今回(12日19:30~20:15)の「100カメ」は大河ドラマ「光る君へ」の撮影現場の臨場感あふれるセットや、「曲水の宴」撮影の苦労など、大河ドラマ撮影現場の生き生きとしたさまを見せてもらい、ドラマとは違うドラマを見たという感じをもった。
主演の吉高由里子さんは左利きだと聞いていたが、練習を重ね右手で自前の見事な筆さばきで大いに感心されられた。
今回に限った事ではないが、いわゆるお笑いの世界の人たちが見事な演技をしておられるのも、驚きである。
才能あふれる俳優や現場の人たちが、和気あいあいと平安の息遣いを作り上げていく活気あふれる世界を見た。
こんなものを見ると、ますます「光る君へ」は見逃せなくなる。
この番組の他、私の大好きな番組では「50ボイス」とか、「病院ラジオ」「ファミリーヒストリー」とかは見逃さないように注意しているし、「新日本風土記」も大好きでテーマ曲・朝崎郁恵さんの「あはがり」が流れると気持ちが洗われるような気がする。
AIの技術をして古文書を読ませようという試みは、中々完全なものには至らずに来ていたが、地元熊本大学の永青文庫研究センターと印刷大手のTOPPANが開発した技術が注目されている。
このことは新聞各社も報じていたが、少々古い記事だが2024年08月23日の、NHK熊本放送局のNHK熊本WEB特集 クマガジンが、「古文書の“くずし字” AIで解読に挑む!」として報じている。
熊本大学の史料288万枚の内の5万枚を読み解いて、精度はまだ80%だとしているが、キーワードによる検索機能が大いに実力を発揮しているらしい。
研究者の先生方にとっては、精度の向上もさることながらこの「検索機能」の充実は大いなる進展であろう。
いつの日かこれが市井の古文書愛好家にも、使わせていただける日が近いことを期待したい。