Sunday Songbook #1629

2023年12月31日 | Sunday Song Book

2023年12月31日プレイリスト「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
1. 君の居場所 (HAVE A GOOD TIME HERE) / 竹内まりや 12月20日発売ニュー・シングル
2. SYNC OF SUMMER / 山下達郎 '23
3. 最後のタンゴ / 竹内まりや "トラッド" '14('08)
4. 恋のひとこと (SOMETHING STUPID) / 竹内まりや "ロングタイム・フェヴァリッツ" '03
5. CRYING IN THE RAIN / 大瀧詠一 & 山下達郎 '81
6. MUSIC BOOK (LIVE) / 山下達郎 (18/11/02 カルッツかわさき)
7. 人生の扉 / 竹内まりや "デニム" '07
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は直前の収録だとか。

・年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)
先週に引き続いて「年忘れ夫婦放談」。大晦日も薄めに薄めに。

・君の居場所 (HAVE A GOOD TIME HERE)
まりやさんのニュー・シングル「君の居場所 (Have a Good Time Here)」。ポケモンの新作ストップ・モーション・アニメ『ポケモンコンシェルジュ』のテーマ・ソング。Netflixで12月28日から独占配信。

・SYNC OF SUMMER
達郎さんは今年シングル一枚で、ツアーがはじまった頃に出した。「SYNC OF SUMMER」。

・最後のタンゴ
伊集院静さんが11月24日に亡くなった。達郎さんが人生でいちばん一緒に飲んだのが伊集院静さんだった。わざわざまりやさんの実家の旅館に宿泊してくれたり、まりやさんのお父様がゴルフが好きだったので文通してくれたりしたそうだ。まりやさんが2008年にラジオ深夜便のテーマ・ソングを、タンゴで書こうと思い、メロディが出来上がったその夜に食事会に出かけたら、たまたま伊集院静さんも来ていて、「僕ね、歌詞書きたいんだよね」って話したので、「できたら書いてください。できなかったら私書きます」と出来上がったばかりの曲を渡したら、二週間後に歌詞が書き上がってきた。その曲が「最後のタンゴ」だったとか。2008年のシングル「縁の糸」のカップリングで「最後のタンゴ」。
曲をかけ終えて。
歌詞カードの文字は伊集院静さんの直筆だとまりやさん。アレンジは服部克久先生。伊集院静さんは服部先生のタンゴ・アレンジにいたく感激していたという。

・恋のひとこと (SOMETHING STUPID)
大滝詠一さんは12月30日が命日でちょうど十年が経った。まりやさんと大滝詠一さんのデュエットにたくさんのリクエストが集まった。「恋のひとこと (SOMETHING STUPID)」は大滝詠一さんの公式レコーディングとしては最後になる作品。『LONGTIME FAVORITES』は2003年の作品で、ストリングスのレコーディングはアビーロードにて行われた。
曲をかけ終えて。
「SOMETHING STUPID」はフランク・シナトラとナンシー・シナトラの親子のデュエットで全米NO.1になっている。まりやさんが大滝さんにデュエットの打診をしたら、「実は僕これ本当に歌いたかった曲なんだよ」と言っていて、できたら娘さんと歌いたいという思いがあったが、まりやさんのオファーを受けてくれたという。

まりや「今年は坂本さんがいなくなったりね、幸宏さんもいらっしゃらない、なんか寂しい一年でしたよね」
達 郎「ふふふ」
まりや「よく考えれば私、デビュー曲のいちばん最初の音って幸宏さんのあのフィルだったんですよね」
達 郎「なるほど」
まりや「あの『戻っておいで』の。だからそういう人たちがいなくなっちゃう寂しさを、ちょっと感じちゃう一年でしたよね」
達 郎「まぁ年取っちゃう、こっちもね」

・CRYING IN THE RAIN
達郎さんと大滝さんのデュオ。NHKの一月間の特番で、大体、みんなお終いのほうはライヴ・ヴァージョンになるというやつ。一発録りでもうカセットのコピーしかない。キャロル・キングとジェリー・ゴフィンの作品でエヴァリー・ブラザーズの1961年のベストテン・ヒット「CRYING IN THE RAIN」。1981年8月、NHKのスタジオでのスタジオ・ライヴ。大滝さんと達郎さんがギター2本で一発録りした「CRYING IN THE RAIN」。

・新春放談
年が明けると毎年恒例の新春放談。昔は大滝詠一さんとやってきたけれど、今は宮治淳一さんがすっかり定着化。5年目になるそうだ。来年もけっこう濃いという。「桑田の佳ちゃんが言ってます。二人が言ってる意味が何にもわからないってよく言ってます(笑)」とまりやさん。「😆。いいんです。それがサンデー・ソングブックの本来の、アレです」と達郎さん。

・プレゼント
まりやさんはニュー・シングル「君の居場所 (Have a Good Time Here)」のジャケットのB3サイズのアート・ポスター。直筆サイン入り。今年まりやさんはデビュー45周年なので抽選で45名にプレゼント。当選者の名前、宛名入り。
達郎さんは「TATSURO YAMASHITA RCA/AIR YEARS VINYL COLLECTION 1976-1982」のB2サイズのポスター。直筆サイン入り。こちらも今年まりやさんがデビュー45周年なので抽選で45名にプレゼント。
応募はメールのみで番組ホームページのプレゼントのバナーをクリック。メッセージ・フォームのお名前のふりがなを必ずご記入してくださいとのこと。締め切りは2024年1月7日の23時59分まで。
https://www.tfm.co.jp/ssb/

・ギターで初めて弾いた曲
リスナーから「まりやさんがギターで初めて弾いた曲は何ですか?」という質問。
まりやさんは最初はウクレレを弾いていて、初めて弾いたのは中一くらいのとき。アメリカン・フォークをやっていたのでPPMとかキングストン・トリオとか。「ドナドナ」、「500マイルもはなれて(500 Miles)」、「花はどこへ行った(Where Have All The Flowers Gone)」など。

・MUSIC BOOK(LIVE)
しつこくリクエストが来ていた2018年11月2日にカルッツかわさきで行われたライヴから「MUSIC BOOK」。今日に限ってリクエスト・カードがどこかに行ってしまったという。『JOY2』に「MUSIC BOOK」は入るそうで、でもこのヴァージョンではないかもしれませんとのこと。



・キャロル・キング
キャロル・キングのセントラル・パークの映画を観に行ったリスナーから「まりやさん、何かキャロル・キングの思い出があったらお話を」というお便り。
まりやさんはアメリカ留学のちょっと前に『つづれおり』を聴いてたので、特に「So Far Away」という曲が好きで、洋楽カラオケでカヴァーしてたりしていたという。

・来年の抱負
達郎さんは「別にいいんじゃない。そんなもん。もうこの歳になって」とのこと。
まりやさんは年明けから曲書きに励んでアルバムのレコーディングに備えるそうだ。

・人生の扉
今年の「年忘れ夫婦放談」でいちばんリクエストが集まったのは「人生の扉」。

リクエストしたリスナーのひとりから「もしリード・ヴォーカリストではなくバンドのメンバーだったらどんな楽器を担当したいですか?」という質問。
まりやさん「もちろんベースです。だってかっこいいじゃん😀 軽っ!」。達郎さんはもちろんドラム。

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2024年01月07日は、年始恒例「新春放談(ゲスト:宮治淳一)」
http://www.tatsuro.co.jp

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