5月4日(金)曇り。心斎橋そごうの滝の広場で開催された木下航志の山野楽器ミニ・ライヴ & 握手会を聴きに行った。昨年の夏、渋谷duo MUSIC EXCHANGEでのライヴの後の握手会、僕は木下くんと約束した。「また聴きに来るよ」と。
ニュー・アルバム『Voice』発売のプロモーションで木下航志による弾き語りライヴ。「Ribbon In The Sky」は木下航志がリスペクトするスティービー・ワンダーの曲。アルバム『Voice』と同時発売された単行本「voice とどけ、僕の声」の付録CDに収録されているそうだ。
「Ribbon In The Sky」は僕も昔から大好きな曲だ。盲目の木下航志はたぶん耳で覚えてコピーしたのだろう。音楽への愛情が伝わってくる。
「遠い街」は京成電鉄の京成スカイライナーのCMソング。本人出演のテレビCMが東京で放送されているらしい。作詞は高野寛が担当していて、作曲は木下航志と名村武。「Good bye 涙の日々 Good day 始めよう」というシンプルなラインが胸を打つ。
「たからもの」はシンガー・ソングライター市川喜康が作詞、木下航志と名村武が作曲。「最近の悲しい社会に触発されて作った」というコメントがあったと思う。
「Love Is Everywhere」はオレンジ・ペコーが提供した曲。ラテンの曲調は陽気な木下航志にはぴったりだった。
「絆」はデビュー・アルバム『絆』のタイトル・ソング。「お母さんと僕の絆についての歌」というコメントがあった。1年前よりも声が太くなった木下航志。その存在感も大きくなり成長を感じさせたミニ・ライヴだった。
■木下航志ミニ・ライヴ & 握手会@山野楽器(心斎橋そごう)
2007年5月4日(金) 心斎橋そごう 12階滝の広場
Setlist
1.Ribbon In The Sky(Stevie Wonder)
2.遠い街
3.たからもの
4.Love Is Everywhere
5.絆
ソフルフルな歌声、素晴らしいですね。