土佐史談 207号に「土佐切支丹外史 マグラナダ・キオタ考」という論考が掲載されていることを知り、日本の古本屋から購入した。
これは以前触れたことが有る、清田鎮乗の娘で寛永四年殉教した「マグレナダ清田」に触れている。
なぜ土佐史談会がこれを取り上げているかは、豊後の大友宗麟の娘が土佐の一條兼定に嫁いでいるからである。
著者「あべこうきち氏」は外山幹夫著「大友宗麟」(吉川弘文館編)に書かれている内容について疑義を呈しておられる。
外山氏は一條兼定に嫁いだをこの「マグレナダ清田」に比定されているようだ。
この一條兼定に嫁いだ大友宗麟・娘ジェスタは一條家から逃げ帰り、後大友家一族の清田鎮忠に再嫁している。
外山氏はレオン・パジェスの「日本切支丹宗門史」を引用しているとされるが、ならばこれを読まずしていろいろ物を言っても仕方なかろ
うと、急きょこちらも日本の古本屋さんに手配をした。一両日待たねばならない。
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