Sunday Song Book #1365

2018年12月09日 | Sunday Song Book

2018年12月09日プレイリスト
「年忘れリクエスト大会」
1. クリスマス・イブ(ENGLISH VERSION) / 山下達郎
2. THE BOY FROM NEW YORK CITY / THE AD LIBS '65
3. NO LIMIT / BREAKWATER "BREAKWATER" '78
4. LET'S GO / THE ROUTERS '62
5. HOW WE WERE BEFORE / THE ZOMBIES '66
6. DON'T SAY GOODNIGHT / THE EVERLY BROTHERS "BORN YESTERDAY" '86
7. JING JING A LING / HONEY & THE BEES '70
8. ALMOST GONE / BARRY MANN '79
9. すてきなホリデイ / 竹内まりや "ボナペティ!" "エクスプレッションズ" '01
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■内容の一部を抜粋
・近況
冬模様になってきて北海道、東北は雪の予報が出ている。「いきなりどんと冷えますのでお風邪くれぐれもみなさんお気をつけください。わたしいよいよアルバムの曲書きをはじめようと思うんですが、なにしろ半年近くツアーをやっておりますので、部屋がもうぐしょぐしょになっております。それの片付け、一所懸命やっていまして。これがなかなかねぇ、アレなんですよホントに。年末の大掃除をひと足早くという感じですけれど(笑)。雑用にというか、そういうものにまぁ。ブツブツ言っております(笑)」と達郎さん。

・年忘れリクエスト大会
先週に引き続いて「年忘れリクエスト大会」パート2。大体一週間に8,9曲リクエストに応えているけれど、ハガキを粗で選んでもその十倍くらいあるそうだ。競争率十倍以上という感じなのだとか。

・クリスマス・イブ(ENGLISH VERSION)
今週は「クリスマス・イブ(ENGLISH VERSION)」にリクエストが集まっているそうだ。「クリスマス・イブ」(2018 クリスマス・スペシャル・パッケージ)は今週12月11日(火)から12月25日(火)までの限定商品で、今回のジャケットは映画『未来のミライ』のくんちゃんとミライちゃんの兄妹のクリスマスのイラスト。中には同じイラストのクリスマスカードも封入されている。

・THE BOY FROM NEW YORK CITY
アド・リブスは男性4人、女性ひとりの混声黒人ヴォーカル・グループ。ニュージャージー出身。いわゆるワンヒット・ワンダー。1965年の「THE BOY FROM NEW YORK CITY」は全米8位。プロデュースはジェリー・リーバーとマイク・ストーラー。「久しぶりに聴きましたけれどこのレコードは音がいい。ニューヨークのスタジオ・ミュージシャンの技術力の高さを出しております」と達郎さん。マンハッタン・トランスファーが1981年にカヴァーしたがそのオリジナル・ヴァージョン。

・NO LIMIT
フィラデルフィアの8人の大所帯バンド、ブレークウォーター。アルバム2枚出していてほとんどヒットはないもののカルトな人気を誇るグループ。1978年のデビュー・シングル「NO LIMIT」。この曲がヒットしなかったのはアリスタ・レコードの宣伝不足だと達郎さん。

・LET'S GO
ザ・ルーターズの1962年、全米19位の「LET'S GO」はジム・ピューターズ・ショウ(FEN)のテーマ・ソングだった。エレキ・インストのスタンダード・ナンバー。

・HOW WE WERE BEFORE
リクエストは「達郎さんのオススメのゾンビーズかコリン・ブランストンのソロを高音質で」というもの。コリン・ブランストンはザ・ゾンビーズのリード・ヴォーカリスト。「大変に素晴らしい声をしている人ですが」と達郎さん。1966年のゾンビーズのシングル「INDICATION」のB面「HOW WE WERE BEFORE」。コリン・ブランストンの自作。あまり電波に乗らない曲だけど達郎さんの好きな曲だとか。
曲をかけ終えて。
「いろんな方がいろんなお便りくださいます。ご病気の方もいらっしゃいますし、転職の方もいらっしゃいまして。こうした不安な時代ですので、自分の行動にいろいろと将来に対する不安とか、そういうもの持たれることは当然だと思いますが。先程も申し上げましたが例外もありますのでですね、運命をあざ笑うものが幸運を手に入れるという、そういう名言もございます。みんなでがんばってやっていきましょう」と達郎さん。

・DON'T SAY GOODNIGHT
エヴァリー・ブラザーズの1986年のアルバム『BORN YESTERDAY』はデイヴ・エドモンズがプロデュースしている。イギリスでのレコーディングだが名盤だと達郎さん。B面の4曲目「DON'T SAY GOODNIGHT」にリクエスト。ジム・フォトグロの作曲。ギターはアルバート・リー。

・souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~
「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」、当初は11月23日から12月7日まで全国34ヶ所で期間限定ロードーショーの予定だったが、期間延長と追加上映館が続々と決まってきているそうだ。詳しくは竹内まりや40周年特設サイトにて。
https://www.mariya40th.com

・竹内まりやRCA時代のリマスター盤
まりやさんのRCAのカタログが今月から毎月一枚というスケジュールでデジタル・リマスター盤が発売されるそうだ。11月21日にデビュー・アルバム『BEGINNING』、12月26日にセカンド・アルバム『UNIVERSITY STREET』、年明けて1月23日にサード・アルバム『LOVE SONGS』が発売になる。

・「クリスマス・イブ」(2018 クリスマス・スペシャル・パッケージ)
今年も「クリスマス・イブ」のスペシャル・パッケージが発売される。「クリスマス・イブ」(2018 クリスマス・スペシャル・パッケージ)は12月11日(火)から12月25日(火)までの限定商品で、今回は映画『未来のミライ』でコラボした細田守監督のディレクションのもと、(作画監督の青山浩行氏により)描き下ろされたイラスト。三方背ボックス仕様。商品にはボックスと同じイラストのクリスマスカードも封入されている。詳しくはワーナーミュージックの山下達郎特設サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・安眠
リスナーから「達郎さんは布団からすっと出られますか?」という質問。
「わたし割とだいじょうぶなんですね。若い頃は血圧が低いですから。へっへっ。で、ここんとこ十年間ツアーやってますので、おくるみといいましょうか、首と肩を守るダウンを着て寝ますので、これでひじょうに肩が守られますので、ここんところは安眠でございます」と達郎さん。

・JING JING A LING
ハニー&ザ・ビーズはフィラデルフィアのガール・グループ。「フィリーのヴォーカル・グループで大変実力があったんですけれど、なかなかヒットに恵まれず、たくさん作品があるんですけれども。でも結構コレクターズ・アイテムでですね、取り合いになってる一枚」と達郎さん。1970年にチェス・レーベルから一度出た「JING JING A LING」。1972年にフィリーのインディー、ノース・ベイで再発になった。隠れたクリスマス・ソングの名曲。

・ALMOST GONE
バリー・マンの「ALMOST GONE」はシングル・オンリーの曲でアルバムには入っておらず、CD化もされていない。1979年のワーナーでの最後の作品。

・おしっこが近くなったら
リスナーから「達郎さんはライヴの際、よく水を飲んでおられますが尿意に襲われることはありますでしょうか?」という質問。
「僕はないですけれど。おしっこ近くなったらですね、ノコギリヤシと足裏刺激がいいそうです。青竹踏みとか、ああいうやつ。お試しください(笑)。人に聞いてきました。へへ」と達郎さん。

・すてきなホリデイ
クリスマス時期なのでまりやさんの「すてきなホリデイ」にリクエストが集まった。

・今後の予定
来週16日は恐怖の聴取率週間。本当は23日と30日の二週間でおなじみの「夫婦放談」をやろうと思っていたそうだが、聴取率週間のため一週間前倒しで「夫婦放談」をはじめることにしたそうだ。
竹内まりやさんへのリクエストとお便りをお願いします、と達郎さん。プロデューサーの植田さんが忙しくてなかなか来なくて「早く言えよ」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2018年12月16日は、年末恒例「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
http://www.tatsuro.co.jp
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