Motoharu Radio Show #131

2012年11月07日 | Motoharu Radio Show

2012/11/06 OnAir - 1st. Week - MRSが選ぶ秋のベストソングス
01.Dr. Buzzard's Original Savannah Band:Hard Times
02.Steely Dan:Only a Fool Would Say That
03.Chris Rea:Fool (If You Think It's Over)
04.Van Morrison:Open the Door (To Your Heart)
05.Ry Cooder:Mutt Romney Blues
06.Gladys Knight & the Pips:Best Thing That Ever Happened to Me
07.Frankie Valli:This Guy's In Love With You
08.Carpenters:Goodbye to Love (1985 Remix)
09.Stevie Wonder:Love's in Need of Love Today
10.佐野元春:君がいなければ
11.Paul Simon:Still Crazy After All These Years
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■内容の一部を抜粋
・MRSが選ぶ秋のベストソングス
「秋も深まって来ました。今夜はMotoharu Radio Showが選ぶ秋のベストソングスを用意しています。要するに秋の夜長、個人的に僕が聴きたい曲を集めてみました」と元春。

・Hard Times

・Only a Fool Would Say That
・Fool (If You Think It's Over)

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月11月の「3PICKS!」はヴァン・モリソン『Born To Sing : No Plan B』、ボブ・ディラン『Tempest』、そしてマムフォード & サンズ『Babel』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はヴァン・モリソン『Born To Sing : No Plan B』。

・ヴァン・モリソン
イギリス、アイルランド出身のミュージシャン。現在67歳。'60年代にThemというバンドでデビューしてソロとして活動している。これまで数多くのスタジオ・アルバムを出してきた。決して派手に売れてるアーティストというわけではないけれども素晴らしい作品をコンスタントに出し続けている。
「個人的に僕はヴァン・モリソンの音楽とても好きです。R&Bやジャズ、フォーク、そしてアイルランドの伝統的な音楽、ヴァン・モリソンの音楽はとても豊かで想像力を掻き立てられます」と元春。
ヴァン・モリソンは特にアイルランドらしさにあふれたミュージシャンのひとり。アイルランド出身の作家といえばオスカー・ワイルド、ジェイムズ・ジョイス、サミュエル・ベケット、そしてウィリアム・イエーツといった人たちがいる。共通しているのはいわゆるケルト文化と呼ばれるアイルランドの独特の文化を背景として神秘的に世界観。ヴァン・モリソンの音楽にもこれと共通する世界観がある。とても深くて神秘的でロマンティック。時には宗教的にも聴こえる。よくヴァン・モリソンの音楽はソウルフルだといわれる。しかしその場合のソウルというのは音楽的なジャンルのことをいうのではなく本当の意味の魂の歌ということ。そのヴァン・モリソンが新しいレコードをジャズの名門ブルーノートからリリースした。ニュー・アルバム『Born To Sing : No Plan B』から「Open the Door」。

佐野元春 : さて2012年アメリカ合衆国大統領選挙。予定通りいけば今日11月6日に選挙が行われます。この放送は録音したものなので今日の結果はわかりません。民主党のオバマか、共和党のロムニーか。どちらが優勢なのか。当日まで攻防が続くと思います。アメリカのリーダーが誰になるのか。それによって世界の情勢も変わってきますから、今日の大統領選は世界中が注目していると思います。アメリカの大統領選挙というと、よくエンタテイメントの人たちも参加してお祭り騒ぎになったりもします。そんななかミュージシャンからもおもしろい声が挙がってます。これはライ・クーダー。新しいレコードが出てます。タイトルは『Election Special』。「選挙特集」といった意味になると思います。このレコードの中の一曲。「Mutt Romney Blues」。この曲は大統領候補ロムニーが飼ってる犬の視点で書かれています。歌の中でこんなことを言ってます。「バケーションで長いドライヴもいいけれど、クルマの屋根にくくりつけたこんな狭いかごの中に閉じ込められてもう参っちゃうよ。いい加減に降ろしてくれ」そんなふうに訴えてます。エリートで大富豪のロムニー大統領候補。こんなんで庶民の気持ちがわかるのかなぁといったところだと思います。民主党のオバマか、共和党のロムニーか。果たして次期大統領選のゆくえはどうなるのか。世界が注目しています。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「循環生活研究所」。通称「循生研(じゅんなまけん)」。循環型社会を目指し福岡県を拠点に活動している団体。家庭から出る生ゴミを堆肥化する「コンポスト」という技術の普及に努めている。

・Best Thing That Ever Happened to Me
グラディス・ナイト&ザ・ピップス。「あなたとの出会いが私の人生の中でいちばん大事なこと」と歌っている。
「そうですね。人はよいパートナーを見つけるのに時間がかかる人もいれば、そうでない人もいます。そうかと思うと見つけたのはいいけれど、思い違いで結局遠回りをしてしまったという人もいます。しかし人生はそう長くはありません。パートナーがいる人もいない人もよいパートナーを見つけるのをあきらめないこと。それが大事なんじゃないか、僕はそう思ってます。特集Motoharu Radio Showが選ぶ秋のベストソングス。ちょっとせつない曲を集めてみました。現在ハートブレイク中のかた、一応ティシュペーパーを用意して聴いていただくのがいいんじゃないかと思います。4曲続きます」と元春。

・This Guy's In Love With You
バート・バカラック作曲の名曲。いろんな人がカヴァーしているが元春の好きなのはこのフランキー・ヴァリのヴァージョン。

・Goodbye to Love
・Love's in Need of Love Today
・君がいなければ

・冬の全国ツアー
「僕のツアーは12月からはじまります。コヨーテバンド、新しいバンドですけれども、彼らを引き連れての全国ホール・ツアー。是非みなさんの街で会いたいと思います」と元春。

・Still Crazy After All These Years
ポール・サイモン。「久しぶりに昔の恋人に会った / こんなに年月が経ったというのに / 今も彼女のことをつよく想う」そんなふうに歌っている。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

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