Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

12月9~20日 煙まみれのフランクフルト。

2007-01-11 08:16:45 | 旅行
サンフランシスコ発フランクフルト経由でスペイン北岸の町ビルバオ(Bilbao)に向かう。
私にとってははじめてのスペイン。スペインと言っても北部と南部では気候も違えばその文化も全く違う。スペインと聞くとすぐ「闘牛とフラメンコ」をイメージしてしまいがちだけれど、フラメンコはあくまでも南部の文化、北の人にはあまりぴんとこないらしい。Pちゃんによれば「日本といえば阿波踊り」といっているようなものらしい。なるほど。

約11時間のフライトの後、ドイツ・フランクフルトに到着。そこで2時間ほどの乗り継ぎ時間をつぶして最終地のビルバオに向かう予定だ。
Pちゃんがドイツに降り立つのは約3年ぶり。国籍上はドイツ人とはいえドイツにあまりいい思い出のない彼は、この国に何の郷愁も抱かないらしい。むしろ、禁煙化に逆行するヨーロッパ唯一の“憎き喫煙王国”に怒りを隠せない。サッカーワールドカップのときもFIFAの要請を断りスタジアムを禁煙にしなかった唯一の国、これもタバコインダストリーと政府の蜜月関係に原因があるらしい。
フランクフルト空港に降り立った瞬間に感じたのはこの私にもわかる「タバコくささ」。国際空港がこんなにタバコくさくていいのか!喫煙コーナー以外でも吸いまくる喫煙者。こんな風景しばらく見たこともない。日本でもまだまし。逃げ場のないロビー内をうろうろするPちゃんを横目に、私はロビーの椅子でストレスでふて寝。




午後4時半、乗り継ぎを経て無事ビルバオ空港に到着。Pちゃんママが熱烈出迎え。1年ぶりの再会だ。
このあと近所に住むPちゃんママの妹、マリベールおばちゃんと今回初めてお目にかかるイニョキおじさんのおうちへ。今晩はここでご厄介になる予定。残念にも、仕事先のグァテマラから同じタイミングで帰省する予定だったいとこのネカネちゃんが濃霧のロンドンで足止めになってしまって会えなかった。
さっそくイベリコ(豚)ハムやチョリソー、チーズをつまみにビールを飲み一息。まるで本当の実家に帰ったようにくつろぎまくる。Pちゃんの親戚はみな陽気で楽しく、イージーゴーイング。私をカンペキに本当の家族の一員として扱ってくれるのでこちらも到着したその瞬間から超リラックスできた。ドイツ人の家族だったらもっと気難しかったかも・・?

  
さっそく一杯!          ママ(左)とマリベールおばちゃん  スペインの食卓はいつもこれ。

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