Sunday Song Book #1045

2012年10月21日 | Sunday Song Book

2012年10月21日プレイリスト
「ライブで『OPUS』!」
1. パレード(LIVE)/ SUGAR BABE "'76/04/01 荻窪ロフト"
2. I LOVE YOU(LIVE)/ 山下達郎 "84/02/24 神奈川県民ホール"
3. ENDLESS GAME(LIVE)/ 山下達郎 "92/03/15 中野サンプラザ"
4. 硝子の少年~ヘロン(LIVE)/ 山下達郎 "00/01/31 高田馬場ESPホール"
5. FOREVER MINE(LIVE)/ 山下達郎 "09/04/04 東京エレクトロンホール宮城"
6. 風の回廊(LIVE)/ 山下達郎 "'99/02/04 NHKホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
仕事が立て込んできたので番組は前倒しで収録しているそうだ。

・ライブで『OPUS』!
今週は聴取率週間。実はふた月に一度聴取率週間が来るのだという。一年に六回、二十年で百二十回。その度に何かやるとなるとネタがなくなる。『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』リリースから一ヶ月余り。このところライヴ・ソースをあまりオンエアしてないので今週は「ライブで『OPUS』!」。『OPUS』に収録されてる曲のライヴ・ヴァージョンを聴いてもらおうという企画。

・パレード(LIVE)
1976年4月1日に荻窪ロフトで行われたシュガーベイブの解散ライヴから。ニュー・リマスター・ヴァージョン。

・I LOVE YOU(LIVE)
1984年2月24日に行われた神奈川県民ホールでのライヴから「I LOVE YOU...PART.II」。アルバム『BIG WAVE』のツアーでカラオケをバックにしたひとりアカペラ。

・ENDLESS GAME(LIVE)
この季節に合った曲ということで「ENDLESS GAME」。「ENDLESS GAME」はアルバム『ARTISAN』のツアーで一回きり演奏しただけ。次のツアーで演奏したいそうで練習もやってるとか。でも曲が多くオーバーフローしてるのだそうだ。いつかまたやりたいという。1992年3月15日に行われた中野サンプラザでのライヴから。
「今聴くとずいぶん重い演奏してますね(笑)。もうちょっと軽くたっていいじゃねえかと思いますがですね(笑)。もう一回ライヴ録ろうかな。まだ三十代ですからね、四十代直前」と達郎さん。

・「僕らの夏の夢」のエンディング
『OPUS』を聴いたリスナーから「僕らの夏の夢」のエンディングがきれいに減衰せずにカットオフになってしまうのはなぜ?という質問。
「気分です。あれでフェイドアウトしてもよかったんですけれど、オルガンの音がピーと鳴ってパッと切れるのがいいかなと思って、ただそれだけですね(笑)」と達郎さん。

・硝子の少年~ヘロン(LIVE)
アルバム『ON THE STREET CORNER 3』を出したときの、いわゆるインストア・ライヴから。高田馬場のESPホールというスタジオを借りて、『ON THE STREET CORNER 3』購入者を抽選で招待して行ったインストア・ライヴ。そのときのアンコールでカラオケをバックに「硝子の少年」と「ヘロン」をメドレーを歌った。「硝子の少年」はテレビ・サイズ、「ヘロン」は一箇所間違ってる。2000年1月30日に高田馬場のESPホールで行われたインストア・ライヴから。
「なにしろヘロンも硝子の少年も録音に残ってるライヴ・ソースはこれしかないので(笑)。ヘロンは歌詞、途中で間違えておりますが、ご愛嬌でございます(笑)。普通のライヴでなんでやらないのかと言われますが、これ一曲で、一曲、二曲だったら何とか歌えるのですけれど、三時間のライヴの中でやると声が終わってしまうという(笑)。ですから、まぁ、ちょっとしたところで一曲やったやつをライヴで録ろうかな、そんなことを思ってますが、いつになりますか」と達郎さん。

・プレゼント
「サンデー・ソングブック」20周年を記念してオリジナルの切手シートとリクエスト専用ハガキのセット。
切手シートはとり・みきさんの「タツローくん」のイラストを切手にしたもの。50円切手20枚が1シートになっている。
リクエスト専用ハガキもとり・みきさんのデザインで「タツローくん」のイラスト入り。宛先は印刷済みで名前のふりがなを書く欄も付いてる。このハガキは来年9月30日まで一年間受取人払いで切手を貼らずに投函できる。こちらも20枚。
切手シートとハガキをセットで100名にプレゼント。応募締め切りは10月末日。

・FOREVER MINE(LIVE)
この季節に合わせてしっとりと。これもPAアウトなので今後製品化されないとのこと。2009年4月4日の仙台、東京エレクトロンホール宮城(旧宮城県民会館)でのライヴ。
「まだライヴ再開したばかりのアレなりで歌がもうちょっと。今歌うともうちょっといけますが。これ、ちょっと演奏が重いですが。JOY2出したときには違うテイクで。もうちょっといいのがあると思います(笑)。ちゃんとしたマルチからミックスダウンする暇がないので」と達郎さん。

・ビブラート
リスナーから「ビブラートが上手くなる方法、訓練等などありましたら教えて下さい」というお便り。
「ビブラートは自然とかかるもんなんですね。でもノンビブラートもまたひとつの味なので、それもプロだったらいいんですけど。でもビブラートをかけたいというアレなので。いちばん簡単な方法は、あー、と出してお腹を自分で揺するんです。あ~~~、とビブラートかかります。それの感覚を覚えるとなります。諸説あります。横隔膜を使うという説と、使わなくていいという説と。でもいろんなやり方が多分あると思います。僕はノンビブラートとビブラート、意識してやる人間なので、なんにもやらないで、あ~~~、とやるやつと、はあ~~~、とやるやつと、そういういろんなことを、まぁ、コーラスでスタジオ・ミュージシャンやってた人間なので、ちりめんからノンビブまでいろんなやり方をアレしますが。それを理論的に説明しろと言われましても、はたと困ってしまいます。このお便りをいただきましてですね。でも、いちばん簡単なのはさっき申しましたように声出しながらお腹を、べぇぇぇと自分の手で揺するやつですね。これがいちばん楽勝でいけます。ご検討を」と達郎さん。

・風の回廊(LIVE)
この季節なのでこの曲を。アルバム『COZY』のツアーで演奏した「風の回廊(LIVE)」。1999年2月4日、達郎さんの誕生にNHKホールで行われたライヴから。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
10月28日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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