サウンドストリート・アーカイブス

2009年03月04日 | Motoharu Radio Show

■サウンドストリート・アーカイブス
2009年3月3日(火) NHK-FM AM0:00 - AM1:00
ナビゲーター: 萩原健太

元春レイディオ・ショー 1983年7月18日(月) 再放送
「ニューヨークから 独立記念日リポート」 
DJ: 佐野元春

Playlist
[1983年7月18日(月)放送分]
The 59th Street Bridge Song(Feelin' Groovy) / Harpers Bizarre
California Girls / The Beach Boys
4th Of July, Asbury Park / Bruce Springsteen
Here Comes The Night / David Johansen
The Cutter / Echo & The Bunnymen
Postcard Fantasy / 大橋純子
Red Cab To Manhattan / Stephen Bishop

スターダスト・キッズ / 佐野元春
Tonight / 佐野元春
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■内容の一部を抜粋
・サウンドストリート・アーカイブス
NHK-FM40年記念特別番組。1978年から9年に渡り放送された「サウンドストリート」から厳選して4週に渡って放送される全20回シリーズ。
http://www.nhk.or.jp/fm/40th/index2.html

・元春レイディオ・ショー再放送
3月3日(火)から3月7日(土)の1週目は5夜連続で佐野元春がDJを担当した月曜日を再放送。
第一回は1983年7月18日(月)放送分「ニューヨークから 独立記念日リポート」。

・The 59th Street Bridge Song(Feelin' Groovy)
ファースト・ナンバーはハーパス・ビザール。ポール・サイモンの作品からニューヨークを歌った曲をカヴァー。1967年、全米チャート13位。ハーパス・ビザールは1960年代中期のソフト・ロック・グループ。ドゥービー・ブラザーズのプロデューサーとして活躍したテッド・テンプルマンがリーダーシップを取っていた。

・独立記念日
7月4日はアメリカの207回目の独立記念日だった。少し暑かったけれど朝から気持ちのいい天気に恵まれたそうだ。ブロードウェイではパレード。メーシーズやブルーミングデイルといったデパートでは独立記念日の特別大セールをやっていたという。

・California Girls
独立記念日のアトランティック・シティではビーチボーイズがコンサートをやったとテレビが伝えている。その模様を録音したテープでニュース・キャスターが観客の女の子にインタビューしている。彼女は「ビーチボーイズはアメリカのシンボルのようなグループだ」と話している。「California Girls」はその日のコンサートのオープニング曲。オリジナル・ヴァージョン。

・イーストリバー花火大会
独立記念日、マンハッタン島の東に流れるイーストリバーでは夜になると花火大会が行われた。佐野元春はいちばん眺めのいい30丁目のルーズベルト・ドライブというハイウェイに立ってレポート。「日本の建国記念日が僕らにとってどういう意味があるのかシリアスに考え込んだ夜でもありました」と言って佐野元春はレポートを締めくくっている。

・4th Of July, Asbury Park
「サンディ、今夜はリトル・エデンの上に花火の雨が降ってるよ」という出だしのブルース・スプリングスティーンの曲。

・Here Comes The Night
ニューヨークに来てからいくつかのライヴを見たという佐野元春。その中からニューヨーク・ドールズからソロとして独立したデイヴィッド・ヨハンセンのライヴをレポート。リッツというダンスクラブ。かなり広い体育館のようなスペースにステージとダンスフロア、そして簡単な食事ができる場所があり、その中でいちばん目立っているのがステージの後ろ一面に広がっている巨大なビデオ・スクリーン。ステージをやってないときはビデオ・アーティストたちが自由に作ったプログラムがいつもながされているそうだ。デイヴィッド・ヨハンセンはニューヨークがホームグラウンドということもあって盛大な拍手で迎えられていたという。アンコールに4回も応えていてコンサートが終わった後はバンドもオーディエンスもみんなへとへとという状態だったという。ライヴで披露された曲の中から「Here Comes The Night」。オリジナル・ヴァージョン。

・The Cutter
ニューヨークに来てから見たライヴのひとつ。エコー&ザ・バニーメンはイギリス・リバプール出身の4人組グループ。ライヴではパーカッション、ヴァイオリン、コントラバスを加えた編成だったという。ライヴが行われたのはペパーミント・ラウンジというダンススポット。リッツと同じようにあちこちにビデオ・モニターがあり、プロモーション・ビデオがながれていたとか。店に来た女の子たちはビデオを見ながら踊っていたという。ライヴがはじまったのは夜中の2時過ぎ。佐野元春はその時間にはもう眠たくなっていたそうだがなんとか起きていたそうだ。「The Cutter」は新しい12インチ・シングルから。リスナーのリクエスト。

・Postcard Fantasy
レコーディングのためにニューヨークを訪れた大橋純子にインタビュー。場所はウエスト45丁目のセレブレーションというスタジオ。佐野元春と大橋純子は初対面だったそうだ。当時デビューして9年目。レコーディングしていたアルバムのタイトルは『Point Zero』。「Postcard Fantasy」は1982年のアルバム『黄昏』収録曲。

・Red Cab To Manhattan
ラスト・ナンバー「Red Cab To Manhattan」は当時、映画『トッツィー』の中で使われた「It Might Be You」がヒットしたスティーヴン・ビショップの曲。

・スターダスト・キッズ
萩原健太による番組解説。萩原健太にとってラジオ初出演が佐野元春の「サウンドストリート」だったという。1984年に音楽評論家を呼んでアルバム『Visitors』を評論するアルバム特集の中で佐野元春と対談したそうだ。それがきっかけとなり担当ディレクター湊さんに見初められてラジオ番組の構成をする仕事を紹介してもらうようになったという。
「スターダスト・キッズ」はコンピレーション・アルバム『No Damage』(1983年)に収められるためオーバー・ダビングし仕上げられたヴァージョン。

・Tonight
「Tonight」はニューヨークでレコーディングし最初にシングルとしてリリースされた曲。

・NHK青春ラジカセ
サウンドストリートは昨年放送開始30年を迎えた。「NHK青春ラジカセ」というウェブサイトで番組録音テープの一部を公開している。
http://www.nhk.or.jp/my-fm-days/

・サウンドストリート21
最終日曜日をのぞく毎週日曜日午後11時からはミュージシャンが月代わりでパーソナリティを務める「サウンドストリート21」も放送している。
http://www.nhk.or.jp/ss21/


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