Life in America ~JAPAN編

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ワールドカップ2014ファイナルを祝う!

2014-07-14 18:22:10 | アメリカ生活雑感
日本が早々に一次リーグ敗退して、気分的にも全く盛り上がらずにいた今回のワールドカップ。
それでもさすがにベスト8あたりから世界レベルの戦いを見るのが面白くて、ほぼ毎日のように昼になるとTV観戦をしていた。

そしてついに迎えたファイナル。
ブラジルを完膚無きまでに叩き潰してその圧倒的な強さ&チーム力を見せつけたドイツがついに頂点まであと一歩と迫ったとあり、さすがのPちゃんもちょっとうきうき。
彼は普段からま~ったくスポーツごとに関心がなく、特にワールドカップのような「国と国との激戦」が嫌いなのだけれど、私があんまり大騒ぎするので一緒に見るようになりちょっと興味を持ち始めたらしい。
実は彼も子供の頃はちょっとサッカーをやっていたときがあったという(信じられん)。


というわけで、せっかくファイナルを見るんだったら、怖いもの見たさでジャーマンタウンにでも行ってみようと計画をたてた。
つい先日、下見を済ませていたシカゴ北部のジャーマン・タウン(リンカーン・スクエアー)。
ここは今でもドイツからの移民が多く暮らしていることで知られ、ドイツのグロッサリーストアやBar、レストランなどが立ち並んでいる。
その中のBar、「Carola's Hansa Clipper」へ行ってみた。

店に入った時にはすでに試合は始まっていた。
入り口は超満員でとても中に入れそうな雰囲気ではなかったものの、思い切って店内奥に侵入、壁にへばりついて店の大型テレビを見ていたら、「こっちのほうがよく見えるよ」といってお兄さんがカウンター椅子すぐ後ろの立見席を譲ってくれた。
アメリカってこういうときの譲り合いの精神が徹底しているよなー。
おかげで立ちっぱなしだったけれど、ストレスなく観戦できて楽しかった。









息詰まる熱戦に、食い入るようにテレビを見つめる


試合はどちらも譲らぬ白熱のゲーム。2回目の延長でアルゼンチンのちょっとした隙をついたドイツ、FWのマリオ・ゲッツェがゴールを決めた瞬間、店の中に怒涛のような拍手と雄叫びが響き渡った。





そして、終了のホィッスルと共にまた湧き上がる歓声。

Pちゃんもこの時ばかりはジャーマンフラッグを振り回して楽しそう。
やっぱりスポーツ観戦は大勢で見るのが一番。



店の外も「にわかドイツ人」で大騒ぎ。
クラクションを鳴らしながら車が通り過ぎていた







表彰式でもまた盛り上がる


★おまけ

このあとシカゴ市内のイベントを見に行った私たち。
そこでしょんぼり歩いているアルゼンチンのユニフォームを着たサポーターと思しき人たちがいたのだが、Pちゃん、ドイツの小旗を手によせばいいのに何やら声をかけている。



あーもう、こういうところがあかんねんなー、この人。


なんて声かけたの?と聞いたら
「今日はドイツが勝ったけど、どちらが勝ってもおかしくないいいゲームだった。気を落とさずに。アルゼンチンはいいチームだ」だって。。。
いやぁ、わかるけど負けた側にとって、ききたくない慰めもあるのよ、キミ。
スポーツで真剣勝負をしたことのないPちゃんは、この辺りの感覚がどうしても鈍い・・・。


嫌がらせか!?







 

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