SITEDOIに『Number PLUS 完全保存版 野茂英雄 1990-2008』をアップしました。
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部屋を片付けていたら何年も前のエスクァイア誌日本版がでてきた。2004年の9月号だ。表紙の見出しに[新連載 村上春樹 × 和田誠『村上ソングズ』]と書いてあった。おおっ。これが目当てで買ったのだった。ちなみに『村上ソングズ』は昨年末単行本となり発売されている。
記念すべき村上春樹 × 和田誠『村上ソングズ』の第一回は「よそには行かないで」で、紹介されてるCDはジョニ・ミッチェルの『Both Sides Now』(2000年)。もう今となっては全く読んだ記憶がない。単行本のほうに収録されてたのか、それさえわからず確かめてみた。すると...。
村上春樹は単行本になるとき加筆・修正するとは聞いてはいたが、かなり手が加えられていた。誤解を招くような表現が改められ、三割増しぐらいにボリュウム・アップされていた。いやぁ驚いたなぁ。
村上春樹といえば、先日、歯の三ヶ月検診に行ったときのこと。待合室に置いてあった週刊朝日の表紙にジョン・レノンの見出しがあったので手に取ったところ、筑紫哲也の写真が掲載された巻頭特集の記事に目が釘付けとなった。それはアーカイヴから振り返る追悼特集で、今年亡くなった人たちの写真が掲載されていた。若かりし日の筑紫哲也の隣にいたのが村上春樹だった。村上春樹に取材する筑紫哲也の姿というクレジット以外、データはなかったが、おそらく1980年代前半だろうと思われる。当時の村上春樹は雰囲気が暗くて(笑)、とんがってたんだなぁ、という印象が残った。
ジョン・レノンの記事のほうは、いわゆる「失われた週末」の頃にメイ・パンによって撮影されたプライヴェート写真がまとめられて『Instamatic Karma』という本になり、そのメイ・パンのインタビュー記事だった。ちなみに「失われた週末」とは1973年から約1年半、ヨーコと別居したジョンがロサンゼルスで過ごした日々のこと。