Sunday Song Book #1324

2018年02月25日 | Sunday Song Book

2018年02月25日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 愛してるって言えなくたって / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" "オーパス" '11
2. WONDERFUL WORLD / SAM COOKE '60
3. STEP INSIDE / THE HOLLIES '67
4. ELEVATOR / THE GRAPEFRUIT '68
5. LOVE BE NOT A STRANGER / THE RADIATIONS '67
6. LOOK AT ME / THE MOMENTS '75
7. A LOT OF LIVIN' TO DO / SAMMY DAVIS JR. "WHAT KIND OF FOOL AM I" '62
8. FULL FORCE GALE / VAN MORRISON "INTO THE MUSIC" '79
9. 夜翔(NIGHT-FLY) / 山下達郎 "メロディーズ" '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
相変わらず曲書きに励んでいるとのこと。番組は前倒しで収録しているそうだ。
「本当になんとか、ひっきりなしに曲を書いてる感じですけれど。まぁ、おかげさまでなんとか順調に行っております。この調子で3月はレコーディングに邁進するという感じでございます」と達郎さん。

・リクエスト特集
2月は達郎さんの誕生日とBRUTUS「特集 山下達郎のBrutus Songbook 最高の音楽との出会い方」にフィードバックがあり、たくさんのお便りとリクエスト・カードが集まってるので、今週は「リクエスト特集」。

・納豆
リスナーから「昨年末の夫婦放談で山下家では納豆を常備していると話してましたが、納豆には主に何を混ぜていますか?」という質問。
「ふつうに醤油をちょっとだけ。塩分控えめ」と達郎さん。

・楽譜
福岡県の超常連のリスナーから「今まで楽譜をどのくらい書かれましたか? 楽譜の保管はどうされていますか?」という質問。
「楽譜の数はもう数え切れません(笑)。本当に数え切れません。楽譜の保管はですね、ストリングスとかブラスのスコアはグッチョグッチョで紙袋にぎゃーと突っ込んでありますが。レコーディングの譜面は割りとアルバム毎にちゃんとファイルにパックしてですね、見れるようにしております。マメなところと杜撰なところがはっきりしている今日この頃」と達郎さん。

・愛してるって言えなくたって
寒い季節なので目に見えて「愛してるって言えなくたって」へのリクエストが増えてるとか。「2011年のですね、3月9日発売。震災の二日前に発売になりましたので(笑)、不運のシングルになりましたが曲は割りとじぶんで気に入っております」と達郎さん。

・WONDERFUL WORLD
まずはサム・クック。1960年、全米12位の「WONDERFUL WORLD」。ハーブ・アルパートとルー・アドラーの共作。

・32歳
リクエストしたリスナーは達郎さんの半分の年齢の32歳。「達郎さんが32歳のときはどんな事を考えて、どんな音楽を聴いていましたか?」という質問。
達郎さんが32歳の年は1985年で、レコーディングがアナログからデジタルに代わり七転八倒した思い出があるそうだ。ちょうど「WE ARE THE WORLD」の年で、音楽がハードもソフトもデジタルへと急激に移行していった頃。「アナログからデジタルへ、LPからCDへというそういう時代で。レコーディングもデジタルになりまして、思い出すだに(笑)。そういうときでありますが、でもそのときの苦労が今になって血肉になっております」と達郎さん。

・STEP INSIDE
姫路市の超常連のリスナーから「ザ・ホリーズで達郎さんののおすすめの曲を」というリクエスト。ザ・ホリーズの1967年のアルバム『BUTTERFLY』に入ってる「STEP INSIDE」。日本ではシングル・カットされてそこそこラジオでかかったが、本国ではシングルになっておらずホリーズのベスト盤にも収録されていない。
曲をかけおえて。ちょうど『BUTTERFLY』が出る直前にホリーズが来日して、今はなき大手町のサンケイホールに達郎さんは観に行ったそうだ。「素晴らしい演奏で、わが人生ベスト5に入るライヴでした」と達郎さん。

・ELEVATOR
グレープフルーツは'60年代に活躍した4人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。1968年のセカンド・シングルで「ELEVATOR」。

・LOVE BE NOT A STRANGER
ザ・レディエーションズはニュージャージーのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。ファンク・グループだがスィート・ソウルの名曲がある。1967年のシングル「LOVE BE NOT A STRANGER」。アレンジャーはバート・キースでニュージャージ然としたやつ。

・LOOK AT ME
もう一曲ニュージャージー系のリクエスト。モーメンツの1975年の全米ソウル・チャートNO.1の「LOOK AT ME」。メンバーのオリジナル曲。

・BRUTUS SONGBOOK リクエスト特集
サンデー・ソングブック25周年の企画で雑誌の「BRUTUS」とサンデー・ソングブックがコラボした「特集 山下達郎のBrutus Songbook 最高の音楽との出会い方」が2月1日に発売された。記事の中で取り上げられてる曲のリクエスト、記事の中でよくわからないことについての質問等を受け付けて3月4日に特集をする。題して「BRUTUS SONGBOOK リクエスト特集」。BRUTUS SONGBOOKリクエストに応募したリスナー25名に、BRUTUS「特集 山下達郎のBrutus Songbook 最高の音楽との出会い方」の表紙をB2のポスターにしてサイン入りでプレゼント。いつものようにハガキでのリクエスト、お便りに加えて、今回はメールでのお便り、リクエストも受け付ける。
tatsuro@tfm.co.jp

・まりやさんの「元気を出して」のコピーについて
リスナーから「まりやさんの元気を出してをコピーしたいんですが、市販のスコアは12弦ギターを前提にしており、NHKのSONGSを見ると達郎さんと佐橋さん二人でギターのパートを分け合ってるように見えます。コピーする際のアドバイスをお願いします」というお便り。
ライヴでは6弦2本で、達郎さんはガットギターを弾いてるそうだ。レコーディングでは2本のギター両方スティール弦だとか。下の方は普通のCのコード、上の方は5カポでGで弾いてる記憶があるけれど、「佐橋くんに確認しないとわかりません(笑)」と達郎さん。12弦ではないとのこと。

・A LOT OF LIVIN' TO DO
サミー・デイヴィス・ジュニアの「A LOT OF LIVIN' TO DO」にリクエスト。もともとは1953年のアン・マーグレットが主演しているミュージカル映画『バイ・バイ・バーディー』の歌。サミー・デイヴィス・ジュニアのヴァージョンは1962年のアルバム『WHAT KIND OF FOOL AM I』に収録されている。

・FULL FORCE GALE
ヴァン・モリソンの1979年のアルバム『INTO THE MUSIC』から「FULL FORCE GALE」、邦題は「疾風」。全体的に明るい曲調のアルバムで歌の内容も明るいと達郎さん。

・落語
リスナーから「志ん生の噺でいちばん好きなネタは何ですか? また現役の落語家ではどなたがお好きですか?」という質問。
「替り目」と「五人廻し」だそうだ。現役の落語家では立川志の輔さん、柳家喬太郎さん、立川談笑さん、春風亭昇太さん。「このあいだ難波くんに連れて行かれた(入船亭)扇辰さん、素晴らしくよかったですね。喬太郎さん扇辰さん二人会観に行きましたけれど素晴らしかったです。まだまだ勉強が足りません。寄席に行く暇がない(笑)」と達郎さん。

・斎太郎(さいたら)節
リスナーからの質問で「達郎さんが好む日本の民謡はありますか?」という質問。
「あ〜ん、♪まつしまぁあの、かな。仙台ですからね。しょうがないな(笑)」と達郎さん。

・カレンダー
リスナーから「達郎さんのご自宅にはカレンダー何本壁に貼ってますか?」という質問。
「そんなこと訊いてどうすんだ(笑)。一部屋に一個ですよ。あ〜でもリビングは2つ3つあるかな。そんなこと訊いて(笑)、自分の仕事場は一個です。桐立勘十郎さんのカレンダーです。だからどうしたていうやつ」と達郎さん。

・夜翔(NIGHT-FLY)
1983年のアルバム『MELODIES』から「夜翔(NIGHT-FLY)」。

・番組の終わりに
「いよいよ3月でございます。年度末に近づいております。みなさまお身体くれぐれもお大事に」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2018年03月04日は、「BRUTUS SONGBOOK リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp

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