Motoharu Radio Show #047

2010年06月23日 | Motoharu Radio Show

2010/06/22 OnAir - Extra Week
01.Paul Simon:Learn How to Fall
02.Joe Jackson:Home Town
03.Elizabeth & The Catapult:Rainiest Day of Summer
04.佐野元春:恵みの雨
05.Milton Nascimento:Bridges (Travessia)
06.The Kinks:Victoria
07.Boz Scaggs:What Can I Say
08.Culture Club:Time (Clock of the Heart)
09.Curtis Mayfield:You're So Good to Me
10.Harry Nilsson:Lullaby In Ragtime
11.Paul McCartney:Let It Be (Live at CitiField, NYC)
12.Brian Wilson:Good Vibrations
13.Brian Wilson & Paul McCartney:A Friend Like You
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■内容の一部を抜粋
・Learn How to Fall
ポール・サイモンが「生きることを知れば飛ぶことができる」と意味深なことを歌っている。リクエストしたリスナーによると、ジャック・ニコルソンとダイアン・キートンが主演した映画『恋愛適齢期』の中で流れていた曲だそうだ。

・Home Town
元春は一度、ジョー・ジャクソンをニューヨークのレコーディング・スタジオで見かけたという。背が高くて神経質そうな人だったとか。スタジオの設備を見に来ていたようで、しきりと機材をチェックしていたそうだ。「このスタジオどうだ?」と訊いてきたので元春は「そんなに悪くないよ」と答えたという。それ以来なんとなくジョー・ジャクソンに親近感を持ってるとか。

・Rainiest Day of Summer
「とてもニューヨークを感じるグループ。番組3PICKS!でも取り上げましたエリザベス&カタパルト。雨降る街を眺めながらメランコリックになってます」と元春。

・恵みの雨
リスナーからのリクエストで雨にまつわる曲。
2004年のアルバム『The Sun』収録曲。

・Bridges (Travessia)
「ブラジル出身の偉大なソングライターといえば僕はこの人をあげます。ミルトン・ナシメント」と元春。

・特集「双子座生まれのミュージシャン」
今夜番組後半の特集は「双子座生まれのミュージシャン」。調べたところとにかく個性的なアーティストが揃っている。ボブ・ディラン、ポール・ウェラー、レニー・クラヴィッツ、カーティス・メイフィールド、プリンス、ボズ・スキャッグス、ボーイ・ジョージ、ハリー・ニルソン、そしてレイ・デイヴィス。
「なんなんでしょうか。僕は特に占星術に詳しいわけじゃないんですが、双子座生まれのミュージシャン、こうして見てみると、よく言えば個性的。言い方を変えればエキセントリック。そんなアーティストが集まっています。静かに自分のアートを追及するというより、人を扇動するようなタイプですね。ディラン、レニー・クラヴィッツ、プリンスあたりはその典型と言えるんじゃないかと思うんですがどうでしょうか」と元春。

・Victoria
レイ・デイヴィスのレコード。キンクスの名曲。
「バンドのリーダー、レイ・デイヴィス。ちょっと悪さの入ったブリティッシュ・ジェントルマンといった印象です。彼は三回結婚しているんですが、そのうちの一人がプリテンダーズのクリッシー・ハインドです。僕も一度イギリス、レイ・デイヴィスの地元でキンクスのライヴを観たことがあるんですが、長年のファンと一体となった素晴らしいライヴでした」と元春。

・直島
瀬戸内海の直島に旅行して地元の美術館に行ったリスナーからのコメントを読んで。
「あぁ、そうですね。瀬戸内海の直島。僕も一度行ってみたいと思っているところです。島全体が現代美術の展地場となってるという、とてもユニークな場所ですよね。そうしたアートがそれとは全く関係ない地元の住民の人にどう理解されて受け入れられているのか、そんなことにとても興味があります。是非時間を見つけていってみたいと思います」と元春。

・Lullaby In Ragtime
ハリー・ニルソンがゴードン・ジェンキンス楽団をバックに歌っている。

・ポール・マッカートニーとブライアン・ウィルソン
「双子座にはよく天才肌のアーティストが多いと言われています。確かにこの二人が並んだらその通りだと思います。ブライアン・ウィルソンとポール・マッカートニー。ポール・マッカートニーが1942年6月18日生まれ。ブライアン・ウィルソンが同じ年1942年6月20日生まれ。たった二日違いでポップ・ミュージックの世界を変えた二人が生まれている。この事実はすごいことですよね。何度も言うようですが、僕は何座がどうしたかという、いわゆる占星術というものにはあまり関心がないんですが、このポップ音楽界の偉大な天才二人がたった二日違いで生まれているという事実。星の動きと人の運命。何か関係があると言われたら、そうかもしれないそう思ってしまいそうです。ここで最近行われた彼ら二人のライヴを聴いてみたいと思います。まずはポール・マッカートニー。2009年7月にニューヨークの野球場で行われたライヴから曲はLet It Be。そしてブライアン・ウィルソン。2000年6月、ロサンジェルスのライヴハウスで行われたライヴから曲はGood Vibrations。2曲続きます」と元春。

・A Friend Like You
「あの革命的なビートルズの『SGT. PEPPER'S』。これはその直前にリリースされたビーチボーイズのアルバム『PET SOUNDS』に影響されて作ったとそんなことをポール・マッカートニーが語っています。現在二人はよい友達同士だということ。誕生日が二日違いでそれぞれビートルズ、ビーチボーイズという伝説のバンドでベースを弾いていた二人。そのメロディの天才二人が長い年月を経てようやく実現したレコードがあります。ブライアン・ウィルソンのソロ・アルバム『GETTING IT OVER MY HEAD』からブライアンがポールに捧げて作り、そしてポールがその曲にヴォーカルでコーラスに参加しています。曲はA Friend Like You。今夜はこの曲を聴いてお別れです」と元春。

・番組ウェブサイトとツイッター
「番組では専用のウェブサイト、そしてトゥイッターを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
7月6日(火)
コメント
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