Sunday Song Book #1044

2012年10月14日 | Sunday Song Book

2012年10月14日プレイリスト
「お便り・質問中心の棚からひとつかみ」
1. 家に帰ろう / 竹内まりや "QUIET LIFE" '92 "EXPRESSIONS" '08
2. GIRL WATCHER / THE O'KAYSIONS '68
3. CRACK UP / THE ROUTERS "SURF PARTY" '64
4. POINCIANA / THE FOUR FRESHMEN "FRESHMEN FAVORITES" '56
5. TELL ME WHERE IT HURTS / WALTER JACKSON '81
6. JUNGLE SWING / 山下達郎 '93
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■内容の一部を抜粋
・お便り・質問中心の棚からひとつかみ
今週もバタバタしているという。オールタイム・ベスト『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』、シアター・ライヴといろいろな行事が重なって活動が活発になり、番組には20年の歴史の中で未だかつてないほどハガキ、お便りが寄せられているという。ハガキを読むスピードに番組の構成が追いつかないのだそうだ。そんなわけで今週は「お便り・質問中心の棚からひとつかみ」。

・家に帰ろう
番組第二回目(1992年10月10日放送)の最初の曲にリクエスト。1992年10月22日に竹内まりやさんのアルバム『QUIET LIFE』が発売、アルバム後発シングルとして「家に帰ろう」がリリースされることになり、番組ではプロモーションのため10月10日以降は「家に帰ろう」がしばらく最初の曲としてオンエアされた。

・GIRL WATCHER
ジ・オケージョンズはワンヒット・ワンダー、いわゆる一発屋。ノースカロライナ出身の6人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。彼らの唯一のヒット曲「GIRL WATCHER」は1968年の全米5位のミリオンセラー。ほとんどCD化されてない。

・CRACK UP
ルーターズの「CRACK UP」は1964年の映画『SURF PARTY』のサントラと所属レコード会社ワーナーから発売されたものはキーも演奏も違う別ヴァージョン。今回はオリジナル・サウンドトラックから。

・WINDY LADYの出だし
リスナーから「WINDY LADYの出だしで人の息遣いが聴こえてきたのですが、これは狙いですか?」という質問。
咳き込んだのをミックスで活かしたそうだ。咳払いなのだとか。
「デジタル・リマスタリングで上りますとそういうちまちましたものが聴こえるようになります」と達郎さん。

・フラゲ
『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』をフライングゲットしたリスナーから「入荷しているとはいえ発売日前日に消費者に(CDを)売ってもよいものなのでしょうか?」という質問。
レコードや本、週刊誌などは前日入荷して翌日の発売日に備えるので販売してもいいのだそうだ。

・POINCIANA
フォー・フレッシュメンの1956年のアルバム『FRESHMEN FAVORITES』をイギリスのジャスミンが初CD化して発売した。1955年から1957年にかけてのアルバム4枚をCD2枚に収めているそうだ。達郎さんが好きなフォー・フレッシュメンの「POINCIANA」。フォー・フレッシュメンはヴォーカル・インストゥルメンタル・グループなので演奏しながらコーラスも一発録音している。

・ライブで『OPUS』!
来週は聴取率週間なので上から何かやれというお達しが来たそうだ。「わがままリクエスト」をしようにも忙しくて時間がないので「ライブで『OPUS』!」、『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』に収録されてる曲のライヴ・ヴァージョンを聴いてもらおうという企画をすることになったとか。

・プレゼント
「サンデー・ソングブック」20周年を記念してオリジナルの切手シートとリクエスト専用ハガキのセット。
切手シートはとり・みきさんの「タツローくん」のイラストを切手にしたもの。50円切手20枚が1シートになっている。
リクエスト専用ハガキもとり・みきさんのデザインで「タツローくん」のイラスト入り。宛先は印刷済みで名前のふりがなを書く欄も付いてる。このハガキは来年9月30日まで一年間受取人払いで切手を貼らずに投函できる。こちらも20枚。
切手シートとハガキをセットで100名にプレゼント。応募締め切りは10月末日。

・テレキャスター
リスナーから「テレキャスターは常にリア・ピックアップを使用ですか? セレクターのノブが取り外されてるので写真を見てもライヴでもよくわかりません」というお便り。
達郎さんはセンター・ピックアップかフロント・ピックアップでテレキャスを使ってるそうだ。リア・ピックアップは使わないという。ストロークが荒いのでノブを付けるとピックアップが動いてしまうのでノブは外してるとか。

・ハンドベル
リスナーから「さよなら夏の日のハンドベルは以前ヨーロッパ旅行に行ったとき買ってこられたものですか? サンプリングした後はピッチの調整とかするのですか?」という質問。
ハンドベルは5オクターブ分全部揃えてあるそうだ。演奏方法は学生のハンドベル部に行って教わったとか。「さよなら夏の日」はサンプリングじゃなくてハンドベルをちゃんと弾いてるという。

・フェイスブック、ツイッター、ブログをやらない理由
リスナーから「フェイスブック、ツイッター、ブログをやらない理由を教えて下さい」というお便り。
基本的に人間対人間の付き合いしか信用しないから、文章だけの付き合いは本当の意味で正確なのかと思っていて、そういうやり取りよりはフェイス・トゥ・フェイスで付き合いたいと思ってるのだそうだ。伝記も信用してないし、生身で生きてる人の背中で学ぼうと心がけて生きてきたので、そういうことになる。フェイスブック、ツイッター、ブログ、また新しいソーシャル・ネットワークのシステムが出てきても人間のコミュニケーションが貫徹できないという考え方で、決してアナログ人間ではないと達郎さん。

・TELL ME WHERE IT HURTS
ウォルター・ジャクソンはシカゴを代表するR&Bのシンガー。1981年のアルバム『TELL ME WHERE IT HURTS』からのシングル・カット「TELL ME WHERE IT HURTS」は全米ソウル・チャート23位。チャイライツのユージン・レコードのペンなる曲。プロデューサーはカール・デイヴィス、先日亡くなったそうだ。

・曲と曲の無音の秒数
リスナーから「曲と曲の無音の秒数はどの部分でも一定の秒数ですか?」という質問。
今回のベストはどの曲間も一定の秒数だが、オリジナル・アルバムでは微妙に変えるそうだ。

同じリスナーから「今回のプロモーションでお会いした中でいちばん印象に残ってる方はどなたでしょうか?」という質問。
クリス松村さんと吉田拓郎さんなのだとか。クリス松村さんはテレビとは違ってひじょうに知的で品格のある、音楽に対して素晴らしく知識のある方で、個人的にお目にかかりたいぐらいの方だったという。吉田拓郎さんは最高で、一時代築いた人なのでひじょうにパワーのある方。お身体大事にしていつまでもがんばってほしい、と達郎さん。

・JUNGLE SWING
オールタイム・ベスト『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』に入ってる1993年のシングル。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
10月21日は、「ライブで『OPUS』!」
http://www.tatsuro.co.jp

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