■伝説のスーパースター列伝
NHK-FM 2007年1月5日 21時10分 - 23時
DJ 萩原健太
GUEST 渡辺友紀
Playlist
☆オープニング・テーマ
「ジェシカ」(オールマン・ブラザーズ・バンド)
・ビリー・ジョエル
1974/2/5 アメリカ・シカゴ WFM(ラジオ番組)で収録
「サムホエア・アロング・ザ・ライン」(3分07秒)
「ザ・バラッド・オブ・ビリー・ザ・キッド」(5分36秒)
「ピアノ・マン」(5分39秒)
・サンタナ
1971 ドイツで収録
「ブラック・マジック・ウーマン」(5分12秒)
「ジンゴー」(5分20秒)
・クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング
1999 アメリカ・ニューヨークで収録
「アワ・ハウス」(3分21秒)
「オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート」(3分20秒)
☆ゲスト・コーナー(渡辺友紀)
・マドンナ
1982/12/3 アメリカ・ボストンのクラブ メトロで収録
「ホリデイ」(7分33秒)
・ポリス
1979/11 オランダで収録
「ロクサーヌ」(6分19秒)
☆ジングル
タワー・オブ・パワー
「ユーアー・スティル・ア・ヤング・マン」(0分30秒)
・ヴァン・モリソン
1978 ベルギーで収録
「ウエイブレングス」(5分40秒)
「ブラウン・アイド・ガール」(5分03秒)
・ジャニス・ジョプリン
1969/3 スウェーデンで収録
「ピース・オブ・マイ・ハート」(3分37秒)
「サマー・タイム」(4分50秒)
「レイズ・ユア・ハンド」(2分00秒)
「ワーク・ミー、ロード」(7分12秒)
・タワー・オブ・パワー
1976 アメリカ・シカゴで収録
「ホワット・イズ・ヒップ」(5分15秒)
・エンディング・テーマ
オールマン・ブラザーズ・バンド
「ジェシカ」(1分00秒)
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■内容の一部抜粋
1960年代から1980年代にかけて洋楽アーティストのレア音源を集めて、萩原健太のDJのもとで1時間50分に渡り放送された。その二回目。
・オールマン・ブラザーズ・バンド
この番組のオープニング・テーマとエンディング・テーマはオールマン・ブラザーズ・バンドの「ジェシカ」(画像は「ジェシカ」が収録されているアルバム『Brothers & Sisters』)。
・渡辺友紀
ゲストの渡辺友紀さんはニューヨーク在住の音楽プロデューサー。この番組でかける音源の権利をクリアしてもってきたという。
・マドンナ
1977年にニューヨークの大学に入ったという渡辺友紀さん。第二期ダンステリア(ディスコ)のプロデューサーをしていたという。そこに売り込みに来たのがマドンナ。「クラブ・ニューヨーク」というイベントをフェンウェイパーク・スタジアムの近くのメトロというクラブで開催した時、マドンナに出てもらったという。その時の音源が今回かけた「ホリデー」だった。
・ポリス
渡辺友紀さんはA&Mに「ロクサーヌ」を売り込みに来た時に会ったという。当時のライヴでは受けると「ロクサーヌ」ばかり何度も演奏したのだとか(笑)。健太さんが見た日本公演でも3回「ロクサーヌ」を演奏したそうだ。
・ヴァン・モリソン
来日が実現していない最後の大物スーパスター。「嫌われてるんでしょうか、我々は(笑)」と健太さん。
・ピース・オブ・マイ・ハート
「ピース・オブ・マイ・ハート」はアレサ・フランクリンの姉アーマ・フランクリンのレパートリー。アーマ・フランクリンのプロデュースを手掛けていたのがジョン・サイモン。そのジョン・サイモンがジャニス・ジョップリンのプロデュースもしていたので、その流れでこの曲がジャニスのもとにながれついた。バート・バーンズとジェリー・ラガヴォイのソング・ライター・チームが書いた。
・レイズ・ユア・ハンド
「レイズ・ユア・ハンド」はディープなソウル・シンガーのエディー・フロイドのヒット曲のカヴァー。ジャニス・ジョップリンのスタジオ録音盤には収録されておらず、残っているのはライヴ・ヴァージョンのみ。
・ジャニス・ジョップリン
ジミ・ヘンドリックスとかジム・モリソンとかと同じ時期に亡くなってしまったので、ロック的な視点での再評価が多いけれど、ブルー・アイド・ソウル・シンガーとしてソウル的な面から再評価してもいいんじゃないか、ホーン・セクション入りのライヴ・テイクを聴いてるとそう思う、と健太さん。
・ボーナス・トラック
昨夜のエンディングでかけたタワー・オブ・パワーがフェイドアウトだったので、健太さんが残念に思っていたら、それを知ったスタッフが気を利かせて、ボーナス・トラックとしてもう1曲かけてよい、と言ってくれたそうだ。