2009/07/07 OnAir - 1st Week - 日本人アーティスト特集 Vol.1
01.大瀧詠一:楽しい夜更かし
02.Dave Matthews Band:Funny the Way It Is
03.Dave Matthews Band:You and Me
04.くるり:さよならリグレット
05.奥田民生:イージュー★ライダー
06.スガシカオ:青空
07.ORIGINAL LOVE:築地オーライ
08.BONNIE PINK:Joy
09.ハナレグミ:光と影
10.Superfly:愛と感謝
11.Mr.Children:君が好き
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■内容の一部を抜粋
・日本人アーティスト特集 Vol.1
今週はリスナーから寄せられた国内のアーティストのリクエスト特集。リクエストはかなり幅広いジャンルに渡っているので、急遽今月1ヶ月間3週に渡って特集を組むことにしたそうだ。今週はメイン・ストリーム、第2週と第3週はオルタナティプと大雑把に分けて特集することにした。今週はメイン・ストリームのアーティストを特集。
・楽しい夜更かし
大瀧詠一の1975年のアルバム『Niagara Moon』収録曲。
・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はデイヴ・マシューズ・バンド『Big Whiskey and the GrooGrux King』、エルヴィス・コステロ『Secret, Profane & Sugarcane』、そしてウィルコ『Wilco(The Album)』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はデイヴ・マシューズ・バンド。
・デイヴ・マシューズ・バンド
デイヴ・マシューズ・バンドの約4年ぶり通算7枚目となるスタジオ録音盤『Big Whiskey and the GrooGrux King』がリリースされた。デイヴ・マシューズ・バンドの音楽は日本のFMではエアプレイがほとんどないので知らない人が多い。しかし本国のアメリカではかなり人気の高いバンド。人気だけではなく音楽性や演奏力も高く評価されている。特にライヴ・パフォーマンスに定評がある。ドラムス、ベース、ギターに加えてヴァイオリンとサキソフォンを加えた5人編成。ロックやポップスといったジャンルにとらわれることなくとても自由な音楽性を持ったバンド。彼らの場合スタジオ盤のほかにライヴ盤も多く出している。それだけ自分たちの演奏に自信を持っているのだろうと思われる。しかし残念なことに昨年の夏、オリジナル・メンバーだったサックス奏者リロイ・ムーアが事故の後遺症で亡くなった。今回の新作はそうした仲間の死を乗り越えて作られたものだと思われる。アルバムのタイトルに"GrooGrux"という亡くなった仲間のニックネームが含まれている。アルバムには生前に収録されたサックス・プレイヤー、リロイ・ムーアの演奏があちこちにちりばめられている。そうした残念な話もあるがデイヴ・マシューズ・バンドの新作はいつも通りクリエイティブなエネルギーに溢れたものになっている。今週はアルバムから「Funny the Way It Is」と「You and Me」の2曲。
・さよならリグレット
くるりの2007年のシングルで今年発売されたアルバム『魂のゆくえ』収録曲。
元春は彼らがデビューした頃、レコード・カンパニーから依頼されて推薦文を書いたそうだ。
・イージュー★ライダー
奥田民生の1996年のシングル。2007年のベスト・アルバム『記念ライダー2号 ~オクダタミオシングルコレクション~』に収録されている。この曲のレコーディング・ミュージシャンは元ハートランドのメンバー、ドラムス古田たかし、ギター長田進が参加している。元春がはじめてこの曲を聴いたとき、馴染みのあるような印象があったという。特にドラムス古田たかしとは20年以上一緒にやって来ているので他のシンガーのレコードでも彼が叩いているとすぐにわかるそうだ。
・青空
スガシカオの「青空」は2002年のシングルで2003年のアルバム『SMILE』収録曲。
・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html
今週は「NPO法人スペースふう」。山梨県増穂町の女性が集まり1999年に発足。イベントで発生する使い捨て食器ゴミを無くそうと何度でも使用できるリユース食器のレンタルと販売事業を行っている。利用者は食器を注文し、使い終わった後に汚れたまま返却。工場で洗浄・殺菌を行い再利用している。現在メンバーは20人。各地のイベントの他、地元のサッカーJリーグチーム「ヴァンフォーレ甲府」のスタジアムなどに年間100万個の食器を提供している。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html
・築地オーライ
オリジナル・ラヴの「築地オーライ」は2004年のアルバム『街男 街女』収録曲。曲の冒頭の「龍の鯉口雪駄履きで長く暮らした築地を発つぜ」の部分は築地の移転問題に言及しているのかもしれないと元春。「ちょっと気になるので今度会うことがあれば是非訊いてみたいと思います。ちなみにオリジナル・ラヴのレコーディングにライヴ。ドラムスは古田たかしがやっているということ。ちょっと縁がありそうです」と元春。
・Joy
ボニー・ピンクの「Joy」は2009年のシングル。最新アルバム『ONE』にも収録されている。ボニー・ピンクは元春のコンピレーション・アルバム『G*R*A*S*S』に収録されている「石と卵」で元春とデュエットしている。「ハーモニーが複雑な曲だったんですけれども、とても上手に歌ってくれました」と元春。
・光と影
ハナレグミの「光と影」は2009年のシングル。最新アルバム『あいのわ』にも収録されている。
2003年10月3日に開催された「In The City TOKYO」(音楽製作者連盟が毎年主催、運営する業界向けイベント)のスペシャル・イベント「in the city 2003 "SSW - そして僕は歌を書いた" Produced by 佐野元春」にハナレグミは出演している。この日だけ結成されたスペシャル・バンドは井上鑑(Keyboards)、村上"PONTA"秀一(Drums)、高水健司(Bass)というメンツ。新世代の男性Singer Song Writer(SSW)として選ばれたのはYO-KING、ハナレグミ、古明地洋哉(こめいじひろや)、saigenji。元春のステージは4人との共演でハナレグミとは「Jasmine Girl」を一緒に歌っている。「素晴らしい声、そして音楽的な言葉を持ったソングライターだと思います」と元春。
・愛と感謝
スーパーフライの2008年のシングル「愛を込めて花束を」のカップリング曲でアルバム『Superfly』に収録されている。
元春は以前ラジオで対談したことがあるそうだ。元春が最初に志帆さんの声を聴いたときになぜか1970年代の音楽を感じたという。「とても強い声を持ったシンガーだと思います。またどこかで会って楽しいコラボレーションができたらいいなと思います」と元春。
・君が好き
ミスチルの「君が好き」は2002年のシングル。アルバム『IT'S A WONDRFUL WORLD』収録曲。
・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非、ご覧になって曲へのリクエスト、そして番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/