待しているわけでなく、さまざまな付加価値を求めている、ということも分かって欲しいです。
さてW杯が行われている間、F1ではひとりの日本人が素晴らしい結果を出していました。
小林可夢偉、バレンシアで7位・シルバーストーンで6位。
サッカーよりもモータースポーツに詳しいであろうここの訪問者の方なら、この順位の持つ意味の大きさが分かるでしょう。
今までも素晴らしい日本人ドライバーがF1に挑戦してきましたが、ほとんどはジャパン・パワーとのセットでシートを手に入れ、結果はまあそれなりでしたよね。
F1からジャパン・パワーが撤退した今、もはや報道もそれほど騒がなくなってしまいましたが、実力でシートを手に入れ戦力的に劣るチームで堂々と戦う可夢偉には、新しい時代の日本人を感じますね。
もはや、世界に飛び出した若者たちをナショナリズムで語る時代ではないのかも知れませんね。
逆に言えば、世界に挑戦なんて言ってるうちはまだまだ世界に通用しないのかも~。
うわ、文字ばっかになってしまった~
ここからが模型ブログの本題! (もう誰も読んでないか)
今年もネットのお仲間さんで盛り上がる製作コンペの募集が始まってます!
お題はズバリ 「ジャパン・パワー」
世界に挑戦し続けた日本の雄、この中から選ぼうかと思ってますが…
分かりますかね?ひとつ部外者が混じってますw
自分のなかでは作りたいのは決まってますが、どれも作りたいと思い続けてたキットなんだよな~
てゆうか、前回のコンペの未完成がまだ残ってるじゃん…
どうする?自分…。
その気になればすぐ完成だから、気持ちよく片付けてから次の祭り参加表明しますかねえ…。