Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

12月28日 今日もサンタンデールぶらぶら

2007-01-17 11:47:47 | 旅行
Pちゃんとふたりで、またサンタンデールにぶらぶら散策に出かける。
家にいてもすることがないし、かえって何かと気を遣わせてしまう。そのうえ、ママはオトコどもが散歩に出かけた後ひとりでのんびりするのが好きなのを知っていた。オンナとはそういうもの。家に主婦はふたりいらないのだ。


今日のハイライトはたまたま見つけたマーケット。ここの魚の新鮮さに驚く。徳島も真っ青だ。

 
きらきら青光りするサーディン。おばちゃんはここでも威勢がいい


もちろん、肉コーナーも充実。イベリコだらけ


マーケットの前には泥棒市。おばちゃんの熱気むんむん


午後2時になると、いっせいにシエスタ(昼寝タイム)になり街から人気がなくなる。
まったく、だから夜中過ぎても元気なんだな、スペイン人。


「John Lemon(ジョン・レモン)」という名のBAR


沈む夕陽を眺めながら、海辺を散歩する地元の人たちに混じって私たちものんびり。

12月27日 Santander(サンタンデール)

2007-01-17 03:10:43 | 旅行
ノハはあマリにも何もないところなので、ここから車で30分、隣町のSantander(サンタンデール)にみんなで遊びに行くことに。
ヨットハーバーが広がる、ふるいヨーロッパの小さな街という風情の美しい街だ。


大西洋をのぞむ展望台で


やはりどこにいっても超立派な教会が聳え立つ。




私たちへのクリスマスプレゼントはなんと「現金」だったので、Pちゃんは念願だったジャケットを2着購入。
スペインのこのセンスはアメリカではまず見当たらない
街行く人々もみんなスレンダーで着こなし抜群、格好いい。
私は一応、今日はブーツを下見。


独裁者、フランコの銅像。
独裁者でありながら、フランコ人気はスペインでは高い。
地元でもこの像には反対者が多いらしい。

帰宅、夕食後、カウチに座ってだらだらといつもの雑談タイムにはいる。
Pちゃんパパが日本の社会システムやジェネレーションギャップなどについて細かに聞いてきた(もちろんドイツ語)。パパの質問と私の返事をPちゃんがいちいち通訳して話すというしくみ。
カウチのこちら側に座っていた私と向こう側のPちゃんとがしゃべるたびに、その間を他の3人がピンポンのように首をぶんぶんと振って同じ方向に向くのがなんとも滑稽で、ふたりでオオウケ。
個人的に受けたのは、パパが日本の保険制度について聞いてきたときだった。「SHOKOは生命保険に入っているか」という質問に「もちろん」と答えたら、そのままPちゃんとママがふたりしてパパを激しく糾弾(?)するようなカタチになり、二度と質問が回ってこなかった。どうやら生命保険に入ろうとせずいまだに未加入のパパを、ふたりが詰めているようだった。あの~、こっちは会話の途中なんですけど。
マニエルに「ねぇねぇ、何白熱してんの?」と聞くと、私の持ってきた和独電子辞書に「Lebensversicherung(生命保険)」と書き込んで「お金と宗教(の話題)は一番難しい」と、片言の英語でボソリ。それにはひとりでバカ受け。
仕方ないのでマニエルとふたりで飲むことにした。
こうやって、白熱すると人を待たせていることすら忘れてしまうのが、いかにも外国的という気がして興味深かった。それにしても、一方的にやられまくっているパパがちょっと気の毒だった。