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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ドライビング・シート

2007-06-07 | ferrari 126C4

キットのシート。
滑り台みたいです。狭いしホールドも悪そうだし、これではアルボレートが可哀想。



メタルを盛り盛りして…


さらに盛って削って、盛って削って、盛って削って
を 繰り返し、こんなカタチがいいんじゃないかなというところまで出来ました。

実はC4のシートのちゃんとした写真がなくてカタチは分かりません。想像で作ってますが構わないでしょう。
ただ、外から見える部分で特徴的なのがシートバック。ほかでは見られないようなボリュームのあるカタチなんですね。(現状では表現しきれていません、キットのままのほうが雰囲気似てます。)
左右の肩の部分にはキャップみたいなのが付いてるし、何なんでしょうねこのシートは。
まさかシートの後ろ部分が燃料タンクになってるとか?それはちょっと怖すぎるんだけど、この年は給油禁止されて燃料を規定いっぱい積む必要があったんですよね。

知ってる方、おられましたら教えて下さい。って、別に分からなくても模型的には全然問題ないですけどね。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

フロント・ウイング等々…

2007-06-04 | ferrari 126C4

色々忙しく、更新が滞ってます…模型は少しづつ作ってますんで、とりあえずまとめておきます。

フロント・ウイングですが、ゼツモ製のエッチングに置き換えようとしましたがどうにもエッチングぽさが気になったので…自作してみました。
(しかし、エッチングにしてくれだの、エッチング製のトランス出してくれだの言っておいて、いざエッチングがあると今度はエッチングぽくてリアルじゃないと文句を言う、モデラーとは何とワガママなんでしょう…ゼツモさん、すみませんねぇ…)

タメオのメタル一体形成のパーツからメイン・ウイングだけ切り出して、翼端板はゼツモ製、フラップとボディー側ベースは金属板で自作してハンダで組みました。
位置決めとか色々難しかったけど、ボディーを修正してるため、取り付けると隙間が出来るので、それを修正するのが大変でした。

そのボディーですが、かなり削りこんでます。ノーズの形状は資料写真では角度によって違って見えるので迷いました。
タメオオリジナルとはかなり変わっていると思いますが、比較写真撮ってなかったので良く分かりません。

サスアームはゼツモ製エッチング。裏側に真鍮板ハンダ付けして厚みを出しておきました。

ブレーキダクトは某プロが「簡単なディテールアップの方法」を紹介していたのを思い出して真似してみました。
ダクトの穴をむやみに掘って深くするのでなく、一面を犠牲にして三面を内側から薄く削り、その後犠牲にした一面を金属板で蓋をして整形するという…

でも、薄くしたメタルパーツにハンダ付けするのは、私には至難の業。ある程度熱を与えないと付かないし、熱を与えすぎると…メタルごと溶けてポトリと落ちちゃったよ…。・゜・(ノД`)・゜・。 

と言う訳で、片方はメタルからの再生品です。
(実は前にリア・ブレーキダクトも形状が気に食わなくてハンダで修正してたら、哀れパーツごと銀の雫となってポトリと落ちて、片方再生させました。私メタル修正のセンスないですね。トラウマになりそうだ。)

で、どうにかハンダ付け成功したと思ったら、ダクトの中までハンダが流れ込んでて掘り掘りして修正してます、結局全然シャープにならない(泣)

よく読むと、「ハンダか接着剤で。」と書いてある。私みたいにハンダ付け下手くそな人は接着剤使ってろってことですかね。
つまり「簡単なディテールアップ」ってのは、プロにとっては簡単 ぐらいの意味ですから、うっかり信じると大変なことになりますよ、って私だけですかそうですか。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

C4 リア・ウイング その②

2007-05-25 | ferrari 126C4

真鍮板でリア・ウイングを自作しました。
タメオのキットのメタルパーツの形を参考に真鍮板を切り抜いて、折り曲げて反りを付けてチャッチャとハンダ付け。

…と書くと楽しそうだけど…
もう疲れたよ、パトラッシュ…

こんな小さくて硬いものを反らしたり削ったりって、そんな簡単じゃない。
ペンチや当て木、トンカチも使うけど、最後は指チカラに頼らねばならない。
ダボ穴なんてないから、位置決めしてハンダ付けするにも、指で押さえたままハンダを当てなきゃいけない時もある。
もうね、指先が指先が、痛いです今。

ウイングレットは、ゼツモ製だと1枚ウイングだけど資料写真を見てみると1枚のはごく初期型だけで、2枚構成のほうが多いみたい。タメオのキットも2枚だったので、2枚で行くことにしました。後で付けますね。

あと、ゼツモ製だとウイング幅がやや広過ぎる感じでしたので、84年物のキットを探してきて当時のレギュレーションを確認してました。(それが前回のログだったりするw)

さてこれでウイングが出来た訳ですが、ボディーとミッション後方で固定するんですけど果たしてうまく付くかどうか。翼端板の上下幅がやや足りなかったみたいなので、ちょい心配。




(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

C4 リア・ウイング

2007-05-21 | ferrari 126C4

ゼツモのエッチング製リア・ウイングをハンダで組んでみた。
全てエッチングなので、とても組みやすい。でもよくよく資料写真と見比べてみると翼端板前方がスラントしているこの形は中期型(C4M)のウイングで、初期のベルギーGP仕様とは違うみたい…

仕方がないので、これは今度C4Mを作る時のために取っておいて ( 作 る の か ? )
タメオの一体型メタル製のウイングをそのまま使おうと思いましたが、



すでにバラバラになってますorz

実際のウイングは肉厚で反りも強いものなので、エッチングの平板なパーツでは実感がないので、ウイング部分だけキットのメタルパーツを生かそうと思ってたんですが…
普通に切り取ると翼端板が厚い分、ウイングが短くなっちゃうので翼端板の厚みごとウイングを切り出してます。で、もう翼端板は使えません。

こうなりゃ翼端板は自作するしかありませんな…

もう、お約束のように泥沼にはまってゆきます(・∀・)

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

インタークーラー

2007-05-18 | ferrari 126C4

同じような画像が続きますが…ちょっとずつ進んでます。

インタークーラーを簡単に作ってみました。実物と違う とか そこは太過ぎるだろ とか、言わないで…
あ、でも知らないよねえ皆さんC4のエンジンの構造なんて。知ってる人は見なかった事に。知らない人は決して参考にしないで下さい。
まぁ大体、理論上はこうゆう構造ってことですよ。

で、エンジン・ベイに入れてみた。


いい感じに収まりました。チラリ中のほうまで見える感じがイヤラシくて良いですw
もうちょっとエンジンまわりのゴチャゴチャ感が欲しいところですけど、いつまでもやってると進まないのでエンジンはこのへんにしときます。
さて、次は何をしましょうか…

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

エンジン・ベイ

2007-05-17 | ferrari 126C4

エンジン・ベイを拡張しました。
底面は真鍮板に置き換え、カウルは薄々にしてエンジンが納まるようにします。
左右は削っていません。インタークーラーの厚みの分があるので、残してあります。
(前回、インタークーラーが「横置き」と書きましたが、正しくは「横向き」ですよね…)

エンジン側にもインタークーラー付けてますから、カウル側面と合わせてデカイインタークーラーになります。継ぎ目が出来ますが、カウル後端にもうひとつパーツが付くので見えなくなる予定です。


サイドポンツーン上面の後端はガーニーぽく跳ね上がっているので、真鍮板をハンダ付け。
カウルを溶かしてしまわないかと、ヒヤヒヤの場所ですよー!しかも両サイドが高くなっているので、はみ出したハンダの修正がメチャ難しい。

さて、こうしてエンジンが納まる場所が出来たわけですが、納まるつーか、ちょっとかなり余裕があります。スカスカし過ぎ。やっぱり吸気系も作り込まないとイカン雰囲気になってきました…。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

吸気系も…

2007-05-15 | ferrari 126C4

このC4はカウルオープンにする訳ではないのでエンジンより前のほうはほとんど見えない筈ですから作らないでおこうと思ってましたが、インタークーラーは結構見えるんですよね…

C4は126C系の中で唯一横置きのインタークーラーを装備してます。これでC3では諦めたロケット型のサイドポンツーンを実現出来たのですね。冷却効率はどうだったのか心配ですけど…
そのせいもあって、エアチャンバーはインタークーラーと平行して置かれるので、その接続も不思議な形状(資料不足でよく分からん)で、下部で繋がってる感じ。
ターボからインタークーラーへの接続も上に覆いかぶさるような感じ。
そうゆうところが結構チラリ見えるので、一応吸気系も作らなきゃいけないかなと。
まあ、作るというより隙間埋めに詰め物しとくみたいなもんかな。リアルを目指すんじゃなくて理論上の構造だけ置いとくだけです。

ターボからインタークーラーへの接続管は仮に置いてあるだけです。接続部分もチャンバー風に広がっているんですが、そんなの再現したらカウルに収まらないし、どうしようかな。
あと、燃料ノズルも下側から刺さってるので、見えなくなるのでオミットです。

それにしても、こうして写真でアップで見ると配置のバランスもメチャクチャだし、なんとも小汚いエンジンでしょ。プロの方や偉い人が作ったC3のエンジンとかと見比べるとトホホって感じです。
つーか、自分で作ったタメオのC2のエンジンと比べてもかなりトホホ。50%自作だとこれが自分のクオリティってとこかな。

でもまあこんなもんで勘弁して下さい、旋盤なんてないし素材はほとんどメタル、ハンダ線ですし最初のうちはハンダ付けとかしてたけど後はほとんど瞬着で無理矢理接着だし塗装は全て筆塗りです。
でもこうゆう手作り感溢れる模型もいいでしょ?って、同意求めても無理かも知れないけど自分は嫌いじゃないんですよ、コキタナティブな模型。ピカピカキレイなだけがカーモデルの有り方じゃないでしょ。

ただ、ボディーのほうはそれなりにスッキリ仕上げようと思ってますよ、問題はスッキリボディーにゴチャゴチャエンジンのコントラストがバランス良く仕上がるかどうかですね。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

126C4のエンジン

2007-05-12 | ferrari 126C4

またまた更新が滞ってしまいました、本当なら火曜日にはPC2台体制でガンガン更新できてる筈なのに、実際は昨夜ようやく手元に1台届いたところ…

修理が完了するまで待てないと思って買った中古品、イーバンクの入金トラブル(システムメンテナンスによるもの)で、連休前には到着してる筈だったのが連休明けにずれ込んだんですけど、今度は運送会社の配送ミスにより遅配…

メーカーが度重なる修理ミスの末、現行商品と無償交換(修理代は一度払った)となったほうは、連休前に「商品はあるので連休明けにすぐ配送手配します!」って言ってたくせに金曜になっても連絡が来ないので問い合わせたところ、「商品がなかなか用意出来ず今日やっと発送しました…」って、おいおいあるって言ってただろ!

…もう、どいつもこいつも使えねー

大体、修理してチェックもせず2度も返してきたサービスにも問題大だけど、商品に重大な欠陥がありそうだと修理を諦めて、新製品やるって言っておけば消費者なんかおとなしくなるだろみたいな企業の体質が見え隠れして非常に気分が悪い。
こっちは何より早く対処して欲しいから直せないなら修理代返してくれと言ってるのに、問題を握りつぶす事を優先して何日も消費者を待たせて知らん顔…

最近の日本はどうなってんだろ、先日の大阪でのジェットコースター事故でも明らかになったけど考えられないような手抜きや誤魔化しが日常化して、問題が起きると言い訳や隠蔽に躍起になる…日本人ていつからこんなに不誠実になったんだ?
人間の質の高さに支えられてきた日本社会の安全神話なんて、もはや過去のものなのか…

たかだかパソコン修理に関することだけれど、今回の一連のトラブルで今問題になっている日本の企業の体質の低下の現実を垣間見ることが出来たような一週間でしたよ。

で、中古のほうはようやく届いたので昨夜はたまってた用事などを片付けて、やっと更新と言う訳です。

PCがない間、248F1のほうは研ぎ出ししてたらデカール削ってしまって激しくモチベーションダウン(こんなんばっか)
気分転換に放置してあった126C4のエンジンをチマチマ作ってました。
製作中の画像もいちいち撮ってはいたんですけど、だいぶ出来てきてしまったので現状の写真だけ公開しますね。
キットのパーツはエンジン本体とミッション部分、ドライブシャフト、ブレーキダクトのみ。あとはゼツモ製のサスアーム、カムカバー、ブレーキディスク等、あと排気系等はほとんどメタル(ハンダ線)真鍮線などで自作しました。

ここまで出来ればなんとなく完成させられそうな気分になってきますが、実はまだまだ山はありそうなんです…

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)


インタークーラー (とホンダのニューマシン)

2007-02-28 | ferrari 126C4

問題のインタークーラーの場所。カウルエンドの分厚さに驚くのは後にして下さい。
ボディー側の厚みとアンダーボディーに立ってる壁で巨大なインタークーラーを表現しようという大胆な構成です、始めは外側から見える場所は穴を開けて、中にインタークーラーを作って見せる方法を考えましたが、外側からエッチングを貼り付けるだけのほうがスッキリ出来て簡単そう。
でも、内側の床面の高さが異常です、どう見ても不自然…。内側を多少とも作り込むなら床面から直さないとダメですね。大工事の悪寒です。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)


さてさて話題は変わって、何かと話題のホンダの2007年型ニューマシン、かなりアバンギャルドなカラーリングらしいと川合チャンあたりからの情報は聞いてたんですが、



…なんだこりゃ って感じです。
環境問題・アースコンシャスとかを意識してるとかで地球の衛星写真(?)をペイントしてあるんですけど好き嫌いで言えば、嫌いです。アートカーは好きですし、デザインに関しては私は許容度広いほうなんですけど、基本的にクルマのボディーに写実的な絵を描くというのが好きじゃないんですね、私の場合。
アメ車とかによくあるエアブラシ・ペイントなんかも個人的には好きじゃない。
なんかこう、クルマの機能的なデザインと柔らかいタッチの絵というのはうまくコラボレーションしていないと言うか、クルマの美しさをスポイルしていると思うんですよ。
まあ話題性はありそうだし、タメオはキット化しそうなんですけどねー、せっかく先進的なカッコイイマシンなのにこのペイントのせいで作りたくなくなりそう。
バーレーン・テストの黒いマシンでいいや、って感じ?
私の予想としては、シーズン中にお色直しの確率70%ですね、そっちに期待しようかな?




ボディーをスリム化

2007-02-25 | ferrari 126C4

C4、ちょっと難しい排気系はほっといて、ボディーのほうを進めてます。

キットのままではノーズが太く形も違うので、コクピット前をえぐって全体に細く削り込みました。
フロントサスのロアアームは強度を稼ぐため、ゼツモのパーツに真鍮板をハンダ付けして厚くしてます。実際はそんな厚くなくて華奢な感じなんですけどね。
後ろの付け根は左右繋がったまま、ボディーかぶせ式。前の付け根は切り離してボディーの穴に差し込む方式です。塗装後にうまく組めるかな…。

サイドポンツーンは、資料写真と見比べると何だか幅が足りないみたいですけど、拡幅工事は大変なのでこのまま行きます…。

こうやって資料写真を見ながら作業してると、次々直したいところが出てきます。
どこまで拘るかだなー。

目下のところ悩んでるのは、丸見えのインタークーラーをちゃんと作るかどうかです。…まあ、悩んだ時点で大体どうなるか分かってるんですけどね。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)