Sunday Song Book #1143

2014年09月08日 | Sunday Song Book

2014年09月07日プレイリスト
「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)Part 3」
1. SEPTEMBER / 竹内まりや '79
2. SUMMER VACATION / 竹内まりや & 山下達郎
3. 夏のモンタージュ / 竹内まりや "トラッド" 9月10日発売ニュー・アルバム
4. 輝く女性(ひと)よ! / 竹内まりや "トラッド" 9月10日発売ニュー・アルバム
5. YOUR EYES / 山下達郎 '82
6. 恋のひとこと(SOMETHING STUPID) / 竹内まりや & 大滝詠一 "LONGTIME FAVORITES" '02
7. さよなら夏の日 / 山下達郎 '91
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
9月に入りツアーも折り返し。これから少し忙しくなるそうで今週も番組は前倒しで収録している。今週は8日(月)、9日(火)が仙台の東京エレクトロンホール宮城(旧宮城県民会館)。週末の土日、13日14日は金沢の金沢歌劇座。

・Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~
全国ツアー「Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」がスタート。全国14都市全29公演。詳しいスケジュールは達郎さんのオフィシャル・サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・納涼夫婦放談
お便りをたくさんいただいたので引き続いて毎年恒例の納涼夫婦放談。延長戦パート3。

・SEPTEMBER
9月に入ったので「SEPTEMBER」にリクエストが殺到している。

・SUMMER VACATION
夏の定番。村田和人さんの1984年のアルバム『MY CREW』に収められている「SUMMER VACATION」のカラオケを使って達郎さんが歌を差し替えたヴァージョン。「全然キャラじゃないんです。なんか妙な切迫感というか哀愁がですね、ぜんぜん曲の雰囲気を盛り立ててない。でもいいんです」と達郎さん。

・ギター・スコア
ギターでまりやさんの「元気を出して」を練習しているリスナーから『TRAD』発売後にギター・スコアを販売する予定はありますか? というお便り。
「元気を出して」の出だしはギター2本でやっているので難しいそうだ。「バンド・スコアを出してもいいかもしれませんね」と達郎さん。スマイル・カンパニーは商売気がないので譜面を売るとかあまりないという。「音楽出版社であるのに」と達郎さん。

・フラダンス
リスナーから「まりやさんはフラダンスを踊ったり習ったりしたことはありますか?」という質問。
いつかやりたいと思ってるとか。難波弘之さんの奥さん、ゆかりさんは習ってるそうだ。

・こども展 名画にみるこどもと画家の絆
7月19日から大阪市立美術館で開催されている展覧会『こども展 名画にみるこどもと画家の絆』のイメージソングに「人生の扉」が起用されている。子どもをモデルにした絵の展覧会で、モネ、ピカソ、名だたる画家の絵が勢揃いしている。また、展覧会会場で聞くことができる音声ガイドのナビゲーターもまりやさんが務めている。

『こども展 名画にみるこどもと画家の絆』
[大阪展]
7月19日(土)~10月13日(月・祝) 会場:大阪市立美術館(天王寺公園内) 
http://www.ntv.co.jp/kodomo/

「今回こども展の音声ガイダンスというものをはじめてやらせていただいたんですけれども、こどもへの愛情を感じる素敵な絵がたくさんありました。是非、お出かけください」とまりやさん。

・夏のモンタージュ
まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』が9月10日に発売されるので今週もニュー・アルバム『TRAD』から。この曲は達郎さんがベースを弾いている。男性ファンからのリクエストが多いそうだ。「いわゆるサーフィン・ホットロッドものだからブルース&テリーの音がしてるなとか言ってくれるんですよ」と達郎さん。高畑充希さんに提供した「夏のモンタージュ」のセルフ・カヴァー。今回、高畑充希さんがコーラスで参加していて、久し振りにレコーディング・スタジオで再会したらとっても大人っぽくなっていたという。

・TRAD Channel on Web
8月27日(水)からワーナーの竹内まりやスペシャル・サイトで竹内まりやウェブ番組「TRAD Channel on Web」がスタートしている。期間限定で一週間ごとにいろいろな映像が見られる。今は高畑充希さんとスタジオでコーラスを収録しているところが公開されている。竹内まりや情報についてはスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

・コーラス
リスナーからコーラスの割り振りについての質問。
達郎さんがはじめた頃はコーラスは2,3人でやるのが普通だった。今は特にR&B系は一人で自分の声でやるのが主流。今は下手な人でも補正できるし、一人だったら時間も経費も節約できる。「アロハ式恋愛指南」は16ビートなのでまりやさんが一人でやるほうがコンテンポラリー。さきほどの「夏のモンタージュ」はもろ'60年代で、サーフィン・ホットロッドなので男の声でなければ無理。

・輝く女性(ひと)よ!
地方プロモーションでは女性パーソナリティーのリクエストが多かったという。2012年のシングルで「輝く女性(ひと)よ!」。
達郎「女性のパワーがやっぱり増しているということが」
まりや「女性讃歌の曲なので。この達郎のアレンジも本当に達郎らしいアレンジだなと」
達郎「竹内まりやらしい曲だということ」

・アナログ時計とデジタル時計
リスナーからの質問で「達郎さんはアナログ時計とデジタル時計どちらが好きですか?」
まりやさんも達郎さんもアナログ時計のほうが好きだそうだ。達郎さんが38年使ってるミネルバのストップ・ウォッチが壊れたが、ちゃんとミネルバが直してくれたとか。

・竹内まりやのニュー・アルバム『TRAD』
まりやさんのニュー・アルバム『TRAD』が9月10日に発売される。7年ぶりのアルバムなのでこの7年間に発売されたシングル、セルフカヴァー、そうしたもので全15曲収録。初回限定盤の特典DVDには「souvenir 2000 LIVE」から「カムフラージュ」、「不思議なピーチパイ」、「駅」、「September」のライブ映像を最新デジタル・リマスターで収録。さらに「静かな伝説(レジェンド)」のミュージック・ビデオと過去のミュージック・ビデオ16曲のダイジェスト映像が収録されている。そして初回盤、通常盤共通の封入特典として応募抽選のスペシャル・プレゼントをするためのハガキが入っている。Aコースは「souvenir 2014 LIVE」に招待するスペシャル・チケットで6都市それぞれ35組70名なので420名にプレゼント。封入ハガキには広島、大阪、東京の二日公演の日程が一日分しか記載されてないが、どちらか一日都合のよい日程を選んで応募できる。Bコースはオリジナル『TRAD』マグカップを350名様にプレゼント。詳しくは竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

・souvenir 2014 LIVE
まりやさんの33年ぶりとなる全国ツアーが決定した。全国6都市9公演のアリーナ・ツアーでチケット販売に関する情報は竹内まりやスペシャル・サイトにて。
http://wmg.jp/mariya/

11月23日(土)、24日(日) 広島県 広島グリーンアリーナ
11月29日(土) 宮城県 ゼビオアリーナ仙台
12月4日(木) 北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
12月9日(火) 福岡県 マリンメッセ福岡
12月13日(土)、14日(日) 大阪府 大阪城ホール
12月20日(土)、21日(日) 東京都 日本武道館

・醤油
リスナーから「出雲の醤油はとっても美味しいですが使ってますか」というお便り。
まりやさんは使ってるが、達郎さんはああいう溜まり醬油が好きじゃないとか。江戸っ子は生醤油なんだとか。溜まり醬油で刺身が食べられないようで、先日も福岡で生醤油を出してもらったとか。東京はみんなそうだと達郎さんは言うがスタジオの外でスタッフは首を傾げている(笑)。

・1964年
リスナーから「50年前1964年の達郎くんとまりやちゃんはどのような少年、少女でしたか?」という質問。
達郎さんは小学校6年。東京オリンピックのブルーインパルスを池袋のアパートの2階の手摺から見たという。天文学者になるのが夢だったとか。首都高速のいちばん早く開通した路線が北池袋から羽田までで、お父さんのクルマに乗っけってもらって羽田まで行って帰って来たそうだ。
まりやさんは小学校4年。ビートルズにハマった年だった。兄が買った「ハード・デイズ・ナイト」を聴いて、テレビで東京オリンピックを見てハマったとか。開会式のまぶしさを今でも覚えているという。

・YOUR EYES
まりやさんのリクエストで達郎さんが歌うオリジナルの「YOUR EYES」。

まりや : 大滝さんが亡くなって初めて私はこのサンデー・ソングブックに来てるわけなんですが。大滝さんへのいろいろな思いが私の中にもありまして、それを語りはじめたら尽きないんですけれども。このサンデー・ソングブックの新春放談ということがきっかけで、この新春放談の収録のあとにいつも三人でご飯を食べに行って、そこでいろんなことをお話を聞いて、音楽以外のいろんな話をね、聞かせていただいて、大滝さんとの時間が本当に楽しかったことへの感謝と、それから2003年の『LONGTIME FAVORITES』でこの「恋のひとこと」をデュエットさせていただいたことが、本当に私にとっては宝物になったということに対しての感謝の意味を込めて、今日これをおかけしたいと思います。

達郎 : 大滝さんは女性に優しかったんですよ。フェミニストで(笑)。

まりや : 本当にいつか『NIAGARA TRIANGLE VOL.3』ができるといいなぁと思ってたんですけれど、その夢が実現できぬままに天国に行ってしまわれたんですけれども。でもいつも私は音楽を作る度に、これ大滝さん、どう聴いてくださるかな、とひとつの基準にして書いたりしてます。

達郎 : なるほど。

まりや : 見守ってください。

・恋のひとこと(SOMETHING STUPID)
2003年の『LONGTIME FAVORITES』に収録している。オリジナルはフランク・シナトラとナンシー・シナトラのデュオ。

達郎 : 大滝さんが歌ってる姿を見た。しかも何センチ先で見たという数少ない...

まりや : 一緒にスタジオに入ってレコーディングできたというのも本当に宝物の時間でしたね。

達郎 : あの人歌ってるの見たことのある人何人かしかいないんだからね。

まりや : そうですよね。本当に大滝さん、ありがとうございました。

・さよなら夏の日
夏の終わりなので「さよなら夏の日」。
今年の夏フェスでも歌った。「外で聴くさよなら夏の日は感慨深い。外で聴くと泣ける、特に」とまりやさん。達郎さんは今でもこの曲をどうしてこの内容にしたのか記憶にないという。題材をどうしてこれにしたのかあんまり定かじゃないそうだ。
まりや「たぶん、高校時代のガールフレンドが忘れられなかったのよね(笑)」
達郎「むごん」

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

09月14日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする