まさかここまでコロナが長引くとは思っていなかった、2022年の幕開け。
2019年年末に非常勤で始めた英語教師も、12月のコロナ国内感染が(そのときはまだ「ダイヤモンドプリンセス号」がどうのこうの・・という状態だった)、1月~2月と急増して3月には強制終了。
あの時教えていた子供たちが、中学2年、3年とほぼほぼリモート授業となりこの3月には卒業してしまうのかと思うと、なんだか悲しい。
こんな中学生活ってある❓
彼らにはこれを乗り越えて、大きく世界に羽ばたいていってほしいと願うばかり。
私の今年の抱負は、海外進出。といっても、またシカゴに何らかの形で帰りたい、というささやかな願いだけれど。
コロナのおかげで一つだけいいことをあげると、2019年の3月に始めた義太夫のお稽古に全集中できたこと。
もちろんお稽古もマスクを余儀なくされ、公演の数も激減してしまったのだけれど、そのぶんゆっくりと今目の前にある外題に集中することができたし、他の方が嫌がった舞台にも出させていただくことができて場数を踏むことができた。
今年はこの経験を糧にして、海外公演に行けたらいいな、とひそかに野望を膨らませている私。
花の命は短くて。
昨年は、大切な人を急な病で次々と亡くし、年齢を重ねていくということはこういう悲しみがこれから次第に増えていくことなのだとも実感した。
だからこそ、散っていった命のぶんまで精一杯生きよう、と思う。
そして来年のお正月もまた、家族そろって新年を迎えられますように。