Sunday Song Book #975

2011年06月20日 | Sunday Song Book

<06月19日プレイリスト>
[「山下家の雨の歌でリクエスト」]
雨は手のひらにいっぱい/SUGAR BABE "SONGS" '75
雨の女王(LIVE)/山下達郎 ('81/03/11 六本木 PIT-INN)
恋の嵐/竹内まりや '86
RAINY WALK/山下達郎 "MOONGLOW" '79
涙のワンサイデッド・ラブ/竹内まりや "ユニヴァーシティ・ストリート" '79
硝子の少年/山下達郎 TVサイズ・仮歌デモ '97
駅/竹内まりや "リクエスト" '87
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■内容の一部を抜粋
・近況
ニュー・アルバムのレコーディングはラスト・スパートで現在マスタリングを行ってるとか。来週の放送で「めでたく工場へ旅立った」というコメントがあれば8月10日発売になるそうだ。6年ぶりのアルバム。
「いろいろアルバムを作ってきたが、このような内容はちょっと珍しいかな」と達郎さん。

・山下家の雨の歌でリクエスト
梅雨の最中なので雨の歌のリクエスト特集。達郎さんとまりやさんが作った雨の歌をリクエストに基づいて選曲。いつもの3倍のリクエストが来たとか。

・雨は手のひらにいっぱい
シュガーベイブの1975年のアルバム『SONGS』収録曲。
「走り去るバスのけむり」という歌詞はガードレールに座ってけむりにむせた経験から生まれたそうだ。

・雨の女王(LIVE)
スタジオ録音は存在しない。1978年に六本木ピットインでライヴ・レコーディング。アルバム『IT'S A POPPIN' TIME』に収録された。「『IT'S A POPPIN' TIME』じゃないやつ」というリクエストに応えて今回は1981年3月11日に六本木ピットインでライヴ・レコーディングした未発表ライヴ・ヴァージョン。同録テープからなので音がものすごく悪い、4時間45分という最長ライヴの中頃なのでへろへろ、一瞬歌詞を間違ってるところが二箇所、ということなので、たぶんレコードにならないライヴ・ソース。

・山下家の雨の歌
あるリスナーの調査によると歌詞に「雨」が出てくる達郎さんの曲は25曲。まりやさんは意外にも8曲しかなかったとか。

・恋の嵐
リクエストが多かった曲。1986年のシングルで翌年1987年のアルバム『リクエスト』の1曲目に収録された。「いわゆる不倫の歌ですが」と達郎さん。達郎さんはこの曲を聴くとまだ三十代で育児の真っ最中だったことを思い出すという。エンディングの雷のSEは「スプリンクラー」のイントロで一度使ったもので、六本木のソニーのスタジオにあった太田裕美さんのライヴ用素材というテープの中にあった「雨のSE」を流用したものだとか。

・RAINY WALK
今回いちばんリクエストが多かった曲。1979年のアルバム『MOONGLOW』収録曲。ブレイクのきっかけとなった「RIDE ON TIME」のカップリング。デジタル・プログレッシングし直したヴァージョン。
「近い将来ベストが出るとき、21世紀型のリマスタリングをしたいと思っております」と達郎さん。

・涙のワンサイデッド・ラブ
1979年のまりやさんのアルバム『ユニヴァーシティ・ストリート』から初期のまりやさんの作詞作曲作品。達郎さんが一人多重リズム・セクションでレコーディングをしている。

・プレゼント
3月9日発売のシングル「愛してるって言えなくたって」の初回盤に封入したハガキで応募するとアナログ盤をプレゼントするという企画があった。ようやくアナログ盤が完成したのでこの番組で20名に抽選でプレゼント。12インチの重量盤でカップリングは「高気圧ガール」。

・硝子の少年
1997年にkinki kidsに提供した「硝子の少年」の山下達郎ヴァージョン。ホーム・レコーディンクで仮歌なのだとか。
「私が歌うにはキーをもう少し高く設定しないと。切迫感がイマイチ」と達郎さん。

・駅
まりやさんの1987年のアルバム『リクエスト』に収録。
「竹内まりやの雨の歌はこれが代表作かなという気がします」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
06月26日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
http://www.smile-co.co.jp/tats/
コメント (2)
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