Sunday Songbook Playlist

2006年06月18日 | Sunday Song Book

<06月18日プレイリスト>
[スポーツネタで棚からひとつかみ邦楽編]
踊ろよ、フィッシュ/山下達郎 "僕の中の少年" '87
野球小僧/灰田勝彦 '51
チアガール/エポ "GOODIES" '80
テニス/仲井戸麗市 "PRESENT 2" '96
バスケットボール/岡村靖幸 "靖幸" '89
悲惨な戦い/なぎらけんいち "葛飾にバッタを見た" '73
ビッグ・ウェイヴのテーマ(LIVE)/山下達郎
"1985/02/25 神奈川県民ホール" '94
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■内容の一部を抜粋
・竹内まりやのニュー・アルバム
先週から今週にかけてニュー・シングルのミックスダウンならびにマスタリング。今週は2,3日休んで、一息ついてまた次のレコーディングに向かう予定とのこと。

・ワールド・カップ
日本は予選リーグの初戦でオーストラリアと対戦し1-3で負けた。
「スポーツはですね、勝負は時の運といいましょうか、いろいろなファクターがございますので、またこの次のクロアチア、ブラジル、がんばっていただきたいと思います」とタツローさん。
JFNでは今、「もしブラジルに勝ったら」という便乗番組編成をやっている。番組のディレクター長崎さんから「ブラジルに勝ったら演歌特集をやりませんか」と持ちかけられたんだそうです。「本当に勝ったら演歌特集をやってみましょう、ということにしておきます」とタツローさん。

・スポーツ・ネタで棚からひとつかみ・邦楽編
「ワールド・カップ」絡みの特集をやれと局からお達しがあり、「このスポーツに何の関係もない山下達郎にワールド・カップでなんかやれって、それはあんまりにご無体な要望でございまして」とタツローさんは仰ってましたが、先週は洋楽100%でサッカー・ネタの番組を放送しました。今週は邦楽編の予定だったが、サッカー・ネタ100%は無理なので、スポーツ・ネタで「棚からひとつかみ」。

・踊ろよ、フィッシュ
スポーツ音痴なのでスポーツの歌がないというタツローさんにリスナーから、「『踊ろよ、フィッシュ』はダイビングの歌なのでスポーツの歌になる」と助け舟。

・野球小僧
オールディーズの番組なので最初はオールディーズ然とした曲から。佐伯孝夫さんの歌詞がいい、グッとくるとタツローさん。灰田勝彦さんはハワイ生まれの日本人。お父さんがハワイで亡くなられてしまったので、日本に帰ってきて、そこから歌手の道を歩んだ。日本にハワイアンを導入した始祖の歌手。

・チアガール
エポさんは日本女子体育大学出身のスポーツ・ギャル。スポーツの歌が多い。歌良し、曲良し、詞良し。アメリカ・レコーディング。

・コンサート中にケイタイが着信
ある日の大阪フェスティバルホールでの出来事。タツローさんのコンサートで「Paper Doll」の間奏前の長いブレイク、最も緊張が高まる場面でケイタイが「ピ、ピ、ピ」と鳴ったそうだ。たまたまスタッフがその側にいて見ていたら、「ピ、ピ、ピ」と鳴った瞬間に、周りのお客さんがその着信したお客さんをバッと睨みつけて、全員で「殺すぞ、コラッ(巻き舌)」とそうやってゆったんだとか。「私のお客らしいアクションだった」(タツローさん)という話。

・テニス
ワールドカップと同じ時期にフレンチ・オープン(テニス)をやっているが話題にされず可哀想だとタツローさん。竹内まりやさんがテニスをやるのでテニスを見ているそうだ。

・モニター
シュガーベイブの頃はライヴでモニターはなかった。今はP.A.が発達して、モニターは「ころがし」といって足元にスピーカーがあったのが、今はイヤホーンになって、シリコンで耳の穴の形を取って自分専用のイヤホーンを作って聴くような便利な世界になったという。
「昔はモニターがなかったので自分の喉の絞まり具合でピッチを確認する。だから今でもモニターがなくてもできる。鍛え方が違うので、どんな状況でもできる」とタツローさん。

・バスケットボール
岡村靖幸の「バスケットボール」はタイトルは「バスケットボール」だが、バスケのことは何も歌われていない。一種のメタファーで「バスケットボール」が何を意味するかは岡村靖幸さんだからあまり口で言えないようなことだと思うとのこと。
「岡村靖幸さんとは知り合いではないが、一回、S.E.のCDを貸してあげたら、すごく丁寧に菓子折りとお手紙をいただきました。ものすごく礼儀正しい人でありました」とタツローさん。

・NHK-FMがなくなる?
竹中(平蔵)総務相の私的な懇談会「通信放送の在り方に関する懇談会」の答申が出た。

[FM ラジオ放送については、民間のFM 放送や音楽配信サービスが普及している現状では、多彩な音楽番組の提供という公共放送としての役割は既に終えたものと考えられる。従って、これらの放送については、必要な周知等の措置を十分に行った上で、2011 年までに停波の上、速やかに民間への開放等の措置を取り、視聴者が多様な放送を享受できるようにすべきである。]

リスナーからのフィードバックを紹介し、タツローさんもNHK-FMがなくなることへの反対意見を述べた。

・悲惨な戦い
「最近相撲がおもしろくなくなってきて、あれだけ好きだったのに見なくなっちゃって(笑)」とタツローさん。かつては力士の名前が実名だったため相撲協会に配慮して自主規制し放送禁止だった。深夜放送でさんざんかかったという話も。なぎらけんいちさんはギターが上手いとタツローさん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
06月25日は、「変動性(^^;)棚からひとつかみ」
コメント (1)
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